体調管理に効果的!犬の免疫力を高める『5つの食べ物』
冬は人も犬も体調を崩しがちな季節なので、体調管理が大切になります。そこで、今回は犬の免疫力を高める食べ物を5つご紹介します。
与える際の注意点や分量なども解説していくので、おやつ代わりに、ドッグフードのトッピングなどに活用してみてください!
1.プレーンヨーグルト
すでにおやつ代わりなどで与えている人もいると思いますが、砂糖不使用、無添加のプレーンヨーグルトは、犬にとっても免疫力を上げてくれる健康食品です。
ヨーグルトを食べることで整腸作用や免疫力向上、さらに食欲のない犬も食べやすいため、食欲増進にもつながります。
しかし、与えすぎると消化不良を引き起こし下痢になる恐れがあるため、1日に与える量は小さじ1杯程度、大型犬であれば小さじ4杯程度に止めるようにしましょう。また、味付けは肥満の元になるため、味付けせずに与えてください。
2.ひきわり納豆
あらゆる栄養素を含んでいる納豆は、犬にも健康に良い食品です。筋力や体力をつけるにも役立ちますし、大豆サポニンによる免疫力向上や抗酸化作用も期待できます。犬が食べやすいよう、粒が小さめのひきわり納豆がオススメです。
1日に与える量は小型犬は大さじ1杯程度、中型犬は1/2パック、大型犬は1パックまでが目安となります。与えすぎても栄養バランスに支障をきたすため、与えすぎには注意が必要です。あくまでも目安となる分量で、個人差があります。実際の体格差や運動量、年齢によって異なります。
納豆には醤油や辛子といった調味料が付いていることが多いですが、こうした調味料による味付けもNGです。また、犬の中には大豆アレルギーを発症する子もいるため、最初は一口程度与え、様子を見るようにしてください。
3.ひじき
ひじきには、鉄分や食物繊維、カルシウムなど多くの栄養素が含まれています。こちらも犬が健康食品として問題なく食べることができるため、ドッグフードのトッピングやおやつ代わりに最適です。
ひじきも味付けはせず、そのまま適量を与えることが望ましいです。ひじきに含まれるマグネシウムは、摂取しすぎると尿路結石症を引き起こす恐れがありますし、食物繊維を摂取しすぎることで下痢になってしまう可能性もあります。
また、ひじきはアレルギー症状を引き起こす犬もいるため、最初に与える際は少量のみを与え、しばらく様子を見るようにしてください。与える頻度も月に2回程度にとどめ、1回の量は小さじ1杯程度を目安にしましょう。
4.サバ
青魚の1つであるサバは、日本でも人気の魚です。犬に与える際は、必ず加熱をした上で骨などを取り除き、犬が食べやすい状態にほぐして与えるようにしてください。
サバには、カルシウムや犬にとって必須である動物性タンパク質、生活習慣病の予防にも最適なタウリンやオメガ脂肪酸が含まれています。通常のフードでは摂取しにくいDHAやEPAも含まれているため、適量や与え方を守り与える分には健康効果が期待できる食品とされています。
1日に与える量は小型犬であれば30g程度、中型犬は50g以内、大型犬は100g以内を目安にとどめましょう。また、サバなどの青魚には不飽和脂肪酸がたくさん含まれており、日常的に摂取してしまうと黄色脂肪症という病気を発症してしまうことがあります。毎日与えると与えすぎとなる危険性があるため、週に1回ほど与えるのが理想です。
5.さつまいも
甘くて美味しいさつまいもは、愛犬が大好きというご家庭も多いでしょう。さつまいもには食物繊維をはじめ、ミネラルやビタミンなども含まれているため、免疫力を上げてくれるだけでなく、便秘解消や抗酸化作用、皮膚を丈夫に保ってくれる効果などが期待できます。
ただし、甘くてカロリーも高いため、与えすぎると肥満になったり偏食気味になったりする恐れがあります。1日に与える量は1口〜3口ほどにとどめ、与えすぎないように注意してください。
また、生のまま与えてしまうと消化しにくくなってしまいます。必ず加熱処理をした後、しっかりと冷ました状態で与えるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。普段のドッグフードだけでは補えない栄養素を食べ物から摂取することで、体調を崩しやすい冬に免疫力を高めることができます。与えすぎには禁物ですが、注意点を守り、適量を与えることで愛犬の健康を守りましょう。