犬に関する雑学・知識4選
1.犬は「眠い」とき以外にもあくびをする
ストレスや緊張を感じる状況でもあくびをします。これは「カーミングシグナル」と呼ばれる犬の感情表現の一種。ストレスを感じたときに犬があくびをするのは、自分や相手を落ち着かせようとしているサインなのです。
たとえば、いたずらをした愛犬を叱っているときにあくびをしていたら、それは眠いわけではなく「怒っている飼い主さんに落ちついてほしい」と思っているのかもしれません。あくびをしているときは、ストレスや緊張を感じる原因がないかを確認してみてください。
2.犬は血液型が8種類ある
実は犬の血液型は8種類もあるのをご存知ですか?人間は「A型」「B型」「O型」「AB型」の4種類です。犬の血液型はDEA方式と呼ばれる分類で8種類に分けられます。DEAとは犬赤血球抗原(Dog Erythrocyte Antigens)の略称です。この犬赤血球抗原はDEA1.1、DEA1.2、DEA3などのように分類され、それぞれを持っているかを確認します。DEA1.1を持っていれば(+)、なければ(-)と表記します。
抗原の有無で血液型が変わるのですが、犬は複数の抗原を持つことができます。よって、犬の血液型は「DEA1.1型(-)とDEA3型(+)」という表現の仕方をされる場合もあります。
3.実は猫舌
犬は実はいわゆる「猫舌」で、熱い食べ物が苦手です。そもそも、人間以外の動物は猫舌であることが多いです。なぜなら、自然で生きてきたときに食べていたものは動物であり、その温度はその動物の体温。つまり、動物の体温以上のものを食べることがなかったからです。
よって、飼い主さんが手作りで温かい食事をあげたとしても、犬にとっては熱く感じてしまう可能性が高いです。喜んで食べたとしても、舌をやけどしてしまうこともあるので注意してくださいね。
4.添い寝の位置で飼い主との親密度が分かる
普段から愛犬と一緒に寝るという飼い主さんも多いのではないでしょうか。実は、『犬が寝る位置によって、飼い主をどう思っているのかが分かる』と言われています。
犬の添い寝の位置と飼い主との親密度の関係は以下のとおりです。
- 飼い主の頭や顔の近く…守らなければいけない弟分妹分のように思っている
- 飼い主のお腹付近…仲間親しい友人だと思っている
- 飼い主のお尻や足元…頼れる存在だと思っている
添い寝位置によって、犬の飼い主に対しての認識が大きく違ってきます。もし頭や顔の近くでいつも眠っている愛犬が普段はしつけをあまり聞かない場合は、きちんとしつけを行う必要があるでしょう。
犬にまつわるさまざまな記録をご紹介
では最後に、犬に関するさまざまな記録をご紹介していきます。
犬の最長年齢記録
ギネスにも認定されている犬の最長年齢は、29歳5ヶ月です。平均寿命は12歳〜15歳ほどといわれているので、かなり長生きだとわかりますね。
世界一の犬の背の高さ
世界一に認定された犬の背の高さは、なんと約1メートル4センチだそう。この高さは足から肩までの高さを測ったものですが、二本足で立つと2メートルを超えるそうです。
世界で一番小さな犬
世界で一番小さな犬として認定されたのが、チワワのミリー。体重はおよそ450グラム、体高は9.65センチという小ささです。『ミラクルミリー』の異名を持ち、生まれたときはスプーンに乗るほど小さかったそうですよ。
まとめ
犬に関する雑学・知識をご紹介しましたが、ご存じの雑学はいくつあったでしょうか?
雑学といえど、犬に関するさまざまな知識を持っておくことで愛犬とのコミュニケーションにも役立ちます。また、不調なときにもすぐに気づいてあげられるでしょう。
今まで以上に愛犬との信頼関係をより深めるためにも、犬に関する知識を普段から積極的に取り入れることをおすすめします。