犬が久しぶりに会った人に見せる行動や仕草5選
上京や単身赴任など、大好きな犬と離れ離れになった人にとって、愛犬との再会は待ちわびる瞬間。
そんな犬と久々の再会を迎える時は、胸が高まるものですね。
でも、犬はいったいどんな反応をするのでしょうか?
必ずしも予想通りとはいかず、「思っていたのと違った…」とガッカリするケースもあるようです。
ここでは、犬が久しぶりに会った人に見せる行動や仕草5選をまとめました。
1.大喜びする
長年一緒に暮らした犬と久しぶりに会うと、とんでもないテンションで再会を喜んでくれることがあります。
たった数日家を空けただけでも、「嬉しい!嬉しい!」と大感激する犬の姿も多数目撃されています。
再会に大喜びする犬のよくある行動には、このようなものがあります。
- 飛びつく
- 走り回る
- ちぎれそうなほどしっぽを振る
- ペロペロ顔を舐める
- ヘソ天になる
- 体をこすりつけてくる
- 嬉ションをする
テンションMAX状態になって感激してくれると、こちらも嬉しいものですね。
2.そっけない
「さぞかし大歓迎してくれるのでは」と期待していたはずが、いざ対面をした犬の態度がどこかよそよそしい…なんていうこともあります。
以前は帰宅するたびに大歓迎されていた人でも、離れた期間によっては他の家族へ気持ちが移り変わっているパターンもあります。
他の家族とも仲良くできるということは、事実愛犬にとっては喜ばしいことに違いありません。
つまり、悲しむのではなく、自分と同じくらい愛情を注いでくれる存在のことは、飼い主として尊重しなければなりません。
愛犬の態度がそっけない態度に感じたとしても、嫌われたということではないのでご安心ください。
3.吠える
ちょっとショックなのが、久しぶりに会った犬から吠えられるケースです。
離れている間に記憶が薄れてしまい、警戒心の強い犬は吠えてしまうことがあります。
嬉しくて吠える犬もいるのでよく観察する必要がありますが、もし久々の再会で吠えてくる時は少し距離を取って様子を見てみましょう。
4.覚えてない
残念ながら、愛犬と離れた年数によっては飼い主さんのことを忘れてしまうことがあります。
愛犬に近寄っても、「誰だろう?」という違和感のある表情を見せてきたら少し注意してください。
犬としては、いきなり知らない人が近寄ってくるのですから驚いてしまいます。
また、犬の年齢によっては認知症のせいで忘れてしまうこともある、ということを事前に知っておいてください。
5.震える
「久しぶりに会った犬が震えてしまった」という方もときどきいます。
犬が震えるのは、前章のように、飼い主さんのことを忘れてしまった場合です。
しかしもう1つ、待ち焦がれた飼い主さんに会えた喜びから興奮しすぎて震える、という場合もあります。
もし怯えている表情が見られた時は、そっと距離をとって落ち着くのを待つべきでしょう。
いつまでも震えが止まらない場合は、すぐにかかりつけの動物病院で診てもらってください。
久々の再会で犬が興奮しすぎた時の対処法
普段から興奮しやすい犬は、大好きな飼い主さんと再会する時にパニックになったり、嬉ションのような困った行動を起こしたりしてしまうことがあります。
走り回ってケガをしてしまうケースもあるので、犬と久しぶりに会う飼い主さんは次の注意点を心がけておいてください。
- 相手しすぎない
- 不安な場合はクレートに入れておく
かわいい愛犬と再会をしたら、すぐに抱きしめたくなるものです。
しかし、興奮状態の犬を撫でたり褒めたりすると、次回の帰宅や来客時にも同じような行動を取ってしまう可能性があります。
心苦しいかもしれませんが、興奮しすぎた犬はいったん落ち着くまで距離を置いて待ちます。
日頃から興奮しやすく、飛びつきや嬉ションなどの問題行動が出やすい犬であれば、家族に伝えてクレートに入れておいてもらいましょう。
まとめ
大好きな愛犬との再会は、飼い主さんにとって待ち焦がれた瞬間ですね。
会いたかったのは愛犬も同じです。大喜びをして興奮しすぎてしまう犬は、事前に対策をとって安全な再会を行いましょう。
期待とは違う犬との再会になるパターンもありますが、離れていた期間が長ければ仕方がないことです。
もし微妙な反応だったとしても、これから愛犬との絆を再び深めていきましょう。