日本犬あるある
1.お触り禁止!!
他人が近づくのは…まぁ、許す。動物病院の診察台に乗せられるは…まぁ、別に怖くない、平気。
でも撫でるのは絶対にダメ!お触り禁止!!獣医さんでもダメ!「ガウッ」と一喝されてしまうのでご注意ください。
2.撫でるのはいいけど愛想は悪い
お触り禁止の犬がいる一方で、撫でるのはいいけど愛想は悪い、という犬がいるのも日本犬あるある。
飼い主に「撫でて?」と要求はするけれど、甘える仕草をするわけではなく、撫でられることに満足すればスッと立ち去ります。(もういいよ)と言っているのに撫で続けようとすると「ガウッ」と怒られてしまいます。
お散歩の最中、「かわいい♡」「柴犬だぁ♡」「撫でていいですか?」と子供たちがやって来た時、(まぁ、いいですけど…)と撫でさせてはくれます。ただ、愛想は全くありません。喜んでしっぽを振ってくれる、なんて期待外れです。
3.大袈裟に反応する
爪切りする前からギャン鳴き。注射を打つ前からギャン鳴き。まるで断末魔の叫び。まだ何もしていないのにギャン鳴きしちゃうのが「日本犬あるある」。
みなさん、断末魔の叫びの意味をご存じでしょうか。『死ぬ間際、苦しみや痛みから叫び声をあげること』です。日本犬にとっては、それくらい重大なことなのです。
爪切りをするだけです。パチンッという衝撃はあるかもしれませんが、全く痛みはありません。予防注射をするだけです。チクッとはしますがほんの一瞬で終わります。そんなときに断末魔の叫びのようなギャン鳴きをしてしまうのは、日本犬が大袈裟な反応をしちゃうくらい神経質で敏感な性格だからだと思います。
自宅で爪切りをする時、飼い主としては「ご近所さんから虐待だと思われるのではないか」と不安になるほどギャン鳴きします。そのため、動物病院で獣医さんやトリマーさんに切ってもらうのも「日本犬あるある」なのではないでしょうか。
まぁ、場所が変わっても人が変わっても、結局ギャン鳴きしますけどね。
4.おもちゃに飽きるまで1分
新しく買ってもらったおもちゃへの食いつきは意外といいです。嬉しそうに受け取ってくれます。ただ、わずか1分で飽きてしまうのが「日本犬あるある」。
自宅には新品同様のおもちゃが大量にあります。汚れるまで、ボロボロになるまで遊び倒すおもちゃなんて、飼い主にだってそう簡単には見つけられません。
おもちゃに飽きるまで1分の犬がいる一方で、1分でおもちゃを破壊して終わり、という犬もいます。おもちゃは破壊して遊ぶものだと思っているのかもしれません。
5.トイレへのこだわりが強すぎる
自宅の室内では絶対に排泄しない!というこわだりを持つのが「日本犬あるある」。外に連れて行かなければならないため、雨の日も台風の日もお散歩へ行くのが当たり前。
最も大変なのが梅雨の時期。1日中雨が降り続き、やむ気配がない日もあります。時間が経てば経つほど飼い主は愛犬の体調が気になります。結局、土砂降りの中を排泄しに行くんです。
そんな日本犬でもトイレトレーニングは可能です。ただ、「室内で」というこだわりを持たない方が上手くいきます。
- 庭やベランダにトイレトレーやペットシーツを置いて排泄させる
私が最もトイレトレーニングが上手くいくと考えている方法です。室内を汚したくないだけなので、庭やベランダであればOKという犬は意外と多いです。
室内にトイレトレーやペットシーツを置いて排泄させることもできますが、ちょっとでも汚れていると排泄してくれません。
すぐに後始末をして清潔に整えてあげなければ「トイレは汚れているものだ」ということが当たり前になってしまいます。そうすると「ここでは排泄しないからね」となってしまいます。
まとめ
日本犬あるあるを5つ解説しました。
- お触り禁止!!
- 撫でるのはいいけど愛想は悪い
- 大袈裟に反応しちゃう
- おもちゃに飽きるまで1分
- トイレへのこだわりが強すぎる
日本犬としか暮らしたことがないと、他の犬種と比較することができないので、まさかこれが「日本犬あるある」だとは…という飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。