老犬が見せる可愛らしい仕草
1.段差に戸惑う
老犬が段差に戸惑う仕草って可愛いですよね♡
ほんの数cmの段差なのですが、視力が低下したことで上手く把握できず、越えることに不安を感じるのです。
手足の筋力が低下したことで、躓きやすくなってしまうこともあります。
一度でも躓いたり転んだりすると、同じ場所で「ちょっとこわいな…」と、戸惑ってしまうのです。
老犬が段差を目の前にして戸惑う様子が見られる時は「ゆっくりね」と、声をかけながらサポートしてあげてください。
無理にジャンプしたり飛び越えようとしたりするとケガをしやすくなります。
段差のある部分だけ抱っこしてあげてもよいと思います。
2.家具に鼻をぶつけて驚く
老犬が家具に鼻をぶつけて「おっと!危なかった…」と、驚く仕草って可愛いですよね♡
視力が低下したことで、物との距離感を上手く把握することができなくなっているサインです。
ケガをする恐れがあります。頭を強くぶつけてしまうと脳震盪を起こす恐れがあります。
お留守番中だと、事故が起きてもすぐに気づいてあげることができません。
テーブルの角にクッション材を取り付けるなどの対処をしてあげてください。
犬用もありますが、赤ちゃん用でもOKです。ホームセンターや100円ショップで手に入れることができます。
3.ごはんを必死に探す
老犬がごはんを必死に探す姿って可愛いですよね♡
視力が低下し、嗅覚も衰えてしまったのでしょう。
においは感じるのですが、ごはんが置かれている場所までなかなかたどり着けなくなってしまうのです。
ごはんは愛犬の目の前に置いてあげるとよいと思います。鼻先がお皿にちょんと当たれば見つけることができます。
4.鳴きながら飼い主を探し回る
老犬が鳴きながら飼い主を探し回る姿って可愛いですよね♡
視力・嗅覚・聴覚が低下してしまい、飼い主の気配を感じられなくなってしまうのです。
不安になると、鳴きながら探し回ることがあります。
「ここにいるよ!」と、少し大きめの声で呼んであげるとたどり着きやすくなります。
飼い主の方から近寄り、頭や体を撫でてあげると不安が解消され、落ち着いてくれると思います。
5.トイレがしたくてソワソワ
老犬のトイレがしたくてソワソワする仕草って可愛いですよね♡
お水を飲む量にはあまり変化を感じなくても、おしっこの回数は増えると思います。
シートが汚れたらすぐに取り替えてあげてください。
キレイ好きな老犬は、シートが少しでも汚れているとトイレで排泄することを嫌がります。
ラグやマットで粗相をする原因になりやすいです。
お留守番中の粗相防止はトイレを複数用意してあげるという対策がおすすめです。
6.ヨチヨチと歩く
お散歩中、老犬がヨチヨチと歩く仕草って可愛いですよね♡
子犬の頃のヨチヨチとは全く違った可愛さがあります。
筋力が低下すると、躓いたり転んだり、お散歩中のケガも多くなります。
ヨチヨチ歩きが見られるようになったらハーネスを見直してみてください。
介護用ハーネスや歩行補助用ハーネスがおすすめです。
まとめ
老犬が見せる可愛らしい仕草を6つ解説しました。
- 段差に戸惑う
- 家具に鼻をぶつけて驚く
- ごはんを必死に探す
- 鳴きながら飼い主を探し回る
- トイレがしたくてソワソワ
- ヨチヨチと歩く
老犬になると不自由が増えます。老化によって体の機能が低下してしまうからです。
やんちゃ盛りの子犬の頃よりもお世話やサポートは大変になるかもしれません。
老犬ならではの可愛らしい仕草が励みになるのではないでしょうか。
老犬の介助や介護は飼い主が全ての負担を抱えなくても大丈夫です。
つらいと感じる時はペットシッターやペット介護士の力を借りてくださいね。
身近な人に相談することも大切だと思います。