犬が人に飛びついてしまうのは危険!考えられるリスクと直す対処法

犬が人に飛びついてしまうのは危険!考えられるリスクと直す対処法

元気いっぱい好奇心旺盛な犬はどんなものにも飛びついてしまうことがあります。時にはお散歩中に見知らぬ人に飛びついてしまうことも。この記事では犬が人に飛びついてしまった時のリスクと直し方や対処法をお伝えいたします。

お気に入り登録
SupervisorImage

記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が人に飛びついてしまった時のリスク

人の足に前脚をかける犬

愛犬がピョンピョンと足元に飛びついてくるのは、日常的に見る可愛らしい光景かもしれませんね。しかし、犬が人の足に飛びついてしまうのは危険なこともあります。

第一に愛犬自身のケガ。そして、飛びついてしまった相手もケガをしてしまうリスクがあります。愛犬が飛びついた人が飼い主さんであればまだ良いですが、お散歩中にすれ違った全く知らない人であれば大変です。

1.飛びつきでのケガの可能性

ジャンプして人に飛びつくわけですから、犬に飛びつかれた人も犬自身もケガをするリスクがあります。

体重の軽い小型犬、またタッチするように軽く飛びつく程度であれば、人がケガをする可能性は低いと思いますが、大型犬が人に飛びついてしまったり、興奮している犬が勢いよく人に飛びついてしまった場合は、人が思わぬケガをしてしまう恐れもあります。

特に相手がお年寄りや小さなお子様であった場合、それほど大きな犬でなくても押し倒してしまう危険性があります。

そして犬自身はジャンプしている姿勢自体が、足や腰などの関節に負担がかかるため危険です。元気よくジャンプして着地に失敗してしまうと、骨折の危険性もあります。

2.飛びついた相手とのトラブル

犬が飛びついた人を押し倒してしまったりケガをさせてしまった場合は、もちろんトラブルに発展することも。なかには賠償金を請求されたというケースもあるようです。

ケガの治療のため通院するのであれば、治療費や通院にかかる交通費は犬の飼い主さんの負担になることもあります。

万が一、飛びつかれた人がケガをしなかったとしても不快に感じる方が多いはず。お散歩中の人への飛びつきは問題行動のひとつでもあるので、飼い主さんがしっかりとコントロールしてあげましょう。

犬が人に飛びつく時の心理

人の足元に寄って行く犬

犬は何の理由もなく人に飛びついている訳ではありません。犬が人に飛びついてしまう時の心理は大きく分けると2つ。「喜び」と「恐怖」になります。

1.喜び

飼い主さんの足元にジャンプして飛びついてくる時は、嬉しさから興奮していることが多いよう。ご飯の前やお散歩の前、また飼い主さんの帰宅時に、喜んでピョンピョンとジャンプすることはありませんか?

これは嬉しい気持ちを抑えることが出来ない時の行動。人懐っこくて誰とでも仲良く遊びたいと感じる性格の犬であれば、お散歩中に見知らぬ人に飛びついてしまうこともあります。

2.恐怖

何かに対して「怖い」と感じ恐怖心を抱いた犬が攻撃的な態度に出ることがあります。「人への飛びつき」もそのひとつ。飼い主さん以外の人に対して恐怖心を抱く犬は、お散歩中に知らない人に威嚇するために飛びついてしまう危険性があります。

飛びつきの直し方や対処法

人の足元に駆け寄る2頭の犬

体重の軽い小型犬や子犬の頃であれば、人への飛びつきも微笑ましく可愛らしい行動のひとつに見えますが、自分自身のケガと他の人にケガをさせてしまうリスクを考えると止めさせたほうが良い行動のひとつです。

「喜び」と「恐怖」の心理では止めさせ方に違いがあります。知らない人に飛びついてしまわないようにご自宅でしっかりとトレーニングしましょう。

1.「喜び」の心理で飛びつく犬

嬉しくて飛びついてしまう犬には無視をするのが効果的です。飼い主さんの帰宅時に「嬉しくてたまらない」という感じで飛びついてくる犬は多いと思います。その際、構ってしまうと「褒められた!」と勘違いしてしまうことがあります。

少し可哀想な気もしますが、飛びついてくる間は徹底的に無視をし続けて、飛びつくのを止めて興奮が落ち着いてからたっぷりと褒めてあげてください。毎日のように何度も繰り返し教え「飛びついても良いことはない」と学んでもらいましょう。

2.「恐怖」の心理で飛びつく犬

恐怖心から人に飛びついてしまう犬は、喜びの心理で飛びつく犬よりもしつけで止めさせるのは難しくなってしまうと思います。

成犬になっているのであれば、子犬の頃に社会性が身に付けられなかった、また以前に知らない人から嫌なことをされた経験があるなど、トラウマが原因になっている可能性もあります。

根本的には「知らない人でも怖くない」と言うことをゆっくりと教えてあげることですが、相当な時間がかかると思います。

「人は怖くない」と理解できるまでは飼い主さんがしっかりとコントロールしてあげましょう。お散歩中は愛犬が怖がる対象とは距離を置く、またオヤツなどを使用して注意をそらしてあげましょう。

万が一のためにもお散歩中はリードを短く持って、愛犬が人に飛びついてしまうことを防ぎましょう。攻撃性が強く飼い主さんひとりで対処できない時はプロのドッグトレーナーさんに相談してくださいね。

まとめ

駆け寄ってくる犬

笑顔の愛犬がピョンピョンと喜んで出迎えてくれるのは、飼い主さんとしては仕事の疲れも吹っ飛ぶくらい可愛らしい行動ではありますよね。

しかし、癖になってしまってどこでも誰にでも飛びついてしまっては困りもの。愛犬の腰や足にも良くありません。出来るだけ早く「してはイケないことだよ」としつけで教えてあげましょうね。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。