犬のための便利なサービス
1.面会自由な老犬ホーム
老犬ホームは全国に50施設ほどあるとされています。入居している犬の数は600頭ほどです。
健康な老犬もいますし、病気や障害を抱える犬もいます。
基本的には老犬の介護を行うサービスですが、飼い主の健康状態が悪く愛犬のお世話をすることができなくなったことを理由に預けられる犬もいます。
預けられる理由は様々ですが、「高齢の愛犬のお世話が大変で精神的に苦しい。少しの間だけでも愛犬と離れて過ごしたい。」と話す飼い主もいらっしゃるようです。
1カ月~数カ月、1年~数年、最長では生涯ずっと預けることができる老犬ホームもあります。
- 10歳以上の老犬であること
- 感染症の予防医療を徹底して行っていること
このような条件が設けられていることがほとんどです。
- 面会が自由にできること
- 動物取扱責任者などの資格を保有している施設であること
- 24時間スタッフが常駐していること
- 動物病院と連携していること
必要とするサービス内容は様々ですが、施設選びにも慎重になる必要があると思います。
2.犬専用のフィットネスクラブ
犬専用のフィットネスクラブは、主にダイエットや健康維持を目的とするサービスです。
予防医療の発達によって、犬も高齢化が進んでいますよね。
長生きしてくれることは嬉しいことなのですが、介護問題に直面することがあります。
愛犬の介護に疲れ果て、精神的に病んでしまう飼い主が増えているようです。
「愛犬の健康寿命を延ばし、筋肉を維持しながら体力をつける。」「寝たきりになることなく、いつまでも健康に若々しく楽しく生きてもらいたい。」
そのような飼い主の思いを叶えるサービスとして注目されています。
3.愛犬のお世話を代行するマッチングサービス
仕事や旅行で愛犬を預けたい時、預け先を探すことができるサービスがあります。
お世話をしてくれる人のことをホストと呼んでいます。ホストとしてマッチングサービスを利用している人には次のような人がいます。
- 犬と暮らしている飼い主
- 犬や動物に関連したお仕事を過去にしていた人
一般の人であり、赤の他人なのです。「うちも犬がいるので」「犬が好きなので」「犬と触れ合いたいので」といった理由でホストをされていらっしゃるようです。
大切な愛犬を預ける側としては、まだまだ不安の大きなサービスですよね。
ネット上で知り合った全く見知らぬ人に愛犬をお世話してもらうということですから、恐ろしい事態を想像してしまう人もいらっしゃるかもしれません。
今後、どのように発展していくサービスなのか少しの期待はあるなと感じます。
4.ペットタクシー
WEB上で事前に登録をすることで利用できるサービスです。
犬・猫・小動物を対象としており、中型犬や大型犬は利用できないのでは?という声があります。
乗車が可能な犬種(体の大きさ)は事前に確認しておく必要があると思います。
飼い主と犬が一緒に乗車することができるのはもちろん、犬だけで乗車することも可能です。
トリミングの送り迎えにも利用できて便利なのではないでしょうか。愛犬専用のケージやクレートの持参が必須だと思います。
まとめ
犬のための便利なサービスを4つ解説しました。
- 面会自由な老犬ホーム
- 犬専用のフィットネスクラブ
- 愛犬のお世話を代行するマッチングサービス
- ペットタクシー
このようなサービスがあると、今犬と暮らす飼い主にも嬉しいですし、今後犬を飼ってみたいなという人にも犬を家族に迎えるきっかけになるのではないでしょうか。
一人暮らしや高齢で愛犬との暮らしに不安を抱える人にも様々な犬のための便利なサービスがあることを知ってもらえたら嬉しいです。