犬と飼い主がやるべきこと
1.毎日触れあう、話しかける
犬は群れで生活する動物なので、ひとりでいると不安を感じます。忙しい飼い主さんもいますが、毎日ほんの少しでも触れあう時間は必要です。
仕事や家事の合間に撫でたり話しかけたりするだけでも、放っておくのとは違います。
犬は人間の言葉を完全には理解できませんが、空気を読めるようになります。「留守番だけど少し待っていれば帰ってくる」と犬もわかるようになり、イタズラや無駄吠えといった問題行動が減ります。
若い犬は難しくても、年月を重ねれば意思疎通ができて一緒に暮らしやすくなるでしょう。
2.毎日ブラッシングをする
「頻繁にトリミングに行くから、家ではあまりお手入れをしない」という飼い主さんもいると思います。しかし犬の体を見る機会が少ないと、ケガや病気をしていても発見が遅くなってしまいます。
犬の健康とスキンシップを増やすためにも、飼い主さんの手で毎日ブラッシングをするべきです。
3.こまめに部屋の掃除をする
犬も人間も、ハウスダストなどが多い環境にいるとアレルギーを発症することがあります。
犬のアレルギー症状は皮膚炎が最も多く、他に目の痒みなどがあります。本来外で暮らす動物だから大丈夫と思いがちですが、皮膚炎を起こす犬はたくさんいます。
また、人間も犬アレルギーを発症する可能性があり、酷い場合は愛犬と別れることになってしまいます。
互いが健康に暮らすために、こまめに部屋を掃除して清潔にしなくてはいけません。
4.犬の写真や動画を撮る
犬の成長は早く、特に子犬時代はあっという間に終わります。ですが写真や動画で記録を残しておけば忘れてしまった時間を思い出せます。
時間が経ってから見返すと、愛犬を改めてかわいいと感じ、今ある時間を大切に思いながら過ごすことができます。
また、元気なときの様子を記録しておくと、ケガや病気をしたときに病院で見せることができる等治療の役に立ちます。
まとめ
犬は言葉を話せませんが、気持ちをわかってあげようとすれば応えてくれます。
また、犬の時間は人間よりかなり早く進んでいます。コミュニケーションを大切にし、今ある時間をより良いものにして、幸せな犬生にしてあげましょう。