『賢い犬種』3選!
1.ボーダー・コリー
数多くの犬種の中で最も賢いと言われるのがボーダー・コリーです。現在でも牧羊犬として大活躍しているボーダー・コリーは家族に対してとても愛情深く、人と共に行う作業を好む性格と言われていいます。
非常に多くの言葉を聞き分ける能力を持ち、作業中は自身の判断で動くことも出来るほど賢い犬種です。ボーダー・コリーは大きめな中型犬でとてもしっかりとした体つきをしています。運動神経も良くスタミナ抜群なため、お散歩は1日2回それぞれ1時間程度必要となり運動量が多い犬種と言えます。
2.プードル
日本でも人気の高いプードルも賢い犬種のひとつ。プードルの中で最も人気が高いのはトイ・プードルかと思いますが、その他、スタンダード、ミディアム、ミニチュアと4種類のプードルが存在します。
家庭犬として愛されるプードルはボーダー・コリーの次に賢い犬種と言われていて、人の言葉を250以上覚えることも可能なのだとか。性格は聡明で飼い主さんに対してとても従順です。とても温厚で人懐っこっく甘えん坊なので家庭犬として人気が高いのも納得の犬種です。
3.ジャーマン・シェパード・ドッグ
警察犬として有名なジャーマン・シェパード・ドッグもとても賢い犬種。凛々しい見た目のジャーマン・シェパード・ドッグは非常に知能が高く服従心も強い性格。また訓練を好むので警察犬以外にも災害救助犬や麻薬探知犬など、人のために働く作業犬として大活躍しています。
ジャーマン・シェパード・ドッグもとてもパワフルで体力、持久力共に高い犬種です。運動不足になるとストレスを感じてしまうため十分な運動量が必要。ドッグランなどで思いっきり走り回らせてあげると良いでしょう。
頭のいい子に育てるコツは?
犬種ごとに本来持つ気質や性格の傾向はもちろんあるので「賢い犬種」と呼ばれる犬達もいますが、どんな犬種でも犬は学習していく生き物です。犬が生きてく中で飼い主さんの存在は絶大なもの。飼い主さんが愛犬に与える影響で頭のいい子に育ってくれることもあります。
1.子犬の頃に様々な経験をさせる
犬は生まれてから1歳になるまでの間に経験したことにより、性格が形成されると言われています。子犬の頃にはできるだけ多くの経験をさせて、社会性を身に付けると頭のいい子に育つ可能性が大きくなります。
社会性が身に付いている犬は初対面の犬や人、また初めて行く場所にもすぐに慣れることができ、どこでもぐっするり寝ることが出来るなどストレスをあまり感じない性格に育つよう。頭がいい子になると共に、感じるストレスが少なく済むので愛犬自身にとっても良いことです。
2.愛犬の性格を把握する
犬は個性豊かな生き物で個体によって性格も様々。ちょっと怖がりな犬もいれば、気の強い犬もいますし、好奇心旺盛で大らかな子や神経質な子もいます。愛犬の性格をしっかりと把握してどのようにしつけをするのか、またどのように接するのが一番愛犬に合っているのか考えて生活していきましょう。
3.一貫性のあるしつけをする
頭のいい子に育てるには飼い主さんのしつけ方が重要。どんなに頭のいい子であったとしても飼い主さんのしつけに一貫性がなければ、愛犬を戸惑わせてしまいます。コマンドによるしつけは家族全員で同じ単語を使うように統一しましょう。
また、飼い主さんのその日の気分で「してもいいこと」と、「してはイケないこと」を混合させないように気をつけてください。例えば、ソファに乗ることを「してはイケないこと」とするのであれば「今日は特別に許してあげよう」と、ソファに乗ることを許可する日を作ってしまうと、犬は混乱し学習することが出来なくなってしまいます。
4.安心できる場所を用意する
愛犬がしっかりとリラックスできる環境を用意してあげることも、頭のいい子に育てるコツのひとつ。人間も落ち着くことが出来ない場所では仕事や勉強の効率は落ちますよね?リラックスできる環境を用意してあげることで、犬も学びやすくなり能力を発揮しやすくなります。
まとめ
愛犬を「頭のいい犬」に育てるには飼い主さんとの関係性や生活環境、またしつけの仕方が大きな影響を与えます。犬は個体ごとに個性がとても豊かなので、愛犬にあったしつけ方を見つけ出してあげましょう。決して無理強いすることなく愛情をもって接しましょね。