犬が犬にしている『大好き♡サイン』4選!
愛犬とのお散歩中には他の犬に出会う機会も多いですよね。犬同士にも相性があって大好きな犬もいれば、あまり好きではない犬がいるのも事実のようです。愛犬がどんな犬のことを大好きなのか気になりませんか?相性が良く大好きな犬にしている「大好きサイン」をいくつかご紹介していきます。
1.顔を舐める
犬の愛情表現のひとつに「相手の顔を舐める」という行動があります。飼い主さんの顔を舐めてくる愛犬も多いですよね。これは飼い主さんへの愛情表現ですが、犬同士であっても同じ意味を持ちます。
犬同士の場合、多頭飼いの同居犬や何度も会っている犬友達であれば、もちろん「大好き」のサインですし、あまり知らない犬であれば互いに敵意がないことの意思表示でもあります。
2.お尻のニオイを嗅がせてくれる
犬同士でお尻のニオイを嗅いでいる姿を見たことはありませんか?犬にとってお尻のニオイを嗅ぐ行為は挨拶のひとつになります。ただ、どんな犬同士でも出来る行為ではなく、相性が良く仲良くなれそうな相手の犬としかこの挨拶をすることは出来ません。
快くお尻のニオイを嗅ぐことを許すことが出来ていたら気持ち許している証拠。大好きになる一歩手前のサインかもしれませんが、相手のことをもっと知りたいというコミュニケーションになります。
ちなみに犬がお尻のニオイを嗅いで挨拶をするのは、犬の肛門腺から出る分泌物のニオイを確認しています。この分泌物のニオイは個体ごとにそれぞれ異なり、年齢、性別、健康状態などを確認することができるのだとか。犬にとっての名刺代わりのようなものになります。
3.いつ一緒でも仲良し
同居犬でもお散歩中に会う犬友達でも一緒にいる時はとにかく仲良し!遊ぶ時も、走り回って暴れる時も、疲れて寝てしまう時もとにかくいつも一緒。長く同じ時間を過ごし、その時間をいつも楽しく過ごせるのは相思相愛の証拠です。
4.くっついて寝る
多頭飼いで犬と暮らしている方は、犬同士がくっついて寝ている姿を見ることも多いのではないでしょうか。もともと野生動物であった犬は、心を許し信頼できる大好きな仲間とくっついて眠るのはとても安心できることのようです。
犬は嫌いな相手と寄り添うことはありません。大好きな相手とくっついて寝ることで甘えたい気持ちや安心感を得ているようです。
逆に嫌いな犬にする行動は?
犬も個体ごとに性格が様々ですし、犬同士の相性もあります。どんな犬とでも仲良くなれるわけではありません。嫌いな犬にする行動を確認していきましょう。
1.唸る
犬が他の犬に唸ってしまうのは威嚇のサイン。相手の犬への恐怖心などから嫌いになってしまった場合は唸ることもあります。威嚇は攻撃の前に見られる行動で、威嚇することで相手を遠ざけようとしています。どんどん距離が近くなってくると唸り声も大きくなり、我慢しきれなくなると攻撃に出てしまうこともあります。
2.吠える
犬が嫌いな犬に唸って威嚇する時、同時に吠えることもあります。唸るのと同じく威嚇の行動になります。相手の犬が近づくことを止めない時は、緊張と興奮で体全体に力が入り激しく吠え続けることもあります。
3.逃げる
飼い主さんとの楽しいお散歩の時間であっても、嫌いな犬が視界に入ると逃げようとしてしまうこともあります。
嫌いな犬がいる方向とは別の方向に歩きだそうとしたり、飼い主さんの背後に回って隠れようとすることも。過去に何か相手の犬に対して、強い恐怖心を抱いてしまった経験があるのかもしれません。無理に近づけることのないようにしましょう。
4.動けなくなる
嫌いな犬に遭遇し不安や恐怖を感じた時に動けなくなってしまう個体もいます。動けなくなると同時に体を低くして相手から目を逸らしている場合は、衝突を避けたいという気持ち。
また片方の前脚が上がる、尻尾が下がっている時は大きなストレスを感じている可能性もあります。出来るだけ相手の犬から早く離れるようにしましょう。
まとめ
犬が犬にしている「大好きサイン」は人の目から見ても分かりやすいものが多いですね。仲の良い犬友達がいることは、飼い主さんにとっても嬉しいことだと思います。個体によっては犬と遊ぶことが苦手な性格の犬もいますので、無理をさせないようにしましょう。