愛され上手な犬の特徴
1.アイコンタクトすると嬉しそうにする
愛され上手な犬には“アイコンタクトすると嬉しそうにする”という特徴があります。
ジッと見つめてくるので気になって目を合わせてみると、嬉しそうにしっぽを大きく振ってくれたり、口角を上げて微笑んでいるような表情をしたりします。初対面の犬にこんなことされたら「可愛いっ♡」ってなりますよね。
思わず声をかけてしまいたくなりますし、微笑み返したくもなります。
2.相手に合わせて挨拶を交わすことができる
愛され上手な犬には「相手に合わせて挨拶を交わすことができる」という特徴があります。
興味のある人を見つけると、離れたところからジッと見つめます。しっぽを振っていたり、ソワソワしたりすることがあります。早く挨拶したくて「私に気づいて♡!」と念を送っているのでしょう。
興味があるからといって急に近づかないところがマナーが良いですよね。相手は犬を好きではないかもしれませんし、今はコミュニケーションできない状況かもしれないからです。
「おいで」と呼ばれても走って行ったりしません。耳をペタリと倒し、しっぽを大きく振りながら嬉しそうに少しずつ近づいて行って挨拶をすると思います。犬好きな相手でも怖がらせないようにしなければという気遣いなのではないでしょうか。
3.素直に抱っこされて連れて行かれちゃう
愛され上手な犬には「素直に抱っこされて連れて行かれちゃう」という特徴があります。これは、動物病院やトリミングサロンで愛され上手な犬の特徴です。
例えば、動物病院では、処置のために診察室の裏や奥の部屋に連れて行かれることがありますよね。私の愛犬は獣医さんから「〇〇ちゃん行こうか?」と言われると、嬉しそうに抱きついてスリスリし、安心した様子で連れて行かれてしまうんです。
抵抗したり、威嚇したり、拒否されると獣医さんだって傷ついてしまうことがあると思います。嬉しそうに抱っこされる犬を見ると、獣医さんまで嬉しそうにしてくれるので飼い主としても嬉しいです。
病気やケガの予防や治療、飼い主では気づけない症状の発見など、愛犬の健康を守るためのサポートをしていただく場所です。注射もしますし、体を拘束されてレントゲン写真を撮ることもあります。
愛犬が少しでも楽に診察を受けることができるよう、動物病院の皆さんに愛されていると嬉しくなりますよね。トリミングサロンなどお世話になる場所でも同じなのではないでしょうか。
人懐こい性格に育てるには?
人懐こくて愛され上手な性格の犬はメリットばかりです。余程のことがない限り、他人を威嚇することもありませんし、誰からも「お利口さんね」「しつけができてますね」「可愛いですよね」と褒めてもらいます。
動物病院での診察や処置は、獣医師も犬も飼い主も楽です。肉体的な意味でも精神的な意味でも楽です。興奮して吠えたり騒いだりしないため、犬同伴OKのお店でも迷惑になりにくいです。
すぐに人が寄って来て、声をかけてくれたり撫でてくれたりするので、ますます人を好きになることができます。
積極的に交流すること
人懐こい性格に育てるためには、積極的に他人と交流するとよいです。まずは飼い主がお手本を見せなければなりません。
飼い主が楽しそうに人と接する姿を見る機会が多かった犬は、「自分もやってみよう!」と自らチャレンジします。
初めは、犬が好きで、犬とスキンシップやコミュニケーションすることが上手な知り合いに合わせるのがよいと思います。犬好きが集まるドッグランでもチャンスはあると思います。
飼い主が人懐こく愛され上手であること
人懐こい犬を見ていると、飼い主もコミュニケーション能力が高い人なんだな…と感じることがあります。犬が人懐こく愛され上手なのは、やはり飼い主の姿を見て育ったからなんだと思います。
まとめ
愛され上手な犬の特徴を3つ解説しました。
- アイコンタクトすると嬉しそうにする
- 相手に合わせて挨拶を交わすことができる
- 素直に抱っこされて連れて行かれちゃう
人懐こさには生まれ持った性格もあると思いますが、育った環境にも影響を受けると思います。無理に人懐こくなる必要はありませんので、愛犬の性格や気持ちを優先してあげてくださいね。