犬が警戒している時にしてはいけないNG行為3選!逆に怒らせてしまう可能性も

犬が警戒している時にしてはいけないNG行為3選!逆に怒らせてしまう可能性も

犬は動物として持つ本能から、人に対して警戒心を持つことが少なくありません。この記事では、犬が警戒しているときにすべきではない行動をご紹介しますので、ぜひチェックしておいてください。

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1.強引に近づく

体をかがめる犬

犬の警戒心が解けていないうちに強引に近づいていくことは、犬が自分に対して警戒しているときに最もしてはいけないことです。

犬は警戒心を持っているとき、体を後ろに引き気味にしたり、できるだけ近づかないようにしたり、小さく唸り声をあげたりといった行動を見せることがあります。

警戒心からの威嚇行動を見せているということは、「それ以上近づかないで!近づいたら何をするかわからないぞ!」と相手に伝えているということです。

その警告を無視するようにして強引に近づいていけば犬はさらに恐怖心を強めて、吠える、噛むといった攻撃行動に移ることがありますので十分に気をつけましょう。

2.正面から見つめる

不安げな表情の犬

犬が人に対して警戒心を持っているときに、その目の前に立って見下ろしたり、顔の正面にしゃがみこんだりすることはやめましょう。

顔を合わせてアイコンタクトを取ったり、正面から対峙したりすることは、信頼関係が結ばれていない犬に行うとトラブルの原因になる可能性があります。

見知らぬ相手や敵意を感じる相手などに対して警戒心を持っている場合は、余計に恐怖心や警戒心を強めてしまいます。

正面から見つめ合うことは、信頼関係があれば愛情あふれるコミュニケーションになります。

その一方で、見知らぬ相手の場合は敵意を示す威嚇行動として認識されることがあるので注意しましょう。

犬が自分に対して警戒心を持っていると感じたときは、目が合ってもわざとそらしてあげましょう。

体や顔を横に向けて圧迫感を与えないようにすると、犬も安心します。

3.頭の上から触る

上から触られている小型犬

前述しましたように、正面から目を見つめることは、犬に警戒心や不安感を抱かせてしまう行動です。

しかしそれと同様に、頭の上に手を伸ばして触る行動も、犬を怖がらせてしまう可能性があります。

特に小型犬の場合、正面に立って頭をなでようとすると、前かがみになって犬に覆い被さるような体勢になってしまいます。

そのため、犬は強い圧迫感を感じます。

上から覆い被さるような体勢を取られた上に頭の上から手が降りてくると、さらに怖さを感じるでしょう。

初対面の犬や警戒心を見せている犬に触れる場合は、体の側面やあごの下などから触るようにして、犬を不安がらせないようにしてあげることをおすすめします。

そこで犬が触られることを受け入れてくれてから、ゆっくり頭をなでるようにするといいでしょう。

犬が警戒しているときに見せる態度

厳しい表情の犬

犬が相手に対して恐怖心を感じつつ警戒しているとき、以下のような態度を見せることがあります。

  • 相手が近づいて来ると離れる
  • 体や頭の位置を低くして上目遣いに様子を伺う
  • 尻尾を低い位置でゆっくりと振る
  • 口を閉じて口角に力が入る
  • 小さな声で唸り声をあげる
  • 不安そうにウロウロと歩き回る
  • じっと固まる

また、警戒心から「それ以上近づくな!」と威嚇する気持ちが強く出ている場合は、尻尾をピンと立てていたり、前傾姿勢になってにらみつけたり、吠えたりすることもあります。

このような様子を見せている場合は、攻撃行動に移る可能性も高いので、むやみに近づかないようにしましょう。

まとめ

見上げている黒い犬

犬は初めて会う人や慣れていない人に対して警戒心を抱くことが多くあります。

犬が警戒心を見せているときは、強引に近づいたり、余計に不安がらせるような態度を取ったりしないように気をつけてあげましょう。

犬が安心できるような落ち着いた態度を取ることができる人に対しては、少しずつ警戒心を解いてコミュニケーションを取れるようになります。

まずは決して焦らず、ゆっくりと時間をかけて接することが大切です。

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