犬は気持ちをボディランゲージで伝えてくれる
犬は多くの感情を持つ生き物。飼い主さんに気持ちを伝えたい時は行動や仕草、表情などでしっかりと表現してくれています。長年一緒に暮らしている愛犬であれば、ほんの些細な仕草で気持ちを理解できる飼い主さんもいらっしゃるかと思います。
犬にとって信頼できる飼い主さんは仲間であり、母犬のような存在です。愛情をたっぷり注がれ大切に育てられた犬はもちろん飼い主さんのことが大好き！信頼している飼い主さんに対して様々な愛情表現をボディランゲージで見せてくれています。愛犬から愛情を感じる瞬間を確認していきましょう。
あるある♡愛犬からの愛情を感じる『5つの瞬間』
1.見つめてくる
ふと気がつくと愛犬からジーっと見つめられていたことはありませんか？犬が飼い主さんを見つめるのは「大好き」や「信頼している」の気持ちの表れです。「大好きだよ」の気持ちで飼い主さんを見つめる時は、表情は穏やかで目を細めていることが多いでしょう。中にはちょっと口角を上げて笑顔のような表情になる犬もいます。
犬は飼い主さんがどんな行動をするか気になってしかたがないので、起きている時は四六時中見つめている犬もいるかも…。
中には「つねに見られている…」と感じる飼い主さんもいるかもしれませんね。飼い主さんが愛情を感じる瞬間でもあると思いますが「何か楽しいことあるかな！？」と期待の気持ちを込めて見つめている時もあります。
2.そばで寝たがる
寝る時に飼い主さんのそばで寝たがる犬も多いはず。ひとりでグッスリ寝ている最中であっても、飼い主さんが座ると「今そっちに行くね」と言わんばかりに、わざわざ起き上がって移動してくっついて寝ることもあるようです。
ひとりで寝ていたくないという気持ちもあるのでしょうが「大好きな人にくっついていたい」という感情をひしひしと感じる瞬間ですよね。
犬が飼い主さんにくっついて寝るのは、大好きな人のそばにいることで安心感もあるよう。飼い主さんの体の一部にアゴを乗せて甘える犬も多いと思います。
3.いつでも一緒にいたがる
飼い主さんの行くところ、どこにでもついていくのも愛情表現のひとつ。トイレに行くにもお風呂に行くにもついてくる犬もいますよね。「ちょっと困るな」と感じる時もあるかもしれませんが、愛犬からの愛情を感じる瞬間でもあると思います。
この行動は飼い主さんへの深い愛情の表れでもありますが、不安や寂しさから後追いしている可能性もあります。日頃、極端に甘やかせてワガママになっていたりしませんか？問題行動がない犬で飼い主さんとの関係性も良好であれば献身的な愛情表現となります。
4.帰宅時に大喜び
飼い主さんの帰宅に大喜びして熱烈歓迎する犬はとても多いですよね。「自分が帰って来たことでここまで喜んでくれなんて！」と、飼い主さんまで嬉しい気持ちになったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん大好きな飼い主さんが帰ってきてくれて嬉しい！という気持ちが一番ですが「寂しかった」「不安だった」という気持ちの裏返しでもあります。また、興奮して大はしゃぎすると関節を痛めたり、周囲の物にぶつかってケガをしてしまう危険性もあるので注意してあげましょう。
5.顔や手を舐めてくる
飼い主さんの顔や手をペロペロと舐める犬も多いですよね。「お顔舐めさせて♡」と、おねだりするように見つめてくる犬もいるはず。飼い主さんとしては「この子は私のことが好きなんだな～」と感じる瞬間ではないでしょうか。
犬の愛情表現のひとつに相手の体を舐めるという行動があります。飼い主さんの顔や手を舐めるのは、もちろん「大好き！」という気持ちでいっぱいです。最上級の愛情表現が口元を舐めることなので、顔を舐めたがる犬が多いと思います。
これは野生時代の名残りで、子犬が母犬に食べ物をねだる時の行為。飼い主さんへの愛情表現ではありますが、愛犬に口を舐めてもらうと感染症の原因になりかねないので注意しましょう。
まとめ
愛犬からの愛情を感じる瞬間は飼い主さんとしても嬉しい気持ちになりますよね。毎日、何かしら愛情を感じる行動を見せてくれているのではないでしょうか。帰宅時に大喜びして興奮してしまうと、ケガに繋がる危険性があるので気をつけてあげましょう。
また、甘えるような行動は寂しさの裏返しである可能性もあるので日頃からコミュニケーションをたくさん取りましょうね。
