1.散歩中、電信柱やポールにぶつかる
道路を歩いているときや、公園で遊んでいるときなどに、電柱やポールなどに激突する犬がいます。
その多くが、周囲の音や気配に気を取られてよそ見をしながら歩いていたら、目の前まで電柱が迫っていてぶつかってしまった、という状況です。
また、ボールなどのおもちゃを夢中になって追いかけていたせいで、それらのものが目に入らず気が付かなかったというパターンもあるでしょう。
好奇心旺盛でやんちゃな犬に多く見られるドジな行動で、ぶつかった後も気にせず遊び続けることが多いと思います。
見るとついつい笑いたくなってしまいますが、あまりにも激しくぶつかった場合は怪我がないか、確認してあげてくださいね。
2.側溝や穴にハマる
歩いているときに電柱やポールにぶつかってしまう状況と似ています。
しかし、道路の側溝に落ちたり、穴に足がハマってしまったりといったドジな行動を見せる犬もいます。
ほかの犬や人に目を向けていたり、においや音に気を取られていたりするときに、足元がおろそかになって落ちてしまうことが多いようです。
低い場所から落ちる程度であれば、大きな問題ではありませんが、落ち方によっては怪我をしてしまうこともあるので注意しましょう。
側溝や穴のある場所は、飼い主さんがガードしながら歩いたり、歩くことに集中させたりして危険回避をしてください。
3.大きな物を口に咥えていて道が通れない
テレビの面白映像特集などで見たことがある人も多いと思いますが、長い棒をくわえたまま歩いていて、ドアや狭い道に引っかかって進めなくなってしまうという行動をする犬もいます。
犬はくわえているものの幅などについて、しっかりと意識していない場合が多いため、このようなトラブルは起こりがちです。
また、長い棒や大きなおもちゃなどをくわえているときは、うれしくてテンションが上がっているので、余計に冷静な判断ができなくなっていることも考えられます。
4.狭いところに入って抜け出せない
好奇心旺盛な犬は、興味を引かれたものに一直線になりがちです。
気になることがあれば、狭い場所であろうとぐいぐいと進んでしまうことはめずらしいことではありません。
そのため狭い場所にはさまってしまったり、うまく回転できずに抜け出せなくなったり、というトラブルにつながることがあります。
また、子犬のように経験不足の犬の場合は、単純に後ろに戻ればいいことがわからず、狭いところに頭をつっこんだまま固まってしまうということも…。
あえて色々な場所を歩かせて、体の動かし方を教えてあげることも必要かもしれませんね。
5.対岸との距離感がつかめず水に落ちる
ドジな犬に多く見られる傾向のひとつが、「対象物との距離感が掴めない」というものです。
そのことが原因で、水たまりを飛び越えようとして水に落ちてしまったり、走っていて壁に激突してしまったり、追いかけていたおもちゃを通り過ぎてしまったりというようなドジな行動が起こるのです。
ちょっぴり間抜けな行動に見えて、可愛らしさも感じますが、夢中になっているからこそ全力でぶつかったり落ちたりすることも。
くれぐれも怪我につながらないように誘導してあげましょう。
まとめ
ここまで、犬が見せるドジな行動を紹介してきました。みなさんの愛犬に当てはまるものはありましたか?
愛犬が見せるドジな行動は、とてもユニークで可愛らしいものなので、その光景を見るとつい笑顔になってしまう飼い主さんも多いのではないかと思います。
ただし、ドジな行動の中には、大切な愛犬の怪我やトラブルにつながってしまうものがありますので、回避させるべきケースもあります。
ドジな行動を笑って眺めているだけでなく、そうなってしまう前に上手に誘導したり、正しい行動を教えたりしてあげることをおすすめします。
可愛い愛犬と、安全に楽しく遊んでくださいね。