犬がはしゃぎすぎる場合に考えられるリスク5つ
1.事故に遭う
犬がはしゃぎすぎてしまうと、事故に遭う可能性が高まります。
散歩中に愛犬が興奮していきなり走り出した、なんて経験がある方も多いのではないでしょうか?
はしゃぎすぎてしまうと、飼い主の止める声も聞かずにそのまま道路に飛び出してしまうことも。
そうなると、車や自転車にぶつかってしまい、大事故につながる可能性もあるので注意が必要です。
2.ケガをする
はしゃぎすぎるとケガを負うリスクも考えられます。
走りまわってハサミや包丁に触れてしまったり、高いところからジャンプをして脱臼や骨折する恐れもあるでしょう。
また、はしゃぎすぎてしまったことで、呼吸困難になる場合もあります。
3.家のものを破壊する
はしゃぎすぎるあまり、家のものを破壊するケースもあります。
ソファーやベッドを噛みちぎったり、棚や椅子を倒すことも。
また、電気コードを噛んでしまうと、わんちゃん自身が感電してしまう恐れがあります。さらに、漏電や火災につながる危険もあります。
4.誤っておもちゃを飲み込む
おもちゃで遊んでいるときに、はしゃぎすぎて噛みちぎったり飲み込んでしまう可能性もあります。
間違って飲み込んでしまうと、喉や腸管につまってしまうので大変危険です。
手術をしなければいけなくなり、最悪の場合は命に関わることもあります。
5.知らない犬や人にケガをさせる
犬や人にケガをさせてしまうリスクもあります。
はしゃぎすぎてテンションが高くなっている犬は、知らない犬や人間にもどんどん近づいていくことがありますよね。
しかし、犬が苦手な人や警戒心の強い犬に近づいてしまうと、相手はパニックになるでしょう。
その結果犬の興奮状態もエスカレートし、吠え方がひどくなったり咬んでしまうことも考えられます。
犬がはしゃぎすぎるときの対処法
無視をする
犬ははしゃぎながらも飼い主の反応をみています。
犬がはしゃいでいることに飼い主が喜んでいたり、逆に怒って止めようとしても「反応してくれているんだ!」と余計に興奮してしまいます。
愛犬がはしゃぎすぎているときには、冷静になり無視をしましょう。
すると、犬も「あれ?なんで反応してくれないんだ?」と気になり、徐々にテンションが下がっていきます。
興奮が冷めて愛犬が落ち着いてきたら、しっかり褒めてあげましょう。
指示を出す
愛犬がはしゃぎすぎているときに「おすわり」「待て」「伏せ」といった基本的な動作の指示を出しましょう。
基本動作をすることで動きが止まり呼吸も整ってくるので、徐々に気持ちも落ち着いてくるのです。
ただし、興奮状態では指示を聞かないケースも多いです。
そのため、普段からどのような状況でも指示を聞くようにしつけをしておきましょう。
コミュニケーションを普段から取っておく
犬がはしゃぎすぎるのは、飼い主と遊べる嬉しさや久しぶりの運動にテンションが上がっていることが理由の場合が多いです。
愛犬がいつも以上にはしゃいでいると感じるのであれば、犬が寂しさを感じていたり運動不足になっている可能性があります。
日頃からコミュニケーションの時間を確保して散歩にもしっかり連れて行ってあげることで、はしゃぎすぎるのを抑えることができるでしょう。
まとめ
愛犬が元気いっぱいはしゃぐ姿はほほえましいですが、はしゃぎすぎてしまうと事故やケガにつながってしまうこともあります。
愛犬があまりにもはしゃいでいると感じたときは、今回ご紹介した対処法をぜひ試してみてください。