️犬を飼うのは楽しいことばかりじゃない!
コロナ禍で在宅時間が増えたこともあり、犬や猫を迎える人が増えたというニュースを目にします。保護犬や保護猫が良い里親さんに引き取られることは良いことですし、新たな家族を迎えることは素敵なニュースでもあります。
しかし、犬を飼うことは楽しい、嬉しい、可愛いと良いことばかりではありません。毎日のお世話やしつけの難しさ、意思疎通の難しさ、毎月かかる費用や高額な医療費など、大変なことも多くあるというのが現実です。
犬を飼うことで今まで当たり前にしていたことを諦めなければいけないことも多く、それを覚悟の上で、ぜひ迎えてあげてほしいと思います。
️犬を飼ったら諦めなければならないこと5つ
犬を飼うと楽しいことばかりではなく、諦めなければならないこともいくつかあります。ここでは、多くの飼い主さんが言う「これは諦めることになる」ということを5つご紹介します。これを知った上でも犬を迎えたいと思った方は、ぜひ家族に迎え入れてあげてくださいね!
1.室内を常に清潔で完璧な状態に保つこと
犬を飼うにあたり、潔癖症の人や綺麗好きな人は考え直した方が良いという人がいます。その理由は、犬を飼うことで室内を常に清潔で完璧な状態に保つことが難しくなるからです。
犬の多くは毛が抜け落ちます。ダブルコート犬種であれば、換毛期に多くの毛が抜けるため部屋の至る所に毛が落ちることでしょう。また、トイレトレーニングが完了するまでは、トイレ以外の場所でおしっこやうんちをしてしまうこともあります。
さらに、やんちゃな性格の犬や子犬の場合は家具を破壊したり、壁や床を傷つけてしまう子もいます。こうした事情をあらかじめ理解して迎える必要があるのです。
2.朝遅い時間まで寝ること
仕事へ出勤する人は朝、自分の準備や朝食を摂る時間を考えて起床時刻を決めているでしょう。しかし、犬を飼うと朝のお散歩やごはんの用意をしなければいけないため、ギリギリまで寝ていられません。
小型犬であれば夜の1回の散歩で済みますが、中型犬であれば1回30分〜1時間の散歩を朝晩に、大型犬であれば1回1時間以上の散歩を朝晩に行う必要があります。
朝が弱い人や朝ゆっくりと時間をとりたいと考えている方は、自分に時間の余裕があるかどうか、今一度問いかけてみてください。
3.毎日夜遅くまで出歩くこと
今までは頻繁に仕事帰りに飲み歩いていたという飼い主さんの中には、犬を飼うことで長時間1匹でお留守番させられないために、夜の飲み歩きを控えるようになったという人も多いです。
犬は1匹で過ごすことを苦手とする動物なので、あまりにも長時間留守番させてしまうと、ストレスから体調不良や問題行動を引き起こしてしまいます。
そのため、毎日夜遅くまで出歩くことは避けなければいけません。今までよりも夜に自由な時間が持てなくなることも覚悟しておくべきでしょう。
4.長期間の出張や旅行
散歩やごはんの準備、トイレシーツの取り替えなどの必要なお世話が毎日あるため、犬を1匹で何日も家に放置しておくことはできません。そのため、長期間の出張や旅行は難しくなることを理解しておきましょう。
知り合いに預けたりペットホテルを利用したりという手段があるため、絶対に不可能というわけではありません。しかし、犬の性格によってはペットホテルに強い拒絶反応を示したり、他人の家に警戒心を抱く子も多いです。
したがって、旅行が好きな方や出張の多い方は犬を飼うことを今一度考え直してみてください。それでも迎えたいと考えている場合は、数日間家を空ける時に預ける先を探し、犬を迎えたら、その場所やご家庭の人に心を開いてもらえるよう努めましょう。
5.自由に旅行先や宿泊先を決めること
最近ではペットと一緒に泊まれるお宿も増えてきているため、一緒に旅行を楽しむこともできます。そうした旅行を楽しむ人も多くいますが、旅行好きな人の中には犬と一緒に入れない施設や観光名所を散策したり、高級な旅館に泊まりたいと考える人も多いでしょう。
しかし、犬と一緒に回れる場所や宿泊できる場所は限られています。今までのように自由に旅行先や観光する場所、宿泊先を決めることが難しくなることを頭に入れておく必要があります。
ですが、犬と一緒に旅行を楽しむという新しい楽しみ方を見つけることもできるので、悪いことばかりではありませんよ!
️まとめ
いかがでしたか。犬を飼うことで、飼い主や家族はさまざまな我慢を強いられることになります。しかし諦めなければならないことがある一方で、新しい楽しみや幸せを与えてくれることは確かです。
今回紹介した『諦めなければならないこと』を理解した上で、それでも尚、家族として迎えたい、必要な対策を講じる心得があるという方は、ぜひ家族の一員として犬を迎え入れてあげてくださいね!