お金がかかる犬の特徴5選!理由と節約方法も解説
犬をお世話するためには何かとお金がかかります。中でも以下の特徴を持つ犬は、特にお金がかかる傾向にあるため、必要に応じて節約対策をとることをお勧めします。ここではお金がかかる犬の特徴と理由、そして節約方法を解説していきます。
1.暑さや寒さが極端に弱い
犬種によって、暑さや寒さが極端に苦手な犬がいます。例えば、小型犬は寒さに弱い傾向が強く出ていますし、パグやフレンチブルドッグ、ダックスフンド、シベリアンハスキーなどの犬種は暑さに非常に弱いです。
このように暑さや寒さに弱い犬は、室内であってもしっかり室温対策しなければいけません。夏場は冷房の温度設定を低くする必要がありますし、冬場は暖房だけでなく、サーキュレーターを使ったり寒さ対策グッズを購入したりする必要があります。
そのため他の犬より費用がかさむ傾向にあるため、エアコンを効率的に使用する方法を活用したり、少しでも寒さを和らげるために古布を使って特製ブランケットを作ってあげるなど、節約方法を見つけましょう。
2.必要な運動量が多い
必要な運動量が多い犬は散歩の時間が長くなるだけでなく、散歩以外にもドッグランやプレイ施設などに連れて行き、十分運動させる必要があります。
こうした外出費用が嵩んだり、室内で遊べる運動アイテムを購入する費用がかかったりするため、他の犬よりもお金がかかる傾向にあります。
少しでもこうした費用を抑えたいという場合は、室内で遊べるおもちゃをフリマアプリなどで安く購入したり、運動できるお出かけ先を広々とした公園や海沿いにしたりと、新たな場所を見つけると良いでしょう。
3.必要な食事量が多い
犬は体の大きさや運動量に応じて適切な食事量が異なります。他の犬と比べて必要な食事量が多い犬は、その分、毎月の食費(ドッグフードやおやつなど)が増えるため、お金がかかる傾向にあります。
またアレルギー反応を起こす食材がある犬の場合、アレルゲンとなる食材が含まれていないドッグフードを選ぶ必要があるため、より高額になります。
ドッグフード代を少しでも抑えるためには、ネット通販でまとめ買いをして割引サービスを受けたり、ドッグフードの種類を見直したりすることをお勧めします。おやつ代わりに果物などを与えて節約する人も多いです。
4.初心者にはしつけが難しい
犬種や犬の性格によっては、初心者がひとりでしつけすることが難しい犬も少なくありません。その場合、しつけせずに放置しておくと問題行動が悪化してしまうため、必要な施設に連れて行き正しいトレーニングを受ける必要があります。
大型犬や知能の高いボーダーコリー、独立心の強い秋田犬などは、ドッグトレーニング施設やトレーナーさんの元に通わせるという飼い主さんが多いです。
こちらは飼い主の責務として正しいしつけを行う必要があるので、必要であれば費用を惜しまず、きちんとトレーニングを受けさせると良いでしょう。施設に通いながら家でもしっかり復習することで、通う期間を短縮することができ節約にもつながります。
5.頻繁にトリミングが必要
毛量の多い犬や換毛期のないシングルコート犬種の場合、2〜3ヶ月に1度はトリミングサロンへ行き、毛をカットしてもう必要があります。犬のトリミングサロンは金額が高いため、頻繁にトリミングが必要な犬もお金がかかりやすいです。
例えば、トイプードルやマルチーズ、ビションフリーゼ、ヨークシャーテリアなどは代表格と言えます。
トリミングサロンでは、毛玉の数が多ければ多いほど高額になるサロンもあるため、日頃からブラッシングを丁寧に行い、自分でカットできる部分はカットすることで少しでもトリミング代を抑えることができます。
医療費は惜しまず必要な治療をしっかり受けさせよう
上記で紹介した特徴を持つ犬は、他の犬に比べてお金がかかる傾向にあります。しかし、すべての犬に共通して言えることですが、健康を維持するための医療費は出し惜しみしてはいけないということです。
毎年1回行う健康診断や必要なワクチン接種はもちろん、少しでも違和感や異変を感じたら費用の心配をせずに病院で診察してもらい、必要に応じて検査や治療を受けさせてください。重症化してからでは命に関わる危険性もあります。
少しでも医療費を抑えるために犬の保険に加入すること、日頃から生活習慣に気をつけることなどが挙げられます。保険に加入することで医療費の負担を軽減できますし、生活習慣を正すことで、歯周病や多くの病気の原因となる肥満を防ぐことができるからです。
まとめ
いかがでしたか。犬によってお金のかかり方は大きく異なります。しかし犬も家族の一員です。医療費はもちろん、愛犬にとって必要だと思うお金は、許容範囲内でしっかり使い愛犬が幸せに過ごせる環境を整えてあげましょう。