犬が『飼い主さん大好き♡』とアピールしている時の仕草や行動8つ

犬が『飼い主さん大好き♡』とアピールしている時の仕草や行動8つ

犬達は、ちゃんと私達人間の気持ちを読み取り、自分の気持ちも私達に示してくれています。言葉を話せない犬のコミュニケーションツールは、ボディランゲージです。犬達の仕草や行動、表情から気持ちを読み取ることができれば、より深い信頼関係を築けるはずです。犬達が示してくれている「飼い主さん大好き」という仕草や行動をご紹介します。

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犬の言葉

犬との対話

言葉で会話ができる人間同士でも、「コミュニケーション」は常に悩みの上位にランクインしています。

ましてや、言葉を交わせない愛犬とのコミュニケーションに悩まれている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

言葉で会話をする人間同士の場合も、相手に信頼してもらうためには、言葉だけではなく行動で示すことが重要です。

相手が愛犬ならなおさらです。

愛犬の気持ちをしっかりと察知し、こちらも愛犬に対して行動で示しましょう。

愛犬の言葉は、目、耳、尻尾などの様子や色々な仕草、行動から読み取ります。

今回は、愛犬が飼い主さんに向けて発している「大好きだよ!」のサインとなる仕草や行動をご紹介します。

愛犬からの「飼い主さん大好き」アピールの仕草や行動

寄り添う犬

1.密着してくる

人間の子育てで重要なコミュニケーションの一つが、「抱きしめること」です。

体を密着させるようなコミュニケーションは、愛犬にとっても飼い主さんの体温やニオイを感じることができるため、安心できる大切な行為です。

飼い主さんがソファなどで寛いでいる時に、身体をぴたっと密着させてくる、スリスリと身体をこすりつけてくる場合は、愛犬からの「大好き♡」アピールです。

腕や膝にあごを乗せてくる、背を向けてお尻だけつけてくるといった場合も同様です。

2.顔を舐める

犬が相手の顔、特に口の周囲を舐めるのも 、愛情表現の一つです。

子犬時代に母犬に餌をねだる行為の名残だといわれています。

飼い犬は自力で餌を調達したり身の安全を守ったりする必要がないため、飼い主さんを母犬のように思い、子犬の気分が抜けきらないのだと考えられています。

ただし衛生面を考え、飼い主さんの指示でやめさせられるようなトレーニングも必要です。

3.アイコンタクト

アイコンタクト

飼い主さんと愛犬とのコミュニケーションでは、アイコンタクトがとても大切な役割を果たします。

通常、動物同士で見つめ合う場合は、「敵意」や「警戒」を表します。

しかし人と犬との間には、「アイコンタクト」というコミュニケーションが成立します。

じっと相手を見つめる、まっすぐに目を合わせることで、相手の気持を汲み取ることができます。

また、お互いの体内にオキシトシンというホルモンの分泌を促して、深い絆を結ぶことが分かっています。

愛犬とのアイコンタクトには、お互いの愛情を深める効果があるのです。

4.仰向けでお腹を見せる

愛犬が飼い主さんの前でゴロンと仰向けに寝転がってお腹を見せている時は、飼い主さんのことを心から信頼しているというサインです。

なぜなら、お腹は大切な臓器が収まっているにも関わらず、唯一骨に守られていない場所だからです。

やさしく、でもワシャワシャとお腹を撫でてあげると喜んでくれるでしょう。

5.リラックスしている

飼い主と犬

犬が口を軽く開けている、口元が緩んでいる時や耳が後ろに下がっている時は、とても穏やかな気持ちでリラックスしている時です。

愛犬が飼い主さんと一緒にいる時にいつもこのような表情をしているのであれば、愛犬が飼い主さんを信頼し、大好きだという証だと考えても良いでしょう。

6.目の前におもちゃを持ってくる

愛犬が一番お気に入りのおもちゃを咥えて飼い主さんの下へ来た場合も、愛犬からの「飼い主さん大好き」アピールだと考えられます。

一番お気に入りのおもちゃを飼い主さんと共有して遊びたいという気持ちの現れだからです。

愛犬が持ってきてくれたおもちゃを使って、愛犬が最も喜ぶ遊び方で遊んであげましょう。

7.甘噛してくる

子犬の甘噛み

犬歯と犬歯の間に生えている前歯の部分(切歯)だけで指や腕などを噛んだり、なめながらおしゃぶりをするように噛んだりするのは、子犬に多い愛情表現の一つで、「甘噛み」といいます。

本気ではありませんので、痛くありません。

犬の愛情表現の一種ですが、力の加減が分からないと本噛みになってしまったり、噛み癖がついてしまったりすることもあるので、やめさせた方が良いでしょう。

一緒に遊ぶ時には直接手で遊ばずに、おもちゃを介して遊ぶことです。

また、歯が生え始めたり抜け替わる時期には特に噛みたがりますので、噛んでもいいおもちゃを与えるようにしましょう。

8.後ろをついてくる

分離不安症

「散歩に行きたい」「お腹が空いた」「一緒に遊びたい」などの要求があって飼い主さんの後ろをついてくる場合は、願いが叶えばついてこなくなります。

しかし飼い主さんが大好きでたまらない気持ちが高じた結果、飼い主さんが離れてしまうと不安になり、常に飼い主さんの後ろをついてくるようになる場合もあります。

これがエスカレートすると、分離不安症にも繋がります。

愛犬が、「自分は愛されている」「捨てられることはない」と信じられるように、しっかりと向き合うことで愛犬の不安を払拭し、適度な距離感でいられるようにしてあげましょう。

まとめ

愛犬と遊ぶ

愛犬からの「大好き」アピールを受け止めたら、しっかりと愛犬に向き合ってコミュニケーションを図りましょう。

その際、飼い主さんは真剣に、そして心から一緒に楽しまなければなりません。

犬は、飼い主さんの無意識の仕草や行動、声の調子などから飼い主さんの感情を読み取るからです。

上の空や何かをしながら愛犬と一緒に過ごしている場合、どんなにその時間が長かったとしても、愛犬には寂しさや愛されていないというマイナスのメッセージを与えてしまいます。

愛犬の気持を汲み取って良い関係を築くためには、愛犬をよく観察することと、飼い主さんも一緒に心から楽しむことが大切です。

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