『おとなしい性格の犬』の特徴とは?犬種やよくする仕草まで解説

『おとなしい性格の犬』の特徴とは?犬種やよくする仕草まで解説

犬は、犬種ごとに性格の傾向があります。しかし、同じ犬種であってもそれぞれ性格は異なるため、犬種の傾向を把握しながら、愛犬に合った接し方を考えることが大切です。今回は『おとなしい性格の犬』の特徴や傾向の強い犬種などを解説します。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

『おとなしい性格の犬』の特徴とは?

黒いパグ

元気な子、警戒心の強い子、甘えん坊な子など、犬もそれぞれ性格が異なります。一般的に犬の性格は先天的なものと後天的な要素(生活環境やしつけなど)が合わさって決まると言われています。

今回は『おとなしい性格の犬』によく見られる行動や態度、仕草などをご紹介します。皆さんの愛犬はどのような性格の傾向がありますか?

1.物音や匂いに対して神経質な反応を見せない

犬は、本能から警戒心を見せることが少なくありませんが、おとなしい性格の犬はおっとりしている傾向が強く、物音や匂いに対して神経質な反応を見せたり、警戒心もあまり出すことはありません。

家の外で工事など、聞き慣れない音がしても気にする様子もなくいつものようにゆったりと過ごしていたり、インターホンに反応を示さないなど多くの犬が苦手とする物音や匂いに対しても、薄い反応や無反応な場合もあるほど落ち着いていることが多いです。

2.知らない人に対しても攻撃的な態度を取らない

人の手に前足を乗せる犬

飼い主以外の人には警戒する態度を見せたり、中には威嚇して近づかせないよう攻撃的な態度を見せる犬も少なくありませんが、おとなしい性格の犬は、知らない人に対しても攻撃的な態度をとることはほとんどありません。

少々緊張するような様子を見せたとしても、落ち着いた様子で構えていたり、中には自ら友好的に接する犬もいるほどです。

3.他の犬に対して落ち着いた態度で接することができる

散歩中に、他の犬と遭遇した際もおとなしい犬は落ち着いた態度で接することができます。興奮して駆け寄ったり、反対に警戒心から吠えたり唸ったりなど攻撃的な行動はあまりとりません。

そのため、他の犬とも比較的仲良く接することができる傾向があります。ただし、中にはおとなしいように見えるだけで、実は怖がっている場合あるため、愛犬の様子を注意深く観察してみましょう。

4.激しいアピールはせず「見つめる」など静かなアピールが多い

おすわりして見上げる犬

「かまって」「遊んで」「ごはんが欲しい」など、犬が自らアピールしてくることは日常で多くあるでしょう。しかし、おとなしい犬は要求があっても激しいアピールはせず、見つめたり隣に座ったりなど、アピールする姿も静かで謙虚。

そのため、飼い主さんの中には愛犬のアピールになかなか気付けないという人も少なくないでしょう。愛犬の様子を普段から意識的に観察し、チラチラと横目で見てきたり遠くからじっと見つめているような時は、何かをアピールしてるのかもしれませんよ。

5.目尻を下げて口角が少し上がるような表情を見せていることが多い

おとなしい犬は、性格も穏やかで温和な傾向があります。お家ではゆったりとリラックスしている時間が多いかもしれません。

目尻を下げ口角が少し上げて、まるで微笑んでいるような表情を見せながら座っていたり休んでいる姿は、見ている側もほっこり穏やかな気持ちにさせてくれるでしょう。

「おとなしい」と言われることの多い犬種は?

笑顔で伏せるラブラドールレトリバー

同じ犬種でも、性格はそれぞれ違います。しかし、犬種特有の習性によって性格特徴や傾向が大きく関わってくることも多いです。

一般的に「おとなしい」と言われることの多い代表的な犬種は、

  • ラブラドールレトリバー
  • パグ
  • フレンチブルドッグ
  • バセットハウンド

など、どの犬も穏やかで忍耐強く、落ち着いている傾向があります。しかし同じ犬種であっても、遺伝的な性格だけでなく、飼い主の接し方や環境などの影響で性格が大きく変わることもあります。

犬は飼い主に似るとも言われているため、おとなしい犬に育てたいと考えている方は、子犬の頃から接し方やしつけ方法を意識して行うと良いでしょう。

まとめ

女性に抱っこされるフレンチブルドッグ

いかがでしたか。

おとなしい犬は、警戒心や攻撃的な態度や行動をとる傾向があまりなく、常におっとり落ち着いた態度を見せることが多いため、比較的飼いやすい性格とも言われています。

犬種によっておとなしい傾向はありますが、親犬から引き継がれた性質や育った環境などによっても性格に大きな影響があるため、愛犬をおとなしい犬に育てたいと考えている方は、子犬期から飼い方や接し方を意識してみましょう。

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