犬が『ご飯ちょうだい♡』と要求している時にする仕草や態度5選
犬は『ボディランゲージ』で気持ちを飼い主に伝えていることが多いです。ボディランゲージを理解することで、犬たちの要求や気持ちをより多く読み取り応えてあげることができます。
今回は、犬が「ご飯ちょうだい」と要求している時に見せる仕草や態度を紹介します。
1.食器の前で飼い主を見つめる
空の食器が出ている場合、食器の前まで行き、そこから飼い主に訴えかけるようにジッと見つめてくることがあります。これは「お皿が空だよ」「お腹空いたからご飯を入れてほしいな」と訴えているサインです。
自己主張が激しくない子や基本的に飼い主の指示をよく聞く子に多く見られる仕草で、強く「欲しい欲しい!」と主張はしないものの、「気づいてほしいな」というスタンスで訴えかけてきます。
また、毎日ご飯の時間が決まっている場合、体感でご飯のタイミングを把握している犬は多いです。「そろそろご飯の時間だな」と感じると食器の前に行き、ジッと飼い主を見つめてくる犬も多いです。
2.食器を前足でちょんちょんと突つく
食器の前へと行きジッと見つめるだけでなく、ちょんちょんと軽く前足で突つくような仕草を見せて、飼い主に気づいてもらおうとする犬も多いです。
ジッと見つめるだけでは飼い主が気づいてくれない時に見せることが多く、「早く入れて」「お腹が空いたことに気づいて」とサインを送っています。
3.食器の前で「おすわり」などのポーズをとる
飼い主さんの中には、ご飯を与える前に「おすわり」や「ふせ」などの基本指示動作を行わせてから食べさせるという人もいると思います。
こうした指示動作を取り入れてからご飯を食べさせている場合は、食器の前や飼い主の前へ行き、いつも行っている指示動作を自ら行い飼い主にご飯をもらおうとする犬もいます。
「ほら、いつものやったよ!早くご飯をちょうだい」という気持ちでしょう。ご褒美(ご飯)のために指示動作を行ってくれているので、まだご飯をあげていないならば、ぜひ入れてあげてください。
4.いつもご飯を食べる場所をうろつく
ご飯を食べていない時は、食器をきちんと片付けているというご家庭も多いですよね。その場合はいつもご飯をもらっている場所へ行き、その場所をウロウロと歩き回るような行動もサインの1つです。
犬は普段の日課を習性として行動記憶していることが多いので、「お腹が空いたな」「ご飯が欲しいな」と思った時、いつもご飯をもらっている場所に行き、その場所の匂いを嗅いだり、ウロウロと落ち着きなく歩き回ったりする様子が見られます。
いつもご飯をもらっている場所をうろつく姿が見られたら、お腹が空いているサインかもしれません。
5.飼い主の顔や口周りを舐める
子犬は母犬にご飯をねだる時、あるいはご飯をもらう時、口を舐めて「ちょうだい」と催促したり、口から直接ご飯をもらったりしていました。その頃の名残でお腹が空くと飼い主の顔や口周りを舐めるような仕草が見られることも多いです。
「お腹が空いたよ。ご飯をちょうだいと要求していたり、飼い主の口から美味しそうな匂いがするため「僕も食べたいよ」と欲求を伝えているのでしょう。
ただし、飼い主の口周りや顔を舐める行動は、愛情表現の一種でもあります。すでにご飯をあげている場合は、甘えているサインであることが多いです。
まとめ
いかがでしたか。犬が「ご飯ちょうだい」と要求している時、今回紹介したようなサインが見られます。もしもまだご飯を与えていない場合は、催促通り食器にご飯を入れてあげましょう。
すでに与えているのに催促してくる場合は、ご飯の量が足りているか確認し、他のことで気を紛らわせてあげるなど対応しましょう。