1.飼い主が食事をしている時
犬が飼い主の食事中に頼み事をしている時の行動には、次のようなものがあります。
ジッと見つめる
「私にも少しくれませんか?」という気持ちが込められています。
何でもいいから食べ物を分けてほしい食いしん坊さんなのでは?
手でちょんちょんする
「ねぇ…くれないの?」という気持ちが込められています。
ジッと見つめていたけどもらえないことが分かり、思わず手が出てしまったのでしょう。
ちょんちょんされたら可愛くて思わず食べ物を与えてしまう飼い主は多いものですよね。
吠える
「ちょうだいっ!」と、強くおねだりする気持ちが込められています。
一度は食べさせてもらったことのある好物が目の前にあるのではないでしょうか。
人間の食べ物は犬にとって糖質・脂質・塩分などが多く含まれ、高カロリーです。
肥満や糖尿病など生活習慣病になる恐れがあります。
飼い主の食事中の頼み事は、はっきりと断るようにしましょう。
2.お散歩をしている時
お散歩中に頼み事をしている時の行動には、次のようなものがあります。
立ち止まって歩かなくなる
「まだ帰りたくないよ」「もう少し歩こうよ」という気持ちが込められています。
- 愛犬が歩きだすまで待っている飼い主
- リードを引っ張る飼い主に引きずられる愛犬
- 仕方なく抱っこして歩き出す飼い主
色々な姿を目撃して、こちらまで心がほっこり♡しますよね。
地面に寝転がる
「絶対に帰るもんかっ!」という気持ちが込められています。
普段からお散歩に満足できていないのかもしれません。
飼い主としては周りの視線や「かわいい~♡」クスクス笑う声も気になりますよね。
ジッと見上げる
「抱っこしてくれませんか?」という気持ちが込められています。
私の愛犬は歩き疲れるとジッと見上げて抱っこを頼み込むのですが、皆さんの愛犬も同じでしょうか。
3.飼い主がソファーに座ってテレビやスマホを見ている時
飼い主がソファーに座っている時に頼み事をしている時の行動には、次のようなものがあります。
どこからか鳴く
「ちょっとこっちに来て~!」と、鳴いて呼ぶことがあります。
ベランダに出してほしいと頼む時はドアの前で待っていたり、トイレが汚れている時はシートを取り替えてほしくてトイレの前で鳴いたりしますよね。
手で飼い主をホリホリする
「構ってよ!」と、飼い主の腕や膝をホリホリすることがあります。
テレビやスマホに夢中になっている飼い主の視線を自分に向けたいのです。
テレビやスマホにも嫉妬してしまうほど、飼い主のことが大好きな証拠だと思います。
目の前で仰向けに寝転がる
「お腹を撫でてください♡」と、なでなでを頼みたい時は目の前でゴロンが定番です。
急所を見せられるほどの信頼関係が築けているって嬉しいですよね。
まとめ
犬が飼い主に頼み事をしている時の行動をシチュエーション別に3つ解説しました。
- 飼い主が食事をしている時に頼み事をしている時の行動
- お散歩をしている時に頼み事をしている時の行動
- 飼い主がソファーに座ってテレビやスマホを見ている時に頼み事をしている時の行動
愛犬からの頼み事には何でも応えてあげたくなるのが飼い主心ですよね。
しかし、いつでも何にでも応えてよいというわけではありません。
とくに飼い主の食事中の「食べ物がほしい」の頼み事には応えない方がよいです。愛犬の健康寿命を守るためです。
そして、わがままな頼み事は断りましょう。
エスカレートすると、わがままではなく問題行動へと拡大してしまう恐れがあります。
無視をしても意味がありませんので「ダメ」「いけない」と言葉にして教えてあげるようにしましょう。