絶対NGな犬のウンチの処理方法3選
犬のウンチには絶対にNGな処理方法があります。この機会に、自分の処理方法が間違っていないか、ぜひ確かめてみてください。
1.自宅で燃やす
昔は多くの家庭で行われていたのが、犬のウンチを庭で燃やす処理方法です。しかし、現在では廃棄物処理法によって、許可された焼却施設以外でゴミを燃やすこと(野焼き)は禁じられています。
自宅で犬のウンチを燃やすのはやめておきましょう。
2.埋める
犬のウンチを土に埋めることもやってはいけません。犬のウンチを埋めてはいけない理由は次のとおりです。
- 分解に時間がかかる
- 掘り返される可能性がある
- 寄生虫が人に感染する
犬のウンチは分解するのに時間がかかってしまい、悪臭を放つ可能性があります。不衛生ですし、見えないとはいえ生活している場所に犬のウンチがたくさん埋まっていると考えると、良い気分ではありませんよね。
また、散歩の途中で排泄した便を近場の地面に埋めることも問題です。臭いが気になり他の犬などが掘り返す恐れもあります。子どもの遊び場所であれば、たまたま掘り返して触ってしまう恐れも考えられます。犬のウンチには寄生虫がいることもあるので、触った人が感染してしまうリスクもあるのです。
処理をしない限り便は肥料にはなりません。昔は埋めてしまう人も多かったようですが、絶対に埋めてはいけません。
3.道に放置する
多くの自治体が頭を悩ませているのが、犬のウンチが道に放置されている問題です。マナーの悪い飼い主が、散歩のときに犬のウンチを拾わずに放置してしまうことがあります。景観が悪くなりますし、自分の家の前にウンチが放置されていたら不快になってしまいますよね。
また、拾い食い癖のある犬が、散歩中に放置されたウンチを誤って食べてしまうこともあります。もし食べたウンチに寄生虫がいれば、その犬は病気に感染してしまうでしょう。自分の犬がしたウンチを拾うことは当たり前のことです。犬のウンチを無責任に放置してはいけません。
犬のウンチの正しい処理方法とは?
では、犬のウンチはどうやって処理するのが正しいのでしょうか。
一般的に推奨されている処理方法は2通りあります。自治体によって推奨する方法は違いますので、お住まいの地域の処理方法を確認してくださいね。
燃えるゴミとして出す
犬のウンチは、燃えるゴミとして出すことができます。
このとき注意しなければいけないのは、ウンチの臭いです。ウンチを入れる袋を二重にしたり、消臭効果の高い成分が配合された袋に入れたり、工夫次第で臭いはかなり軽減されます。
トイレに流す
犬のウンチは、トイレットペーパーに包んで流してしまうのが、1番楽な処理方法といえるでしょう。
注意しなければいけないのは、犬が外でしたウンチです。外でしたウンチには、砂や小石などの異物がついている可能性があり、そのままトイレに流すと排水管がつまることがあります。室内犬であっても、髪の毛などが含まれている場合があるので、トイレに犬のウンチを流すときは異物に気をつけましょう。
まとめ
絶対にNGな犬のウンチの処理方法3選をご紹介しました。昔は多くの人がやっていた処理方法も、時代の流れでNGになっていることがありますので注意が必要です。
マナーの悪い飼い主が1人でもいると、犬を飼っている人全員の印象を悪くするかもしれません。犬の飼い主としてウンチの処理には責任をもち、正しい行動をとりましょう。