犬が飼い主にもたれかかってくる5つの心理!
愛犬が体を預けるようにそっともたれかかってきてくれると、何だか嬉しい気持ちになりませんか?小型犬であればフワフワの小さな体をそっと撫でたくなりますし、中型犬や大型犬はずっしりとした重さがまた愛おしいですよね!
愛犬の体温を感じながらの至福の時間かと思います。犬が飼い主さんにもたれかかってくる時はどんな心理なのでしょうか。
1.愛情表現
犬が飼い主さんに体を預けるようにもたれかかるのは愛情表現のひとつでもあります。飼い主さんのことを心から信頼し、自分自身を守ってくれる大切な存在と感じていることでしょう。
「いつもありがとう」や「大好きだよ」などと思いながら、飼い主さんに寄り添っているのかもしれませんね。犬は様々な行動で愛情を伝えてくれますが、その中でも体を預けるようにもたれかかるのは信頼が厚い証でもあります。
2.リラックスしている
犬にとって飼い主さんは信頼している親犬のような存在です。愛情をしっかりと伝えてくれるのはもちろんですが、リラックスしたい時そばに居ることで安心できる飼い主さんに、もたれかかるといった行動をとるようです。
飼い主さんに体を預けたまま寝てしまう犬も多いのではないでしょうか。愛犬にとってもリラックスできる至福の時間のようですね。
3.甘えたい
犬は飼い主さんに甘えたい時にも、もたれかかってくることがあります。しっかりと抱きしめたり優しく撫でてあげると愛犬も大満足してくれるはず。
しかし「甘えたい」という気持ちは要求でもあります。毎回、愛犬からの要求に応えていると、少しワガママな性格になってしまう可能性も…。もし忙しくて手が空いていない時は「あとで一緒に休もうね」など言葉で伝えてあげると安心してくれるはずです。
4.不安感じている
何か嫌なことや怖いことがあって不安を感じている時にも、安心感を得るために飼い主さんにもたれかかることがあります。
愛犬の苦手なものは把握できていますか?工事現場の音や打ち上げ花火の音など「大きな音」に恐怖感を抱く犬は少なくありません。ご自宅にいる時であればインターホンの音や掃除機の音に、不安を感じる犬も多いでしょう。
犬も人間同様に性格はバラバラです。なかには恐怖心などから不安を感じてしまった時、攻撃的に吠えてしまう犬もいるのですが、飼い主さんに救いを求める様にもたれかかってくる犬もいます。
飼い主さんにもたれかかることで安心したいという気持ちの表れなので、優しく撫でて声をかけ気持ちを落ち着かせてあげましょう。また愛犬の苦手なものが把握できている場合は、苦手なものと極力接触しないよう気をつけてあげましょう。
5.寒い
とても単純な理由ですが「寒いからくっついていたい」という心理でもたれかかってくることもあります。飼い主さんの体温で暖を取っているわけですね。
寒い季節だけでなく、夏のエアコンでも体が冷えてしまうこともあります。愛犬がいつも過ごしている低い位置は、温度も低くなることが多いです。室内の温度調節は一年を通して気を配ってあげましょう。
犬が飼い主にもたれかかってくるのは良いことなの?それとも悪いこと?
犬が飼い主さんにもたれかかるのは決して悪いことではありません。基本的には信頼しているからこそ体を預けることができるので、愛犬と飼い主さんの信頼関係が良好であると思われます。
悪いことではないけれど気をつけたいこと
愛情表現やリラックスしたいと思ってもたれかかってくる時は、出来るだけ時間を作って一緒にのんびりと過ごしてあげましょう。ただしワガママに「甘えたい」「抱っこして」など、要求のためにもたれかかってくる時は要注意。
もしも、毎日が忙しく愛犬に寂しい思いをさせているのであれば時間を作ってあげるべきですが、充分にコミュニケーションの時間が足りてるなら、愛犬のワガママな行為になってしまいます。ワガママが増長してしまわないよう気をつけましょう。
不安を感じているようであれば安心させてあげるのも大切なことですが、そもそもの不安の原因となるものを取り除いた環境作りを意識してみて下さい。寒くてもたれかかってくるのも良いことではないので、環境づくりの一環として室温も愛犬にとっての適温を見つけてあげましょう。
まとめ
犬が飼い主さんにもたれかかってくることは悪いことではありませんが、甘えん坊な性格の個体が多く取る行動のように思います。
なかには一時も飼い主さんと離れたくないと寄り添ってる犬もいるかもしれませんね。もし不安感が強いようであれば、何か原因があるのかもしれません。あなたの愛犬がもたれかかってくる心理を見極めて接していきましょうね。