愛犬の『臆病度』を測る3つのチェック項目!ビビり犬への正しい接し方とは

愛犬の『臆病度』を測る3つのチェック項目!ビビり犬への正しい接し方とは

『愛犬の臆病度を測るチェック項目』についてまとめました。ビビりな犬への正しい接し方、臆病な性格を治すために飼い主にできることを解説します。

お気に入り登録

愛犬の臆病度を測るチェック項目

怯えて体勢を低くする犬、マズルが黒い垂れ耳

1.お散歩中、他の犬に「吠える?」「吠えない?」

お散歩中、他の犬に吠えるか吠えないかによって愛犬の臆病度を測ることができます。吠える場合も吠えない場合も、どのように吠えるのか、どれくらい吠えるのかによっても臆病度が変わります。

臆病である犬の場合、次のような順番で臆病度が高いと言えます。

  • 他の犬を見ながら警戒してゆっくり歩いてすれ違う(攻撃に備えたい気持ち)
  • 他の犬を見ながら歯をむき出しにして威嚇する(とりあえず威嚇しておきたい気持ち)
  • 他の犬を見ながら小さく唸り声をあげる(近づくなよ?と警告したい気持ち)
  • 他の犬を見ながら激しく吠える(恐怖心から攻撃してしまう気持ち)
  • 吠えないけれど他の犬を見ると立ち止まる(恐怖と緊張から身動きできなくなる気持ち)

臆病ではない犬も他の犬に吠えることがありますが、会えたことが嬉しすぎて興奮して吠えてしまうんです。臆病な犬とは態度が全く違うので分かりやすいです。

2.雷の光や音が「怖い?」「怖くない?」

雷の光や音を怖がるか怖がらないかによって愛犬の臆病度を測ることができます。犬は雷の光や音だけではなく、雷による振動を感じることに恐怖心があるのではないかとされています。

臆病である犬の場合、次のような順番で臆病度が高いと言えます。

  • 雷が鳴ると体をブルブルと震わせる
  • 雷が鳴ると大量のよだれが出る
  • 雷が鳴るとパンティングが激しくなる
  • 雷が鳴ると吠えたり動き回ったり落ち着きがなくなる
  • 雷が鳴ると家から出て行こうとする

雷に驚いて脱走してしまう犬がいますよね。庭に繋がれていた犬がリードを引きちぎって脱走したり、換気のために開けられていた窓の網戸を突き破って脱走したりすることがあります。

雷と同じように花火を怖がる犬もいますね。私たち人間にも振動が感じられることがありますが、犬にはそれが雷や花火というものによる現象だ、なんて理解できません。だからこそ怖いのです。

3.飼い主の行動に「驚く?」「驚かない?」

飼い主の行動に驚くか驚かないかによって愛犬の臆病度を測ることができます。

例えば、愛犬の頭を撫でようとした時、「何だ!?何するんだ!?」と、驚いたような表情をする犬がいます。撫でようとする手から逃れるように頭をスッと避ける犬もいます。

飼い主が大きなくしゃみをした時、驚いて立ち上がり、しっぽを下げて目を見開き、明らかに警戒した様子を見せることがあります。驚かされたことに不安を感じ、部屋から出て行ってしまうこともあります。

飼い主に撫でられることも、飼い主がくしゃみをすることも、一緒に生活をする中で幾度となく経験することです。それなのに驚いてしまうのは、やはり臆病でビビりだからなのではないでしょうか。

臆病な性格を治すために~ビビりな犬への正しい接し方~

警戒してしっぽを下げるチワワ、白い背景

臆病な性格は無理に治そうと考えなくても大丈夫です。ただ、愛犬にとってよくない影響がある場合、生活することがつらそうな場合、飼い主としてできる限りのことをしてあげたいと思いますよね。

社会勉強に出かける

ビビりな愛犬と社会勉強のために積極的に出かけることをおすすめします。他の犬や人と接する機会を与えてあげるためです。社会勉強が不足すると他の犬や人との接し方が分からず恐怖心を感じてしまうことがあります。

お散歩の時に他の犬に吠えることがあるかもしれませんが、リードを短く持ってすれ違う練習をしてみましょう。ドッグランに出かけるのもよいです。初めから中には入るのではなく、外から眺めることで少しずつ他の犬や人に慣れるようにしてみてください。

信頼と安心感のある飼い主になる

ビビりな犬は飼い主に対して信頼できない部分があるようです。隣にいても安心感を得ることができないのです。

雷を怖がる時は「大丈夫だよ」「怖くないよ」などの言葉をかけないようにしてみてください。雷が鳴っていない時と同じように接するとよいです。

他の犬にビビる時は、飼い主が他の犬と接する様子を見せてあげてください。「こうやって交流するんだよ」ということを教えてあげてほしいのです。

まとめ

不安そうな表情のボーダーコリー、人の足元、撫でてもらう手

愛犬の臆病度を測るチェック項目を3つ解説しました。

  • お散歩中、他の犬に「吠える?」「吠えない?」
  • 雷の光や音が「怖い?」「怖くない?」
  • 飼い主の行動に「驚く?」「驚かない?」

私の愛犬(元保護犬)も臆病でビビりな犬です。お散歩に行くこともできませんでした。家族になって9年が経った今も臆病な性格に変わりはありませんが、楽しくお散歩し、少ないですがお友達犬もできました。

時間はかかるかもしれませんが、根気強く付き合ってあげてください。犬は飼い主の行動や態度を見て学んでいます。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。