犬が飼い主の電話中に吠えてしまう…4つの心理と止めさせる方法

犬が飼い主の電話中に吠えてしまう…4つの心理と止めさせる方法

あなたの愛犬は電話中にワンワン吠えずに良い子で待っていることはできますか?飼い主さんが電話中に吠えてしまう犬は少なくないようです。この記事では飼い主さんが電話中に吠えてしまう犬の心理と止めさせる方法をご紹介いたします。

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犬が飼い主の電話中に吠えてしまう4つの心理

受話器を咥える犬

ほとんど吠えることのない犬でも、何かに反応して吠えてしまうことってありますよね。飼い主さんが外出してしまう時に寂しくて吠える、楽しいお散歩の前に嬉しくて吠える、雷や工事現場の大きな音が怖くて吠えてしまうなど理由は様々かと思います。

中には飼い主さんが電話中に吠えてしまう犬もいるのではないでしょうか。大切なお仕事の話であればちょっと大変ですよね。犬が飼い主さんの電話中にどんな心理で吠えているのか調べてみました。

1.嫉妬している

電話をしている最中には他の作業はあまり出来ないですよね。携帯電話やコードレス電話であっても移動することは可能でも基本的には「会話すること」に集中しているはず。

もちろん愛犬と遊ぶのも難しいと思います。もしかすると愛犬は飼い主さんが電話をしている最中には「構ってもらえない」と思い、電話機に対して嫉妬しているのかもしれません。

犬の視点からすると、受話器を手にひとりで喋る飼い主さんが不思議に見えているのかも。そのうえ受話器を手にしている最中は「遊んでくれない」「構ってくれない」という状態なので、無視をされているような気分になるのかもしれませんね。

2.飼い主さんの声に反応している

当然ながら犬は電話がどんなものなのか理解していません。上記にも書いたように電話機を持った飼い主さんがひとりで喋っているように見えている可能性があります。

ひとりで喋り続ける飼い主さんを不思議に思う犬もいれば、「自分に話しかけてくれている!」と勘違いする犬もいるようです。電話の会話が弾めば弾むほど、たくさん話しかけられていると勘違いしてたくさん吠えてしまうこともあるかもしれませんね。

3.相手の声に反応している

犬の聴覚は非常に優れていて、人の耳には届くことのない音も聞こえていると言われています。集合住宅であれば壁の中の排水管を流れる水の音や、廊下で人が話している声なども聞こえているのだとか。

飼い主さんの電話中に、相手の声が愛犬の耳に届いている可能性もあります。聞き慣れない声であれば警戒心から吠え、聞き慣れた親しくしている人の声ならワクワクするような気持で吠えているのかもしれません。

4.構ってもらえると思っている

大切な電話の最中に愛犬にワンワン吠えられてしまうと困りますよね。ついつい「静かにしててね」や「後で遊ぼうね」などと声をかけてしまうものだと思います。

飼い主さんがうっかりやってしまう行動かと思いますが、吠えている最中に声をかけてもらったことで「吠えると構ってもらえる」と学習してしまった可能性があります。構ってほしいという気持ちの表れでもありますね。

犬が飼い主の電話中に吠えるのを止めさせる方法

吠える犬

1.無視をする

飼い主さんの電話中に吠えてしまうのも無駄吠えのひとつかと思います。無駄吠えを止めさせる方法としては「無視をする」のが効果的。犬は飼い主さんに無視をされることがとても辛いことなのです。

電話での会話中でうるさいかとは思いますが、愛犬が「どんなに吠えても構ってもらえない」「吠えてもいいことはない」と学んでくれるまで、吠えている最中は徹底的に無視をしましょう。

2.受話器を使ってしつけする

実際の通話中でも構いませんが、受話器を耳に当てた状態で「通話中には吠えてはいけない」というしつけをしてみましょう。

犬にはフセの姿勢をとってもらい「マテ」のコマンドで待たせます。「吠えないでね」や「静かにしていてね」など愛犬に伝え、受話器を置くまで吠えずに大人しく待つことが出来たらオヤツを与えてください。

初めは30秒程度の短い時間で構いません。少しずつ時間を長くして何度も繰り返し練習しましょう。

3.電話している姿を見られない様にする

止めさせる方法というよりは防ぐ方法になりますが、飼い主さんが電話していることに気づいて吠えてしまうのですから、気づかれない様に電話してしまうのもひとつの方法です。

電話をする時にはハウスに入ってもらい、飼い主さんはお隣のお部屋などで電話を済ませてしまいましょう。愛犬が電話に嫉妬する必要もなくなりますよね。

まとめ

電話中の飼い主さんの膝に乗る犬

飼い主さんとしては「吠えてほしくない時」に吠えられてしまうのは困りものですよね。電話中もそのひとつかと思います。止めてほしいからと言って叱ってしまうのは良い方法ではありません。

個体の性格によっては吠え方がエスカレートしてしまうこともあります。ゆっくりと時間をかけて「吠えてはいけない」ということを教えてあげましょうね。

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