犬が退屈すぎる時によくする仕草や行動
1.あくびと一緒に声が出てしまう
犬が退屈すぎる時、あくびと一緒に声が出てしまうことがあります。
- つい、心の声が出てしまった
- 飼い主への退屈アピールのために声を出した
あなたはどちらだと思いますか?私は声の出し方によって違うのでは、と思っています。退屈すぎて無意識に声まで出てしまうこともあるでしょうし、飼い主に「退屈していますよ」とアピールしたくてわざと声を出すこともあると思います。
飼い主への退屈アピールである時は、だんだんと声の出し方がわざとらしく大袈裟になっていくところに注目して聞いてみてほしいです。
2.飼い主の後をついて回る
犬が退屈すぎる時、飼い主の後をついて回るときに思っていることがあります。
- 声をかけてもらえるのではないか
- 優しく撫でてもらえるのではないか
- お散歩や遊びに誘ってもらえるのではないか
犬は、このような嬉しい出来事を期待しています。退屈している時、飼い主が名前を呼んでくれるだけでも犬にとっては嬉しい出来事です。
構ってあげられないこともあると思いますが、無視をするのではなく、声をかけてあげてほしいです。ほんの少し頭を撫でて笑顔を向けてあげるだけでもよいです。
3.窓の外を観察する
犬が退屈すぎる時、窓の外を観察することがあります。
- 通り過ぎる人や車を見ている
- お散歩中の犬や猫を見ている
- 音を聞いている
- ニオイを嗅いでいる
このようにして退屈をしのごうとしています。少し吠えてしまうことがあると思いますが、窓の外の人や犬に声をかけているのだと思います。
激しく吠えることがあれば、それは何かに警戒し、追い払おうとしたり飼い主に知らせようとしたりしているのでしょう。
4.自分のベッドやソファーをホリホリする
犬が退屈すぎる時、自分のベッドやソファーをホリホリすることがあります。退屈しのぎのための行動としてホリホリすることもありますし、ストレスを発散するための行動としてホリホリすることもあります。
ソファーをホリホリすることは許されないかもしれませんが、犬が思いっきりホリホリできるものをひとつ与えてあげるとよいと思います。
自分のベッドをホリホリすることがありますが、破壊されたりボロボロになったりすると困りますよね。私は対処法として、ホリホリ専用クッションをひとつ与えています。いくらでもホリホリしていいクッションです。
5.家中を探索する
犬が退屈すぎる時、家中を探索し始めることがあります。
- 何かいい物は隠されていないかな
- 何かいい物が出てくるかもしれない
- あのおもちゃはどこにあるのかな
- この辺におやつがあるはずなんだけどな
このようなことを考えながら探索しているのではないでしょうか。
犬には行動欲求というものがあり、そのひとつが探索をすることです。ニオイを頼りに探索して見つけ、捕らえます。本能的に狩りを楽しんでいるのです。
構ってあげられないけれど退屈させたくないなという時は、おもちゃやおやつなど探索して楽しめるものを隠しておいてあげるとよいのではないかと思います。「〇〇どこかな?探してみて!」と声をかけて誘導してもよいと思います。
まとめ
犬が退屈すぎる時によくする仕草や行動を5つ解説しました。
- あくびと一緒に声が出てしまう
- 飼い主の後をついて回る
- 窓の外を観察する
- 自分のベッドやソファーをホリホリする
- 家中を探索する
余談ですが、犬が退屈すぎる時、手足を舐め続けることがあります。しっぽをカミカミし続けることがあります。これはただ退屈なだけではなく、その退屈によって強いストレスを感じているサインです。
舐め続けることやカミカミすることで皮膚を傷つけてしまうことがあります。膿皮症など皮膚病の原因にもなることがあります。サインに気づいたら適切な対処をしてあげてください。
犬がストレスを発散させやすいお散歩に連れ出してあげるのが最もおすすめです。