後悔しないように。犬が亡くなる前にすべき『6つのこと』

後悔しないように。犬が亡くなる前にすべき『6つのこと』

いつか訪れる愛犬との別れ。そのときには、できるだけ後悔なく穏やかな気持ちで愛犬を見送ってあげたいものです。そのためには、愛犬が亡くなる前にすべきことをしておくことが大切です。ぜひこの記事で、何をすべきなのか知っておきましょう。

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愛犬が亡くなったときの後悔を減らすために

犬の前足を包み込む人の手

愛犬といつまでも一緒にいたい。飼い主さんの誰もがそう願うことでしょう。しかし、お別れの日は必ず訪れます。

愛犬が亡くなった際に「ああすればよかった」「こうしていれば…」と、後悔する飼い主さんは少なくありません。むしろ、何の後悔もなく愛犬を見送れる飼い主さんはほとんどいないでしょう。

愛犬が亡くなったときの後悔は少ないほうがいいです。そのほうが穏やかに愛犬を見送ることができ、深刻なペットロスの予防にもなります。後悔をゼロにするのは難しいですが、せめて少しでも減らせるように今からすべきことをしておきましょう。

今回は、犬が亡くなる前にすべきことをご紹介します。

犬が亡くなる前にすべきことは?

聴診器を当てられるヨーキー

1.『今』を楽しく過ごす

いつか愛犬とのお別れの日がやってくる。そう考えると悲観的になってしまうかもしれません。しかし、お別れの日は必ずやってくるからこそ『今』を楽しく過ごすことが大事です。

毎日スキンシップを取ることはもちろん、愛犬が元気なうちに旅行やドライブに出かけるなどして、楽しい思い出をたくさん作りましょう。愛犬のお誕生日やクリスマスを一緒にお祝いするのもおすすめです。

そして、愛犬との楽しいひとときは写真や動画に残しておきましょう。愛犬が亡くなったあとに見返して、愛犬との思い出に浸ることができます。

2.定期的に健康診断を受ける

初期のうちはこれといった症状が出ない病気は意外とあります。そして症状が出たときにはかなり進行していて、短期間で亡くなってしまうことも…。そうなってしまった場合「もっと早く病気が分かっていたら…」と、飼い主さんは悔やんでも悔やみきれないでしょう。

定期的に健康診断を受けることで、病気の早期発見や早期治療に繋げることができます。愛犬が病気で亡くなるにしても、早期発見と治療をした結果であれば、あまり悔いは残らないのではないでしょうか。

愛犬が6歳頃までは年に1回、シニア期に入る7歳頃からは半年に1回は健康診断を受けましょう。日頃から飼い主さんが健康チェックを行い、異変に気づいたらすぐに受診することも大切です。

3.愛犬のための貯金をしておく、ペット保険に加入しておく

愛犬が病気になった際に治療費を払う金銭的余裕がないと、何もしてあげられないままお別れすることになるかもしれません。「お金がなくて何もしてあげられなかった」という状況は、大きな後悔に繋がりやすいです。

犬の治療費や検査費は高額になることがあるので、いざというときのために備えて、愛犬のための貯金やペット保険への加入をしておきましょう。十分な費用があれば納得のいく治療ができ、たとえ結果的に亡くなってしまったとしても後悔は少なく済むでしょう。

4.看取り方や見送り方を決めておく

愛犬の看取り方や見送り方はひとつではありません。お別れが間近になってから決めるとなると、動揺して冷静な選択ができずにその選択を後悔することになるかもしれません。

愛犬が高齢になってきたり病気で余命を告げられたりしたら、早めに看取り方や見送り方を決めておきましょう。同居している家族がいる場合はよく話し合い、家族全員が納得できる形にすることが大切です。

5.できる限りのお世話をする

最期まで愛犬にできる限りのお世話をすることで「ああしておけば…」「こうしておけば…」という後悔を減らせます。

愛犬の体が思うように動かなくなってくると、排泄のお手伝いや床ずれ予防のための体位変換、スポイトなどによる水分補給といったお世話が必要になります。

こうしたお世話は通常のお世話よりも大変で、飼い主さんの心身が疲弊してしまうことが少なくありません。家族で交代でお世話をしたり、老犬ホームのデイケアや訪問介護サービスを利用したりして、一人で背負い込まないようにしましょう。

6.不安を軽減してあげる

犬も死期が迫ると、不安や混乱が生じると考えられます。飼い主さんは愛犬の不安を軽減するように努め後悔のないようにしましょう。

特別なことをする必要はありません。ただ話かけたり名前を呼んだり、優しく撫でてあげたりすればいいのです。飼い主さんがそばにいることが実感できれば愛犬の不安は軽くなり、穏やかに最期を迎えることができるでしょう。

まとめ

高齢のコッカー・スパニエル

考えるのを避けてしまいがちですが、いつか愛犬とお別れしなくてはならない日がやってきます。大切な家族である愛犬とのお別れはつらく悲しいものですが、後悔がたくさんあると、つらさや悲しみはより一層深まってしまうでしょう。

穏やかな気持ちで見送るためにも、愛犬が亡くなる前にすべきことをして、後悔を減らしましょう。

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