散歩中、愛犬がこちらをチラ見してくることはない?
愛犬との毎日の日課である『散歩』。多くの犬にとって、毎日の楽しみの1つですよね!
そんな犬たちにとって楽しみな日課の散歩中、なぜか飼い主のことをチラチラと頻繁に見上げてくることはありませんか。「なぜこっちをそんなに見てくるのだろう」と不思議に思ったことがある飼い主さんも少なくないはずです。
実は、犬が飼い主を散歩中にチラ見する理由は、飼い主に対する信頼や愛情といった可愛らしい理由が隠されているんですよ!
犬が散歩中に飼い主をチラ見する時の4つの気持ち
では、犬が散歩中に飼い主をチラ見する時、いったいどんな気持ちが働いているのでしょうか。ここでは犬が散歩中に飼い主をチラ見する時に考えられる気持ちを解説していきます。
1.「楽しい」気持ちを共有したがっている
多くの犬は、毎日外に出て思い切り歩いたり走ったり、時には好奇心を満たすような行動ができる散歩の時間を楽しみにしています。
「散歩は楽しいな」と感じている時に仲間を大切にする犬たちは、ふと「飼い主さんは楽しんでるかな?」「僕と同じ気持ちかな?」と考えることがあります。
そこで、飼い主の表情や動きなどを見て飼い主の反応を確かめようとチラ見しているのです。つまり、飼い主と「楽しい」気持ちを共有したいときに見上げていることが多いのです。
2.飼い主が指示を出していないか確認している
犬は信頼を置いている人に対して、アイコンタクトをとることで指示を待つことがあります。例えば、名前を呼んだ時にじっとこちらを見つめる行動には「指示をどうぞ!」「何をすればいい?」といった気持ちが隠れています。
散歩中も同様に、飼い主をチラチラとチラ見することで飼い主からいつ指示が出ても対応できるよう、確認している犬も多いです。
飼い主が「こっちへ行くよ」「止まって」などの指示を出した時、きちんとその指示に従えるように動いているのです。とても賢く協調性のある行動ですよね!
3.ルートを飼い主に確認している
飼い主から指示を待っている時にチラ見することもありますが、中には「こっちのルートであってる?」と飼い主にルートを再確認している時に見上げている犬もいます。
特に、いつもとは違うルートを歩いている時は、頻繁に飼い主を見上げて「こっちでいいの?」「間違っていない?」と確認することがあります。
また、中には毎日同じルートを歩くことに飽きており「また今日もこっち?」という気持ちが多少含まれていることも…。
4.何か不安を感じている可能性も
散歩は家の中(自分の完全なテリトリー)とは違い、さまざまな変化が訪れます。そのため、犬によっては不安や警戒心を感じることも多い環境下と言えるでしょう。
そのため何か不安を感じた時、頼れる飼い主さんをチラ見することで「ちょっと不安だよ」と伝えていたり「大丈夫かな?」と確認したりすることがあります。
例えば、前方から他の犬が歩いてきた時、いつも通る場所で工事が行われている時などは、犬が不安を感じやすいです。見上げてきたら「大丈夫だよ」と優しく笑顔で応えてあげましょう。
散歩中のチラ見は信頼の証!アイコンタクトを返そう
上記で紹介したように犬の散歩中のチラ見は、飼い主に対する愛情や信頼の証とも言えます。こうしたアイコンタクトに対して、飼い主もきちんとアイコンタクトを頻繁にとり、応えてあげることが大切です。
犬は大好きな人とアイコンタクトをとることができると、満足感や幸福感を覚えやすいと言われています。
楽しく大好きな散歩がより充実した散歩になりますし、飼い主との絆も深まるので、ぜひ散歩中は積極的にアイコンタクトをとるように意識してみてください。
まとめ
いかがでしたか。犬が散歩中に飼い主をチラ見する理由は、「飼い主に楽しさを共感してもらいたい」という気持ちや信頼感の表れです。ぜひ飼い主側もアイコンタクトに応じ、散歩を通してより絆を深めましょう。