人間に興味がない犬がよくする行動や仕草
1.遊びに誘われても乗らない
人間に興味がない犬は、遊びに誘われても乗りません。
おもちゃには興味があるため、チラッと視線を向けてはくれるかもしれませんが、ボールを投げても取りに走ったりはしません。
人間に興味がない犬は、人間と遊ぶことにも興味がないのです。
おもちゃや遊ぶことは好きですが、ひとり遊びが好きなのです。
2.抱っこされない
人間に興味がない犬は、抱っこされません。
自ら「抱っこして?」とおねだりすることもなければ、抱っこしようとすると嫌がります。
人間に抱っこされることよりも、ベッドやソファーでくつろぐことの方がずっと心地よいのです。
飼い主に抱っこされるのが好きな犬は、抱かれて心地よいというよりも、不安が解消されたり安心できたりするから抱っこされるのだと思います。
人間に興味がないのですから、抱っこされたところで不安が解消されることもなければ安心することもないのかもしれません。
暮らす環境が適している、整えられているということでもあるのではないでしょうか。
3.おやつのおねだりをしない
人間に興味のない犬は、おやつのおねだりをしません。
愛嬌を振りまいたり、したくもない芸をさせられたりしてまでおやつをほしいとは思わないのです。
ごはんで十分に栄養や食欲が満たされているのでしょう。
犬がおやつをもらうために芸をするのは、飼い主とのスキンシップやコミュニケーションのひとつです。
人間に興味がない犬は、相手が飼い主であってもスキンシップやコミュニケーションをすることもあまり好まないのです。
4.必要のない時に呼ばれても反応しない
人間に興味がない犬は、自分にとって必要のない時に呼ばれても反応しません。
「お散歩に行くよ」「ごはんだよ」など、自分にとって必要な時にだけ反応します。
飼い主が「○○ちゃん、おいで~♡」と呼んだところで「何か用事ですか?」と、冷たい視線を送ることがあります。
飼い主が構ってあげたいだけなので「結構です」「今は放っておいてほしいです」という視線なのです。
5.近づかない
人間に興味がない犬は、自ら近づきません。
人間の方から寄って来ることを拒んだり威嚇したりすることさえないかもしれません。「勝手にして~」という感じなのでしょう。
興味がある人間に対しては必ず自分から近づこうとします。
警戒している場合は少しずつ距離を縮めながら近づいていきます。
自ら近づこうとしないどころか、チラッとでも視線を送ることさえしないのであれば、1ミリでも興味を持ってもらえることはないと考えた方がよさそうです。
6.ニオイを嗅がない
人間に興味がない犬は、ニオイを嗅ぎません。
犬は興味のあるものに対して何でもニオイを嗅ごうとするものです。
危険なものでも汚いものでも、興味があればニオイを嗅いで確かめたいのです。
犬がニオイを嗅ぐということは挨拶でもあります。犬同士であれば、お互いのお尻のニオイを嗅ぎ合って挨拶をします。
人間のニオイを嗅がないということは、「この人のことを知りたい!」「この人の仲良くなりたい!」という気持ちも全くないのでしょう。
挨拶をする必要もないと感じているのではないでしょうか。
まとめ
人間に興味がない犬がよくする行動や仕草を6つ解説しました。
- 遊びに誘われても乗らない
- 抱っこされない
- おやつのおねだりをしない
- 必要のない時に呼ばれても反応しない
- 近づかない
- ニオイを嗅がない
人間に興味がないのは、「嫌い」「怖い」という気持ちを持っているからではありません。
生まれ持った性格や後天的な性格によって、自立心や独立心が強いからなのではないかと思います。