死に至る危険性も!?犬に絶対NGな『ご飯の与え方』5選
犬にご飯を与えるという毎日の日課は、正しい方法で行わなければ徐々に悪影響をもたらします。与え方によっては最悪の場合、死に至る危険性もあるため要注意です。ここでは犬に絶対NGなご飯の与え方を紹介します。
1.ずっと出しっぱなしで放置する
一度犬にご飯を出したものの、なかなか食べてくれないということもあるでしょう。しかし、だからと言って食べてくれるまで出しっぱなしにする行為は厳禁です。
食べない状態でご飯を出しっぱなしにしていると「いつでも食べられる」と勘違いし、食べるべきタイミングでご飯を食べてくれなくなってしまいます。10分経っても食べない時は片付けて次のご飯タイムまで待ちましょう。
2.犬が食べたがる分だけ与える
犬は野生動物の本能を今でも残しているため、出された分だけご飯を食べる子も多いです。お腹が空いていなくても「今食べなければ」という本能によって、出された分をすべて食べてしまうため1日の適量を軽く超えてしまう原因となります。
犬には体格や運動量に応じて1日の適切な食事量が決まっています。適切な食事量を大幅に超過する日常を続けていると肥満の原因となり、死を招くような病気を誘発する恐れもあるので大変危険です。
3.ご飯を食べないからと代わりにおやつを与える
「ご飯を食べないから」と愛犬が絶対に食べてくれるおやつを代わりに与えているという人もいますが、これはご飯を食べなくなる大きな原因となります。
この飼い主の行動は「ご飯を食べなければおやつがもらえる」と誤った解釈をさせています。犬はご飯を1〜2日食べなくても大丈夫と言われているため、ご飯を食べないからとおやつを与えてしまう行為は控え、きちんとドッグフードを食べさせるようにしましょう。
4.ご飯に犬が食べてはいけない食材を入れる
当たり前ですがドッグフードのトッピングとして、あるいは手作り食に犬が食べてはいけない食材を入れるのは絶対にいけません。腹痛や嘔吐、下痢、呼吸困難、神経麻痺といった食中毒症状を引き起こす原因となるからです。
また食材や量によっては、短時間で突然死してしまう危険性もあります。ドッグフードのトッピングとして食材を添える場合は、必ずその食材が犬にとって毒性のないものであるかどうかを調べるようにしましょう。初めて食べる食材は、少ない量からはじめることも重要です。
5.ご飯を食べている最中にちょっかいを出す
愛犬がご飯を一生懸命食べている姿が可愛いと、つい触れたりちょっかいを出したりしてしまう飼い主も多いです。しかし、ご飯は犬にとって何より大切な時間。本能的に「とられまい」と急いで食べる癖がついてしまう原因となります。
早食いは消化不良や窒息の原因となるため健康に悪影響を及ぼすだけでなく、重い症状を引き起こす可能性もあります。犬がご飯を食べている時は、少し離れた場所からそっと見守ってあげましょう。
犬にご飯を与える時に押さえておくべきポイント
犬にご飯を与える際は、以下のポイントを押さえましょう。
- 愛犬に合った適量を食器に入れる
- ご飯を食べない時は10分で片付ける
- ご飯を食べないからとおやつを与えない
- ご飯を食べている最中は必要以上に手を出さない
以上のポイントを押さえることで、食べ過ぎを防いだり規則正しい生活を習慣づけることができます。もしもなかなかドッグフードを食べてくれない時は、軽くレンジで温めて香りを出したり、茹でたささみを少量トッピングするなど工夫してみましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬に誤った方法でご飯を与えていると、きちんとドッグフードを食べてくれなくなったり、健康に悪影響を及ぼしたりすることもあります。今回紹介したNGなご飯の与え方には気をつけましょう。