愛犬に嫌われる!?飼い主がやってはいけないNG行為7選
犬は飼い主や家族に無条件で愛を注いでくれます。しかし、それはお互いがお互いを思いやり愛情を注いでいるからこそ!犬が嫌がる行為を繰り返し行えば、飼い主であっても嫌われてしまいます。
今回は、愛犬が嫌がる飼い主がやってはいけない行為を紹介します。
1.わざと期待させて裏切るような真似をする
「愛犬の反応が可愛いから」と、わざと期待させて裏切るような行動を見せて反応を楽しんでいませんか。犬もこうした行動を繰り返し行われると「また騙された」「イライラするな」と不信感を募らせるようになります。
例えば、可愛い素直な反応を見たいがために大好きな散歩を引き合いに出し、その場では散歩に連れて行ってあげない…といったからかい行為は、飼い主が思っている以上に犬のストレスになっています。こうしたちょっとしたからかい行為も控えてください。
2.怒鳴ったり体罰を与えたり恐怖で支配する
犬のしつけは飼い主の責務です。しかし、だからと言って必要以上に厳しくしつけをしてしまうと、犬に必要のない恐怖心を植え付けてしまったり、トラウマになってしまうこともあります。
特に、大きな声で怒鳴ったり体罰と称して暴力を振るったりする行為は、行き過ぎると虐待に値します。叩いたり大声で怒鳴りつけたりしても、恐怖で支配しているだけで根本的なしつけにはなりません。行き過ぎたしつけ方法は改めましょう。
3.延々と言葉で説教をする
大声で怒鳴ったり体罰を与えたりしていなくても、犬が理解できない『言葉』で延々と説教をする行為も、犬にとっては大きなストレスになります。
「ネガティブな感情を向けられているのはわかるけれど、何を言っているかわからない」という状況は、大きなストレスを超えて恐怖です。トラウマとなり、飼い主に対して恐怖心を抱くようになる犬もいます。
犬を叱る際は短い言葉で「ダメ」と伝えたり、しばらく距離を取るなど犬が理解しやすい方法でしつけを進めましょう。
4.「かまって」サインを何度も無視する
皆さんは愛犬からの「かまって」「遊んで」サインに気付いていますか。じっと見つめてきたり、いつもより後ろをついて回ったり、前足で合図してきたり…犬はさまざまな方法でアピールしてくると思います。
こうした「かまって」サインを何度も無視すると、犬は寂しさや不満、最終的に諦めといった飼い主に対する絶望感を覚えてしまうため、関係が壊れてしまう恐れがあります。
愛犬からの「かまって」サインに毎回必ず応じなければいけないということはありません。しかし、「あとでね」と声をかけ、用事が済んだら愛犬との時間を設けるなど、正しいコミュニケーションをとるようにしましょう。
5.嫌がっているのにしつこく追いかけて構う
「犬はかまってもらうのが好き!」と無条件で思っている人がいますが、これは大きな間違いです。犬も時には1匹でのんびりと静かに過ごしたい時があります。犬によっては、猫のように1匹で過ごす時間を好む性格の犬もいます。
嫌がっていたり、あえて離れた場所へ移動したりしている犬をしつこく追いかけ回す行為は、犬にとって迷惑以外の何物でもありません。
大きなストレスになりますし、休息時間が足りず疲労が溜まってしまう原因にもなります。愛犬の様子を観察し、その時々で臨機応変な対応を取れるようにしましょう。
6.睡眠を妨害するような行為
犬は警戒心が強い動物なので、ちょっとした物音にも反応して起きてしまいます。そんな犬にとって、安眠時間はとても貴重な時間です。このささやかな時間を邪魔する行為は、たとえ飼い主であっても嫌な気持ちになってしまいます。
例えば、寝ている愛犬の真横でシャッター音を響かせたり、大きな声を出してみたり…。あえて離れた場所で寝ている場合は、わざわざ近づいて触れる行為も「イライラする」とストレス要因になる犬もいます。
7.ごはんを食べている時に邪魔する
犬にとって、ごはんは至福の時間です。野生の頃の本能が残っているため、ごはんを他の犬に取られまいと邪魔されることをすごく嫌う習性があります。
そのため、ごはんを食べている最中に触れたり、邪魔をするような行動は控えてください。大きく拒絶反応を示さなくてもストレスに感じている犬は多いです。
まとめ
いかがでしたか。飼い主の何気ない行為や良かれと思ってやっている行為、ちょっとしたからかい行為が、犬にとって大きなストレスとなっていることは少なくありません。今回紹介した行為に心当たりがある方は、今後控えてください。