犬が『車酔い』をしている時の症状5選
愛犬とドライブをする時は、愛犬が車酔いしていないかどうか時々確認することが大切です。ここでは犬が車酔いをしている時に見せる症状を紹介するので、このような症状が見られたらなるべく早く休憩を入れてください。
1.急に吠えたり鳴いたりし出す
車に乗ってからしばらくしてから突然吠え始めたり、「クゥ〜ン」と鳴いたりすることはありませんか。これは犬が「なんだか気分が悪いな」と車酔いを感じ始めている初期症状です。
気分が悪いことを飼い主に訴えようとして、吠えたり鳴いたりしているのです。このような症状が現れたら、悪化する前に早めの休憩を取り入れましょう。
2.ソワソワと落ち着きのない様子を見せる
車酔いを感じ始めている時、特に目立ったサインは見せない犬もいます。ソワソワと席に座りながらも落ち着きのない様子を見せたら、車酔いの初期症状だと思ってください。
「なんだか気持ち悪い」と感じ始めているため、辺りをきょろきょろと見回したり、何度も体勢を変えてみたりしているのです。早めの休憩や揺れを感じないように体を寄せてあげたりすると良いでしょう。
3.体が震える
車酔いによる気分の悪さが少し悪化してしまうと、ブルブルと小刻みに震えるような症状を見せることがあります。このような症状を見せると、多くの飼い主が「なんだかおかしい」と感じることでしょう。
また、体が震えるだけでなくあくびが増えるといった変化を見せることもあります。あくびはストレスや体調不良のサインとされているので、早めに休憩をとり気分転換させてあげましょう。
4.頭を下げた状態で元気がなくなる
頭を低い位置に下げた状態で、元気なくぐったりとしている様子を見せている場合、車酔いの症状が悪化している可能性があります。すでに気分がすごく悪く、反応することもできないほど体調が悪くなっている可能性があります。
そのまま放置していると嘔吐してしまったり、お出かけ先についても遊ぶことができなかったりする恐れがあるため、こまめに休憩を取り入れたり、換気をしたりして少しでも気分が快方に向かうように工夫しましょう。
5.垂らすよだれの量が増える
車酔いによって気分が悪くなると、よだれの量が増えるという変化も見られます。「ハァハァ」とまるで苦しそうに荒い息をして見せたり、その度に大量のよだれが垂れたりするのは、気分の悪さを少しでも緩和させようとしているのです。
嘔吐の前兆である可能性もあるので、まずは換気をして新鮮な空気を取り入れたり、一度道の端に停止して、車が揺れている状態から解放してあげたりしましょう。
犬が車酔いしている時に飼い主ができる対処法は?
犬が車酔いのサインを見せ始めた時、飼い主ができる対処法は以下の通りです。
- なるべく早く休憩を取り入れる
- リードをつけた状態でしっかりと抱きかかえて揺れを感じないようにする
- 犬の体が揺れないようシートベルトで固定したケージに入れる
- 急発進や急ブレーキなど揺れを誘発する運転を避ける
また、予防として、車に乗る前に車内の臭いを無臭にしたり、車に乗る30分前までに食事を済ませておくなどの対策も有効です。
まとめ
いかがでしたか。愛犬とのドライブを楽しむために、事前に車酔いしないような対策を考える必要があります。もしも車酔いのサインが見られた場合は、なるべく早く休憩を取り入れたり、換気したりできる対処法を実践しましょう。