犬がカメラを嫌う理由
1.物を向けられるのが怖い
物（カメラ）を向けられることに警戒心や恐怖心があり、嫌うことがあります。犬にはカメラが「自分を可愛く撮るための道具」だなんて分からなくて当然ですよね。
カメラを嫌う理由が（怖い…）という感情によるものなのであれば、怖いものではない、危険なものではない、ということを理解してもらわなければなりません。
犬にカメラを近づけて撮るのではなく、離れた場所から撮るようにし、ズーム機能を使ってみるのはいかがでしょうか。自然なかわいい表情が撮れると思います。
2.人のテンションが高すぎて引いている
カメラを嫌うのは、自分にカメラを向ける人のテンションが高すぎるからです。「こっち向いて～！」「〇〇ちゃん！」という声もつい大ききなりがちですよね。
手にはおやつを持ち、目の前でチラつかせ、何とかカメラ目線を狙おうとしてくる人にドン引きしている犬もいるのではないでしょうか。
カメラを嫌うというよりは、カメラを持つ人のテンションの高さに逃げ出したい気持ちになってしまうのです。
かわいい写真を撮りたいのであれば、犬を刺激しないようにチャンスを待ちましょう。カメラ目線もかわいいですが、カメラや人を意識していない時の自然な表情も素敵だと思います。
3.叱られちゃうから
犬がカメラを嫌うのは、撮る人に叱られちゃうことがあるからです。「動かないで！」「ジッとしてて！」と強い口調で言ってしまうことがあるのではないでしょうか。
気に入るものが撮れなかった時、ガッカリしたようなイライラしたような態度をしてしまうことがあると、犬は叱られている時と同じように気持ちになってしまうことがあるんです。
カメラを向けられた瞬間、目を逸らすようになってしまう犬もいますし、逃げ回る犬もいます。叱られることを分かっているため、怯えたような様子でジッと身動きせずに待つ犬もいます。
このような状況ではかわいい写真を撮るのは難しいですよね。基本的に“犬はジッとしていられない”ものと考えておくとよいと思います。だからこそ動きのあるかわいい写真が撮れるのだと思います。
どうしてもジッとしていてほしい時は、絶対に叱らないこと、声を荒げないこと。おやつを利用するのがおすすめです。お座りや待てが上手にできる犬であれば、カメラ目線でポーズもばっちり決まるのでないでしょうか。
4.レンズが光ったことに不信感を持った
犬がカメラを嫌うのは、レンズが光ったことに不信感を持ち、カメラそのものを警戒するようになってしまったからです。
逆に興味を持って近づいて来てくれる犬もいますが、一度でも不信感を持たせてしまうとカメラ嫌いになってしまいやすいです。
例えばの話ですが、レンズの光が他の動物の目に見えてしまったのではないでしょうか。自分を狙う獣の目が光ったのだとすると、犬は目を合わせないようにしますよね。
カメラを向ける前に、犬にカメラをチェックさせてあげるとよいと思います。まだ不信感を持っていないのであれば、興味を持ってニオイを嗅ぎにやって来てくれます。
少しの警戒心はあるかもしれませんが、解けた後で撮影を始めるとよいと思います。
まとめ
犬がカメラを嫌う理由を4つ解説しました。
- 物を向けられるのが怖い
- 人のテンションが高すぎて引いている
- 叱られちゃうから
- レンズが光ったことに不信感を持った
初めからかわいい写真を撮ろうと考えるのではなく、これは練習だ！という気持ちで撮ってみてください。
撮られる犬も撮る人も緊張せずに済むため、後で写真フォルダを見てみると、かわいいお気に入りの一枚が見つかるかもしれません。
