1.お散歩や遊びの時間を十分とらない
わんこを不機嫌にしてしまう原因の多くは「ストレス」です。わんこにストレスを与える要因はさまざまありますが、特にストレスに直結しやすいのが運動不足。
運動不足でストレスが溜まるとわんこはイライラしてしまい、ストレス発散のために無駄吠えをしたり、ありあまった体力を持て余して家具などの破壊行動に出たり、人間から見ると「不機嫌」とも思える問題行動を重ねてしまいます。
必要な運動量は犬種や個体によってさまざまですが、運動量の少ない超小型犬等であってもお散歩や遊びの時間がゼロで良いわけではありません。
「最近忙しくて、お散歩を時短コースで済ませてしまっている」「遊びに付き合ってあげる時間をとっていない」というあなた、愛犬の不機嫌はその行動のせいである可能性が高いですよ。
2.生活音が大きい・大音量で音楽を聴く
わんこのストレス要因で大きいもののもう1つが「音」です。わんこの聴覚が非常に優れていることは周知の事実ですが、野生で暮らしていた頃の名残りでささいな音にも過敏に反応してしまいがち。人や車の往来の音や、家族の生活音がよく響きすぎるとゆっくり休むことができません。
特に警戒心の強い臆病なわんこや、破裂音・大きな音が極端に苦手なわんこの場合は、余計にこの傾向が強くなりますから注意が必要です。
もちろんわざわざ全ての行動を音を立てないようにそーっと行う必要まではありませんが、むやみやたらと大きな音を立てている人は自重すべきでしょう。
また音楽を聴くのが好きで、常に室内に音楽を流しているという人も一度愛犬の反応を伺ってみるべきです。音楽の種類によって、また流している音楽の音量によってはわんこにとって騒音となってしまい、ストレスの元となってしまうものもあるからです。
3.飼い主さん自身の機嫌が悪い
愛犬が不機嫌だと感じたら、一度あなたも鏡を覗いてみましょう。もしかしたらあなた自身が不機嫌になっていませんか?わんこは飼い主さんの感情の機微を驚くほどよく読み取ります。
飼い主さんの不機嫌な状態が続くと、わんこも重い空気を何となく感じ取り、まるで飼い主さんの気持ちが伝染したかのように不機嫌になってしまうことがあるのです。
また自分の不機嫌に任せて、八つ当たりのようにわんこをやたらと叱りつけるようなことをしていませんか?飼い主さんに叱られることは大きなストレスです。
叱られる理由がわからないとなれば、そのストレス度合いは更に上がります。わんこが不機嫌になってしまっても仕方がありません。愛犬にご機嫌でいてほしいと思ったら、まず飼い主さんが自分自身の感情をコントロールすることが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?かわいい愛犬にはストレスを溜めずに、いつでも機嫌よく幸せに過ごしていてほしいですよね。
何だか最近愛犬の機嫌が悪いなと感じたら、まずはあなたの普段の行動を見直してみましょう。もし心当たりがあるようなら改善するよう努めるのが飼い主の責任の1つでもあるはずですよ。