犬と一緒に飼える動物
1.猫
猫は犬と一緒に飼える動物だと思います。実際に同居している猫と犬って多いですよね。私も、超小型犬・中型犬と、猫も一緒に暮らしています。
猫の方が犬より後輩なのですが、まだ生まれたばかりの子猫のときにカラスにいじめられていたため、連れ帰ったのが最初のきっかけでした。犬と同居させることにはかなり不安がありましたが、結果として、猫は犬たちを親や兄弟姉妹のように思っているように感じています。
相性の見極め方は、先住である方の動物が後輩である方の動物を受け入れるかどうかだと思います。優先してあげるべきなのは、やはり先住の方だと思うからです。
一緒に飼うことに向いている理由は、飼い主である人間に最も近く慣れ親しんだ動物だからです。飼育に必要なものは近所のホームセンターやペットショップで購入できます。
もしも飼い主が不慣れである場合でも、動物病院に勤務する獣医師のほとんどが犬と猫のどちらも診ることができます。病気やケガをした時、近所の動物病院で診察や治療が可能なので飼い主も安心して一緒に暮らすことができると思います。
2.鳥
鳥は犬と一緒に飼える動物だと思います。一緒に飼うことに向いている理由は、鳥が専用のケージで過ごすことでしょうか。犬が届くことのない高い場所に置いておくことが多いですよね。
鳥のケージのお掃除をしてあげる時にだけ、逃げ出してしまわないように注意していれば問題ないと思います。
相性の見極め方ですが、犬には鳥猟犬という犬種がいます。レトリーバー系やポインター系です。習性として、鳥を見ると追いかけたくなったり、捕らえたくなったりすることがあります。
ただ、鳥猟犬である犬種の中の犬の全てが鳥に興味を示すとは限りません。狩りをするためのトレーニングを受けていない限り、問題ないと思います。
夜行性であるフクロウ(ミミズク)と犬を一緒に飼う場合、お互いの生活時間が違うことによるストレスに注意してあげるとよいと思います。ミゾゴイ・ヒクイナ・トラツグミなどの夜行性の鳥もいますが、ペットとして飼育できるのはフクロウ(ミミズク)のみです。
3.ハムスター
ハムスターは犬と一緒に飼える動物だと思います。実際に私も子供の頃にハムスターと犬と暮らしていたことがあります。何か問題が起きたことは一度もありませんでした。
基本的にハムスターは専用のケージの中で過ごします。家の中を自由に放し飼い、なんてことはしません。ハムスターだけで暮らしていても放し飼いにしてしまっては、どこに隠れてしまうかも分からないからです。
一緒に飼うことに向いている理由は、ハムスターが専用のケージで過ごすことでしょうか。ケージのお掃除をしてあげる時にだけ、脱走しないように注意していれば問題ないと思います。
相性の見極め方は少し難しいです。犬は昼に生活をしますが、ハムスターは夜行性です。一晩中、回し車をカラカラ鳴らして走ることがあります。犬のストレスになるようであれば、寝る時だけでも部屋を分けてあげるとよいと思います。
注意点はハムスターの脱走くらいでしょうか。犬が追いかけ、危害を加えてしまうことがあるかもしれません。ハムスターが犬に噛みつく可能性もあると思います。
4.ウサギ
ウサギは犬と一緒に飼える動物だと思います。実際に私も子供の頃にウサギと犬と暮らしていたことがあります。何か問題が起きたことは一度もありませんでした。
一緒に飼うことに向いている理由は、やはりウサギが一日の大半をケージの中で過ごすということです。どちらかというと、犬が先でウサギが後、という順番で迎えるのがよいのではないかと思います。
ウサギは環境が変わるとストレスによって体調を崩したり、死んでしまったりすることがあります。そのため、後から犬がやって来ると大きなストレスを抱えることになります。種の違う者同士なので、犬も同じです。
相性の見極め方ですが、犬が猫や鳥など他の動物を追いかけたり、見つけて興奮したりするようであれば、ウサギは迎えない方がよいです。
本来、犬は捕食をする動物です。そして、ウサギは捕食の対象となる動物です。本能的に犬はウサギを捕食しようとすることがあります。ウサギは犬から逃れようとするでしょう。
注意点は、ウサギを放し飼いにしないことでしょうか。犬のようにトイレのしつけもできませんし、基本的には専用のケージの中で過ごします。
まとめ
犬と一緒に飼える動物を4つ解説しました。
- 猫
- 鳥
- ハムスター
- ウサギ
犬が他の動物のお世話をしたり、仲良く一緒に遊んだりする様子がSNSで話題になりますよね。
「犬が他の動物に対してどのような反応を見せるか」によって、他の動物を迎えられるかどうか見極めるとよいと思います。