犬がよく破壊するモノ
1.飼い主が一番気に入っているスリッパ
犬はよく、飼い主が一番気に入っているスリッパを破壊します。新しく買ったばかりのスリッパもよく狙われます。『犬が破壊してもいい用のスリッパ』をわざとらしく置いておくのですが、なぜかそのスリッパは狙われないのが不思議です。
対策は「隠しておくこと」でしょうか。出かける時、私はシューズボックスに必ず入れてから出かけるようにしています。
2.リモコン
犬はよくテレビやエアコンのリモコンを破壊します。テーブルの上に置きっぱなしにしがちですよね。
リモコンを引き出しの中に片づける、という習慣のある人はほとんどいないのではないでしょうか。よい対策ではあると思うのですが、使うときのことを考えると出しっ放しが基本ですよね。
カジカジされたリモコンを握った感じをご存じでしょうか。トゲトゲしくなっているので、リモコンを使う度に手や指が痛いんですよね。
対策として、100円ショップでも買うことができるシリコン製のリモコンカバーを取り付けると、ガジガジされたリモコンも少しマシになります。破壊された方はぜひ試してみてほしいです。
3.スマホの充電器とイヤホン
犬はよくスマホの充電器とイヤホンを破壊します。
純正の充電器やイヤホンって意外と高額なので、また破壊されてしまうかもと思うと、買い替えようかどうか迷いますよね。何度も破壊された経験があるからだと思います。
テーブルや床の上に置きっぱなしにするのは絶対にダメです。ほぼ100%の確率で破壊されます。バッグの中も要注意です。引っ張り出して破壊してしまうことがあります。
最も注意してほしいのがコンセントにさしっ放しの充電器です。犬が感電してしまう恐れがあります。
4.ソファー
犬はよくソファーを破壊します。
柴犬などの小型犬の場合、座る部分がボロボロになる程度で済むことがほとんどなので、ソファー専用カバーやマルチカバーをかぶせてしまえば大丈夫です。うちには超小型犬のポメラニアンがいますが、ホリホリしても全くの無傷で済んでいます。
中型犬や大型犬の場合、ソファーが完全に破壊されてしまいがちです。ホリホリするだけではなく、噛んで引きちぎって破壊します。ソファーの下に穴を掘って隠れ家にしていることがあります。
壊されない対策にもソファー専用カバーやマルチカバーがおすすめですが、中型犬や大型犬にはあまり効果は期待できないかもしれません。
5.ぬいぐるみ系のおもちゃ
犬はよくぬいぐるみ系のおもちゃを破壊します。
動物のぬいぐるみを破壊されるのって、ちょっぴり悲しいですよね。腕と足をバラバラに破壊されたり、頭だけもぎ取られていたり、跡形もなく破壊されることがあります。
そういった経験から、私は動物のぬいぐるみを買うのはやめました。ぬいぐるみ系のおもちゃを破壊すると、中綿を飲み込んでしまう恐れがあるのも心配ですよね。
破壊しやすいモノなので、愛犬の安全面を考えると、そもそも『与えないことがよい対策』なのではないでしょうか。
6.木製の家具の脚
犬はよく木製の家具の脚を破壊します。
木製なので硬くて噛み心地は最高だけれど、噛めば噛むほどボロボロになっていくので、その過程が犬にとって楽しいのではないかなと思います。
家具を守るためのグッズがあります。犬から家具を守るためのグッズもあります。壊されないための対策として活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
犬がよく破壊するモノを6つ解説しました。
- 飼い主が一番気に入っているスリッパ
- リモコン
- スマホの充電器とイヤホン
- ソファー
- ぬいぐるみ系のおもちゃ
- 木製の家具の脚
犬がモノを破壊してしまうのには主に3つの理由があると思います。
- 口の中がムズムズして気持ち悪い
- ストレスや体力を発散したい
- 噛むのが好き
子犬は乳歯から永久歯に生え変わる時、成犬は歯石の蓄積や歯周病を抱えている時、口の中がムズムズします。口の中のムズムズでストレスがたまった時、体力が有り余っている時、モノを破壊することで発散させようとすることがあります。
お散歩の時間を増やすだけで改善されない場合は、運動の質を考えてみてください。
犬は基本的に噛むことが好きです。噛んで「よいもの」「いけないもの」の区別を教えてあげなければなりません。理解することができれば、モノを破壊することはなくなります。噛んで遊べる犬用のおもちゃを与えてあげてください。