犬のあごがプルプル震える理由とは?5つの原因や病気の可能性

犬のあごがプルプル震える理由とは?5つの原因や病気の可能性

『犬のあごがプルプル震える理由・原因』についてまとめました。生理的な現象である場合もあれば、心理的な現象である場合もあります。加齢や病気である可能性など解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬のあごがプルプル震える理由・原因

あごの診察を受けるコーギー

犬のあごがプルプル震える理由のほとんどは、生理現象によるものだと思われます。病気が原因で、あごがプルプル震えるという症状を引き起こしている可能性も考えられます。

あごがプルプル震えることによって、上手くご飯を食べることができなかったり、上手く水を飲むことができなかったりすることがあるかもしれません。

原因が分からずに不安な時、あごがプルプル震える状態が長く続いている時は、動物病院で診察を受けてみてください。

1.体温を維持するために体そのものが震えている

寒さを感じた時、体温を維持するために犬のあごがプルプル震えることがあります。あごだけが震えているというわけではなく、体そのものがプルプル震えているのではないかと思います。

冬の寒い時、夏の冷房によって寒さを感じた時、水遊びをした時など、筋肉を震わせることで熱を生み出し、体温を維持しています。その現象が、あごがプルプル震えることに繋がったのでしょう。

2.不安と緊張が入り混じっている

不安と緊張が入り混じった時、犬のあごがプルプル震えることがあります。心理的に緊張してしまうと、肉体的にも緊張してしまい、筋肉がプルプル震えるという現象が起こります。

その現象が、あごや顔回りに集中したのかもしれません。他にも不安や緊張を表す仕草や行動が見られるのではありませんか?あくびばかりしていたり、そわそわ動き回ったり、パンティングが激しくなるなどです。

あごがプルプル震えるほど緊張している状態である時、パンティングが激しくなって、よだれが多く出ることもあります。ひどくなると、チアノーゼを起こすこともあるので注意してあげてください。

3.恐怖心とストレスが入り混じっている

怯えた様子の犬に手をのばす

恐怖心とストレスが入り混じっている時、犬のあごがプルプル震えることがあります。例えば、よくあるのは雷・花火・掃除機などの大きな音や振動に恐怖心とストレスを感じている時です。

トリミングサロンや動物病院では、他の犬たちの恐怖心とストレスを感じ取り、あごがプルプル震えるほど自分も同じ気持ちになってしまう犬もいます。

どんな犬にも克服することができないほど恐怖を感じてしまうものがあります。強いストレスによって、急に元気がなくなってしまったり、ご飯を全く食べなくなってしまったりすることがあります。

克服や改善は難しくても、その後のストレスケアをしてあげることができればよいのではないかと思います。いつもより長めのお散歩を楽しんだり、大好物を食べさせてあげたりなどしてみてはいかがでしょうか。

4.加齢によるもの

加齢により、筋肉が衰えることで犬のあごがプルプル震えることがあります。例えば、咬筋という筋肉があります。上あごと下あごを繋いでいる関節を支えている筋肉です。犬の噛む力が強いのは、この筋肉が発達しているためです。

咬筋が衰えると、上あごと下あごを繋いでいる関節を上手く支えることができなくなり、あごがプルプル震えるのではないか、ということを考えることができると思います。

5.病気の可能性

病気により、犬のあごがプルプル震えることがあります。

  • 顎関節症(痛みによって、あごがプルプル震える)
  • 咀嚼筋炎(痛みや腫れによって、あごがプルプル震える)
  • 歯周病(歯肉の炎症や歯のぐらつきが原因で痛みが生じ震える)
  • 口腔内腫瘍(腫瘍が原因になり違和感や痛みから震える)

このような病気や症状を考えることができます。

根本的な治療を受ける場合、外科手術が必要な病気もあります。回復するまでの間、流動食が必要な病気もあります。

口を上手く開け閉めすることができない、ご飯を食べることができない、口の中に腫れが見られるなどする時は、すぐに動物病院で診察を受けてください。

まとめ

チワワの口元のアップ、少し口を開けている

犬のあごがプルプル震える理由・原因を5つ解説しました。

  • 体温を維持するために体そのものが震えている
  • 不安と緊張が入り混じっている
  • 恐怖心とストレスが入り混じっている
  • 加齢によるもの
  • 病気の可能性

加齢による筋肉の衰えが原因である場合、上手くご飯を食べることができないなど、生活に支障が出ることもあります。ぜひ獣医師に相談してみてください。

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