️犬と一緒に車中泊♪
人見知りな犬、リーズナブルに旅行を楽しみたい飼い主におすすめなのが「車中泊」です。
車を長時間駐車できるスペースさえ見つけられれば、予定に縛られず、マイペースなプランで自由に行動できるのが車中泊の魅力です。
宿泊先の心配がなく、犬とのアウトドアを存分に満喫できるため、コロナ禍をきっかけとして、需要が増えてきています。
️車中泊で活用したい「暑さ対策グッズ」
1.サーキュレーター
車内に熱気がこもっているときは、窓を開けるだけではなくて「サーキュレーター」で空気を循環させましょう。車内の空気が早く入れ替わります。涼しい時期に窓を閉めて車内で過ごす時にも、サーキュレーターで空気がよどむのを防いだり扇風機代わりに使うことができます。サーキュレーターは、虫の侵入を防ぐために窓を開けずに空気を循環させることができるグッズです。
2.サンシェード
直射日光を遮って車内や犬を熱から守ってくれる「サンシェード」。
サンシェードを設置すると、外から他人に覗かれる心配が軽減されるため、飼い主のプライバシーが守られる点もメリットと言えます。
3.涼感・冷感ドライブシート
座席にとりつけて使う「涼感・冷感ドライブシート」は、熱くなった座席に直接触れるよりも体が熱くなるのを防いでくれるでしょう。犬には、ペット用の冷却シートやマットを使ってもいいかもしれませんね。
4.クールタオル
被毛で体表が覆われている犬では、人がクールタオルに触って感じる冷たさは感じにくいでしょうが、クールタオルが体周囲の熱を奪ってくれることで涼しくなる効果はあると考えられます。
効果的に使うためには、大きめのものを用意すると良いでしょう。
️注意点:犬の車内放置は厳禁!
真夏の炎天下において、車内の温度は数分で急激に上昇します。犬はパンティングでしか体温調節することができず、高温の車内に閉じ込められていてはいくらパンティングしても体温を下げることはできません。たとえ短時間であっても、犬を車内に放置することは犬の命に関わります。
実際、車での犬の熱中症事故は後を絶たず、回復後に後遺症が残ってしまったり、重症の熱中症によって死亡するケースが発生しています。
尚、夏以外でも、季節を問わず、犬の車内放置は非常に危険です。春先や秋でも、気温が高くなって熱中症リスクが高い日はあります。また、エンジンをかけた状態で車を離れることは違法ですので、エアコンをかけて犬を車に置いていってもいけません。
そもそも、犬を車に置き去りにすることは予期せぬ事故が起こる原因となりかねないので、絶対にやめましょう。車に取り残された犬が、不安により呼吸が荒くなったり吠え続けたりすると、犬の体温も車内の温度も想像以上に上がります。少しの油断が事故に繋がることを認識し、正しい行動をとりましょう。
️まとめ
犬との車中泊は、慣れてコツと自分たちのペースさえ掴んでしまえば、ストレスフリーで楽しめると思います。貴重な経験が思い出として残り、有意義な時間を過ごせることも確かだと思います。
車内が暑くなる時期には暑さ対策グッズを揃え、車内環境を整えたら、犬を連れてアウトドアにでかけてみてはいかがでしょうか。ただし、飼い主も犬も食料品の買い物や散歩などで外に出る必要はありますし、夜間の就寝時にはエンジンを停止するのが車中泊のマナーであることなどを考えると、犬と一緒に車中泊ででかけられる時期は限られます。ぜひ、気候の良い時期のおでかけを余裕を持って計画してくださいね。