犬の飼い主がやりがちなキャンプでの迷惑行為
1.ロングリードでお散歩させる
キャンプ場でロングリードでお散歩させるのは迷惑行為です。キャンプを楽しんでいる周囲の人と接触してしまう恐れがあります。リードは最も短く持つのがマナーです。
さすがにノーリードでお散歩させるマナーの悪い飼い主はいないと思いますが、もちろん迷惑行為なのでやめましょう。
2.おしっこしたら水をかける
キャンプ場に限ったことではありませんが、「おしっこしたら水をかける」という行為、実は迷惑行為です。他人から見ると、水をかけたからといって済まされる行為ではないのです。
「おしっこしたら水をかけるのがマナー」という考えを持つ飼い主もいますが、犬と暮らさない人や犬が苦手な人には全く理解されない行為です。
- ペットシーツの上で排泄をさせる
- マナーベルトを着用させる
- おむつを着用させる
マナーのある基本的な排泄の方法です。キャンプ場には犬の排泄を許可された場所はありません。ドッグランが併設されている場所もありますが、排泄は許可されていないので注意しましょう。
3.犬同伴NGエリアへの侵入
キャンプ場内には犬同伴OKエリアとNGエリアがあり、NGエリアへの侵入は迷惑行為です。とくに多くの人が利用するエリアは立ち入れないことがほとんどです。事前に確認しておくようにしましょう。
4.感染症の予防をしていない
キャンプ場には他の犬も遊びにやって来ます。感染症の予防をしていない犬がいるかもしれないと思うと心配になりますよね。
- 狂犬病予防注射済票
- 混合ワクチン接種証明書
この2つを持って出かけると安心です。施設によっては「証明できるものを提示してください」とお願いされることがあり、証明できない場合には入場を断られてしまうことがあります。
愛犬の安全と健康を守るため、ノミ・マダニ・フィラリアの予防も済ませてから出かけるようにしましょう。
5.吠える
キャンプ場には犬が苦手な人もいます。犬は大嫌いだ!という人もいます。犬が少し吠えるだけで“うるさいな”と思う人もいます。
全く吠えない犬はいませんよね。犬だって楽しくて嬉しくてテンションが上がり、吠えてしまうことがあると思います。そんな時、飼い主がしっかりコントロールできるようにしておくべきです。
愛犬のために用意しておきたい物
簡易ケージまたはクレート
愛犬が休める場所を用意してあげるとよいと思います。簡単に折りたたむことができる簡易ケージでもよいですし、普段から使い慣れているクレートなら犬も安心して休めるのではないでしょうか。
クールマットやペット用保冷剤
暑くなることが予想されます。冷感素材を使ったクールマットやペット用保冷剤が役立ちます。着るタイプのクールベストや小さな保冷剤を入れて巻くことができるバンダナもおすすめです。
ペットスエット
素早く水分補給ができるペットスエットは必ず持って行ってほしいです。熱中症対策にもなります。ペットスエットはドリンクタイプとゼリータイプがあります。セリータイプはスティック状になっていて食べさせやすいです。
飲料水はもちろんですが、こういったアイテムがあるとより安心して遊ばせてあげられると思います。
まとめ
犬の飼い主がやりがちなキャンプでの迷惑行為を5つ解説しました。
- ロングリードでお散歩させる
- おしっこしたら水をかける
- 犬同伴NGエリアへの侵入
- 感染症の予防をしていない
- 吠える
利用するキャンプ場や施設によってルールが異なります。設けられたルールに従ってマナーよく利用するようにしましょう。
周囲への配慮は愛犬の安全と命を守ります。飼い主のマナーの悪さが愛犬を苦しめる原因になってしまわないようにしましょう。