犬の気持ちは仕草に表れる
犬の気持ちは仕草や行動に表れます。
たとえば、無防備にお腹を見せてくるのは「信頼しているよ」という飼い主さんへの愛情を示しています。
あくびをしたり鼻を舐めるのは、緊張しているサインです。
犬の仕草や行動がどのような気持ちを表現しているのかを知ることで、より愛犬とのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
犬の足の動きにどんな心理が隠されているのか、ぜひ知っておいてください。
犬の足の動きでわかる心理4つ
1.足をつかって地面を掘る
犬が足をつかって穴を掘るような仕草を見たことがある方は多いと思います。
散歩中に地面を掘る場合は何かを発見した、気になる匂いを感じるといった場合がほとんどです。
しかし、家の床やソファをひたすら掘っていることもありますよね。
この場合は「飼い主さんにかまってほしい」という心理の表れだと考えられます。
穴を掘る仕草を見せる愛犬に「何してるの？」「やめなさい」と話しかけることがあるでしょう。
そのような経験から、犬は（穴掘りをする仕草を見せれば、飼い主さんにかまってもらえる♪）と考えるようになるのです。
2.片足をあげている
愛犬が突然、片足をあげて固まったのを見たことはありませんか？
犬が片足をあげた姿勢で固まってしまうときは、強い不安や緊張を感じているのです。
散歩中に知らない人や犬が前から歩いてきたときに警戒して、片足立ちの姿になることがあります。
また、相手へ敵意がないことを示すために片足をあげるとも考えられています。
愛犬が片足をあげて突然固まってしまった場合は、周囲に不安を感じさせるようなものや人がないかを確認してあげてください。
3.軽い足取りで近寄ってくる
帰宅したときなど、愛犬がぴょんぴょんと軽い足取りで近寄ってきた経験がある方は多いでしょう。
犬が跳ねるように軽い足取りで近寄ってくるのは、嬉しい気持ちを表しています。
人間も嬉しいことがあると思わずるんるんとスキップしたくなるような気持ちに駆られる時がありますよね。
犬の場合は、嬉しい気持ちがそのまま足取りに表れているのです。
愛犬が軽い足取りで近づいてきたときには、思いっきり「よしよし」してあげましょう。
4.前足でちょいちょいと触れてくる
愛犬が前足をちょいちょいと動かし、腕や足に触れてきたことはありませんか？とても愛らしい仕草ですよね。
犬が前足でちょいちょいする仕草には、飼い主さんに「かまってほしい」「甘えたい」といった気持ちが表れています。
他のことをしている飼い主さんに自分のことを見てほしいとアピールしているのです。
他にも、ご飯や散歩のおねだりとして前足でタッチしてくることもあります。
ただし、要求されるたびに応えていると、おねだりがエスカレートしてしまいます。
愛犬に前足でちょいちょいされたときには、必要な場合のみ応えるようにしましょう。
頻繁に要求してくるときはコミュニケーションが不足しているのかもしれません。愛犬との時間をたっぷり作るようにしてください。
まとめ
犬の足の動きには、さまざまな心理が表れています。
いままで気に留めていなかった仕草も、実は愛犬のストレスを表しているかもしれません。
普段から愛犬をよく観察し、不安や緊張を感じていないかチェックしましょう。
足の動きでも気持ちがわかるようになると、いままで以上に愛犬との信頼関係も強くなりますよ。
