絶対に犬を室内で飼うべき『10の理由』

絶対に犬を室内で飼うべき『10の理由』

犬を室内で飼うか、屋外で飼うか。どちらがより犬の健康を維持できるかと言えば室内でしょう。本日は、犬を室内で飼う10のメリットについて、健康面に合わせ、精神面からもお話します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

室内か、屋外か

女性とラブラドール

あるアンケート調査「犬の室内飼い、外飼い、どちらを支持しますか?」によると、犬を飼っている人の95%が「室内飼い」を支持するという結果でした。犬の室内飼いにはメリットがたくさんありますが、具体的にはどんなものがあるのでしょうか。

犬を室内で飼うメリット10

女児とニューファン

今ではごく当たり間になった犬の室内飼いですが、ひと昔前までは、中型、大型犬を室内で飼うことは珍しいことでした。さらにニューファンドランドや、グレートデン、セントバーナードなどの超大型犬までが室内飼育される時代になりました。

それによって、どんなメリットが生まれるのか、健康面と精神面から見ていきます。

1.厳しい寒暖差から犬を守る

ゴールデンと緑

近年の日本の気候は変動を続けています。どんどん厳しくなる環境の変化によって、犬へのダメージも増えました。湿度、気温の上昇、アスファルトによる熱波、強力な紫外線、暴風、豪雨など。それらから愛犬を守るためには、やはり年中快適に過ごせる室内が良いでしょう。

2.暴漢、毒物の投げ込みを防ぐ

ニュースでたびたび目にする、悪意ある他人による事故。報道されるたびに心が痛みます。犬の鳴き声に腹がたったので、庭に侵入して犬を殴った。窓から入る犬の毛が嫌だったので、毒物を仕込んだパンを犬に与えた。ロケット花火を犬に向けて飛ばした。驚く犬の顔が面白かった。などなど。

人の所業とは到底思えない猟奇的な行動に、背筋がぞっと凍り付くのを感じます。こうした犯罪から愛犬を守るためには、やはり屋外ではなく、室内で飼う方が安全です。

3.原因不明の事故を防ぐ

繋がれた犬

階段から落ちた、ドアに挟まれた、電源コードを噛んだなど、室内飼いだからこそ起きる事故もあります。しかし、屋外で飼うことにより起きるケガや病気、事故と違う点は、その様子を飼い主が把握できることにあります。

一方、屋外で飼っている犬では、なにをしているか様子を始終、身近に感じることが難しいものです。そのため、係留しているチェーンにからまって動けなくなったとか、何かの拍子に固いものが飛んできて頭を打ったなど、予期せぬ事故が起こったとしても、その状況を詳細に捉えることが難しいことが多いのです。

なんだか犬が静かだなあと感じ、犬の様子を見に行くと、すでに犬がケガをしていたが、原因は分からない、ということもあります。原因や理由がはっきりしない場合、再発防止に備えられませんので、結果として事故が起きやすい環境にあると言えるのかもしれません。

4.フィラリア、ダニ、ノミのリスクを避ける

予防薬があるとは言え、なるべくなら、こうした寄生虫から愛犬を守ってあげたいものです。虫に刺されれば痒いですし、かいた部分が化膿するリスクもあります。また、寄生虫は別の病気を媒介してしまう恐れもあります。それらを防ぐためには、やはり室内で飼うことが得策と言えます。

5.急な体調変化に気づきやすい

特に子犬期やシニア期には、体温管理が難しいものです。気づいた時にはすで低体温症を引き起こしているとか、熱射病にかかっていることも。

湿気や、ひどい乾燥下で起きやすい感染症などもあります。急な体調変化に気づき、早期に対応することは飼い主さんの務めですから、なるべく早く愛犬の体調不良に気づけるよう、室内で飼うことが望ましいですね。

6.脱走に早く気づける

草原の柴犬

家の敷地から脱走する癖を持った犬も、めずらしくありません。室内飼いであれば、すぐに愛犬の姿がないことに気づけますが、屋外で飼っていると、脱走に気づかないこともあります。

係留していても紐を嚙みちぎったり、フェンスに空いた小さな穴を広げたり、囲いの地中を掘って抜け道を作ったり。脱走の方法は様々です。敷地から脱走させてしまうことは、犬の管理義務を怠っていることになります。

また、脱走した先でトラブルや事故に巻き込まれたり、そのまま行方知れずになってしったとしたら…。こうした面からも、室内で飼うのをおススメします。

室内で飼っていてもドアが開いた瞬間に走り出てしまう可能性があります。玄関から簡単に外へ出ることができないようにゲートの設置をした方が安心です。

7.盗難を防げる

「かわいいから」という理由で、犬を連れ去る事件が増加しているようです。

連れ去る人の気持ちは理解できませんが、わたしたち飼い主は、全力でこうした人物から愛犬を守るべきでしょう。そのためには室内で飼った方が盗難を防ぐ確率が高まると言えます。

8.体臭が強くなりにくい

犬を屋外で飼うことにより、ほこりや湿度の影響を受けやすくなります。その結果、室内で飼っている犬と比較すると、においの強さに違いが出ます。

室内で飼うことで、こまめに手入れできますから、いつでも清潔を保つことに繋がりますね。

9.スキンシップがとりやすい

女性とゴールデン

抱っこしたり、なでたり、ちょっとしたトレーニングをしたり。室内で飼うことにより、いつでもスキンシップがとれます。触れ合うことによって、気持ちが通じやすくなります。

スキンシップの最中に、小さな体の変化に気づくこともあります。健康面でも精神面でも、室内飼いは、人と犬、お互いにとって良いことがたくさんありますね。

10.隣近所に迷惑がかかりにくい

屋外で犬を飼うということは、人の生活との距離があるということです。犬は基本的には甘えるのがすきな伴侶動物ですから、人のそばにいることを好みます。ですから、人の生活と切り離されて、寂しさが募ってしまえば、遠吠えや、警戒吠えを引き起こすことがよくあります。

世の中は、犬の好きな人ばかりではありませんから、周囲に迷惑をかけないためにも、十分に配慮したいところです。そのためにはやはり室内で飼う方が、社会的にも都合がいいと言えます。

まとめ

外を見つめるポメ

犬はパートナーであり、家族ですから、基本的にはどの犬も、室内で飼うべきだと私自身は思っています。しかし、一部、保護犬で屋外暮らしが長いとか、血統的に代々、外で暮らすことを好む、という犬はいます。その場合はしっかりと環境整備を行うことはもちろん、精神面のケア、健康面の管理も合わせて行ってください。

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