他の犬と仲良くできない犬の特徴
1.他の犬が近づくと緊張して身動きできなくなる
他の犬と仲良くできない犬には、他の犬が近づくと緊張して身動きできなくなるという特徴があります。
- 相手が自分のニオイを嗅いでいるからジッとしておこう
- どのように接したらいいのか分からない
- 争いを避けるために身動きしない方がいいかも
このようなことを考え、緊張して身動きができなくなることがあります。
他の犬が遊びに誘ってくれることがありますが、身動きしないでいると去って行ってしまいます。「こいつは一緒に遊ぶ気がないんだな」と判断されてしまったのでしょう。
- ひとりっ子で兄弟姉妹犬がいない
- 子犬の頃に他の犬と接する機会が少なかった
- 母犬と早く引き離されてしまった
このようなことを理由に他の犬との接し方を知らずに成長してしまうことがあります。飼い主が他の犬との接し方や遊び方を教えてあげる必要があると思います。積極的に交流する機会を与えて慣れさせてあげましょう。
2.興奮しやすく落ち着きがない
他の犬と仲良くできない犬には、興奮しやすく落ち着きがないという特徴があります。いわゆる「空気が読めない犬」なんです。
- 嬉しくて楽しくて興奮しちゃう
- 好奇心が強すぎる
- やんちゃ盛りである
- 社交的で陽気で活発である
理由は様々にありますが、あまりにも落ち着きがなく、他の犬がドン引きしてしまうのです。
成長と共に落ち着く犬もいます。見守ってあげることも解決する方法のひとつなのではないでしょうか。
犬がたくさん集まるドッグランに連れて行くという方法もあります。空気が読めない犬に対して、しつけを行ってくれる犬がいることがあるからです。「こうするんだよ」「それはいけないよ」と教えてくれる先輩犬を見つけてみてください。
人間が教えるよりもずっと早く解決できることがあります。
3.他の犬に恐怖心を持っている
他の犬と仲良くできない犬には、他の犬に恐怖心を持っているという特徴があります。
- 他の犬に吠えられて怖い思いをした
- 他の犬に危害を加えられたことがある
- 子犬の頃に兄弟姉妹犬からいじめられていた
たった一度の恐怖体験が一生涯のトラウマになってしまうことがあるんです。他の犬を恐れて仲良くできない原因になりやすいです。
体が小さく気が弱い性格であると、子犬の頃に兄弟姉妹犬からいじめられてしまうこともあります。おもちゃを奪い取られたり、突き飛ばされたりなどしたことがあるのではないかと思います。
恐怖心を抱えた犬に対して「他の犬と仲良くしなさい」と教えることは難しいかもしれません。交流させる前に恐怖心の原因を取り除いてあげなければならないからです。時間のかかる問題だと思います。
「他の犬と仲良くしてもらいたい」ではなく、「この子が仲良くできる犬を見つけてあげたい」という考えに切り替えると上手く解決できるかもしれません。
4.他の犬に興味がない
他の犬と仲良くできない犬には、他の犬に興味がないという特徴があります。
原因は様々にありますし、突き止められないこともあります。そんな犬には、犬に興味はないけれど、人や猫や他の動物には興味があるという特徴がある場合もあります。
どうしても同じ種族である犬と仲良くしなければならないということはないですよね。愛犬が仲良くしたいと思う相手がいるのであれば、その気持ちを尊重してあげることが解決策なのではないでしょうか。
まとめ
他の犬と仲良くできない犬の特徴を4つ解説しました。
- 他の犬が近づくと緊張して身動きできなくなる
- 興奮しやすく落ち着きがない
- 他の犬に恐怖心を持っている
- 他の犬に興味がない
我が家にも他の犬と仲良くできない愛犬がいます。同居する犬と猫とは仲良くできるのですが、他所の犬には全く興味がないのです。警戒して吠えたり危害を加えたりしない限り、どうしても解決しなければならない理由はないのでは、と思っています。
