犬を甘やかしすぎると病気になる?考えられる3つのリスクと適切な接し方

犬を甘やかしすぎると病気になる?考えられる3つのリスクと適切な接し方

犬を飼っている大半の人が「犬をつい甘やかしてしまう」と自覚しています。しかし、そのままでは犬が問題行動を起こしたり、病気を抱えてしまうかもしれません。この記事では、犬を甘やかしすぎると考えられる3つのリスクと適切な接し方についてまとめました。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬を甘やかしすぎると病気になる?考えられる3つのリスク

いたずらした犬と少女

「目に入れても痛くない」とさえ思うほど愛犬ってかわいいですよね。

しかし、「ついつい甘やかしてしまう」という飼い主さんはちょっと注意した方がいいようです。

そのまま犬を甘やかしすぎると、生活に大きな支障が出る上に、大切な愛犬を病気にさせてしまうかもしれません。

ここでは、犬を甘やかしすぎた時に考えられる3つのリスクをご紹介します。

もし当てはまる項目があると感じた方は、これから改善するにはどうすべきか考えていきましょう。

1.問題行動が増える

「かわいいから」と犬を好きなように甘やかしてしまうと、まず次のような問題行動が目立つようになります。

  • 要求吠え
  • 噛みつき行動
  • 破壊行動
  • わがままな態度をとる

愛犬から「遊んでほしい」「ごはんちょうだい」といった要求に応じてばかりいると、次第に「要求吠え」をするようになります。

要求吠えに安易に応じてしまえば、いつでも吠えてしまう犬になってしまいます。

さらにわがままが加速してしまうと飼い主の指示を聞かなくなり、人に噛み付いたり、クッションなどをボロボロにするなどの破壊行動を起こす可能性も出てきます。

人間もそうですが、甘やかすことがその人のためになるとは限らないのです。

飼い主の指示を聞かなくなるとしつけがうまくいかなくなり、いつしか「愛犬のことが嫌いになってしまった」という方も少なくはありません。

2.偏食になってしまい、健康に害が出る

犬の食事

好みのフードやおやつばかり愛犬が欲しがってしまうのは、仕方のない部分があります。

だからといって、犬が欲しがるものだけを与えてしまうと、偏食が一気に加速してしまう危険性があります。

日常的に偏食するようになってしまうと栄養が偏り、結果として愛犬の健康に悪影響が出てしまいます。

犬が偏食になった時に気がかりなのは、肥満リスクが高まってしまうという点です。

好きなおやつばかり食べてしまい、自分の食事を食べなくなる犬は大変多く、注意が必要です。

また、歯周病リスクの不安も出てくるので、甘やかしすぎには要注意ですね。

3.分離不安症になり、心の病気になる

1日中愛犬とべったり過ごす日々は幸せですよね。

ただ、極端に犬と人間がくっついて過ごしてしまうと、離れることに不安を感じてしまい、中には「分離不安症」という心の病気を抱えてしまうケースがあります。

発症すると、次のような症状や行動が目立つようになります。

  • 1人で留守番ができない
  • 後追いをする
  • トイレの失敗
  • 無駄吠えが増える
  • 破壊行動
  • 下痢や嘔吐などの体調不良

症状は犬によって異なりますが、ストレスやトラウマなどの原因によって次第に生活に支障が出ていきます。

犬を甘やかしすぎてしまうと、いつしか飼い主さん自身も犬に依存してしまうことがあるので、お互いにとって良い距離感を持ち続けることが大切です。

犬への適切な接し方

レトリバーと女性

それでは、甘やかしすぎない犬への接し方について考えていきましょう。

飼い主の自分がしつけを頑張っているのに、「夫や妻が甘やかす」「家族が甘やかしてしまう」と悩んでいる方も多いようです。

ぜひこの機会に、家族一丸になって愛犬への適切な接し方について考えてみてください。

褒める・叱るを繰り返す

犬との生活が長くなるほど正しいしつけ方法を忘れてしまい、接し方がうやむやになりがちです。

ぜひここで今一度、「褒める」「叱る」の繰り返しの徹底を行いましょう。

飼い主さんの指示をちゃんと聞けたらしっかり褒める、逆に問題行動を取ったらその場で叱ります。叱るといっても怒鳴ったり、大きな音をたてたり、たたくことではなく「ダメ」の一言でもよいでしょう。言葉を統一してください。

褒める時には、一口サイズのおやつを用意しておくのもおすすめです。

要求されてもスルーする

かわいい犬

犬のわがまま要求をやめさせるには、犬からの要求はスルーをすることが重要です。

「ワンワン!」という要求吠えに「はーい」と答えたり、おやつを与えてしまえばさらに悪化してしまいます。

犬がかわいそうに感じてしまうでしょうけど、そこで甘やかしてしまうことは犬のためになりません。

「愛犬のために」という気持ちを強く持って接してみてください。

ご飯の与え方にメリハリをつける

偏食が目立ってしまい、「犬がご飯を食べたり残したりを繰り返す」という方は与え方を見直しましょう。

もし犬がご飯を残しても、15分ほどで片付けてしまいます。

犬に「ご飯の時間に食べないといけない」という必要性をしっかり覚えさせてください。

この時にドッグフードを変えたり、何かをプラスさせることは得策ではありません。

まずは、ご飯の与え方にメリハリをつけていきましょう。

まとめ

犬のしつけ

いつも愛想や愛嬌を振りまいてくれる愛犬を、つい甘やかしてしまう気持ちは深く理解できます。

ただ、甘やかしすぎてしまうことは愛犬にリスクを負わせてしまいます。

甘やかし期間が長いほど改善が難しくなるので、心当たりがある飼い主さんは早めに対処を行うべきでしょう。

また、いち早く犬のわがまま行動を改善させるには、家族の接し方を統一させることが重要です。

甘やかしてしまう家族がいる場合は、この機会によく話し合ってみてください。

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