マナー違反も…犬の散歩で絶対にしてはいけない『7つのタブー』
皆さんは犬の散歩中のマナーを守れていますか。また、きちんと正しい散歩で愛犬の安全を守れていますか。今回は、改めて犬の正しい散歩方法を確認するために、犬の散歩で絶対してはいけないタブーを紹介します。
1.リードを装着せずに『放し飼い』状態
絶対に犬の散歩でしてはいけない散歩方法に、ノーリード散歩が挙げられます。最近は、こうした完全なるマナー違反行為を見かけることは珍しくなりましたが、それでも未だに守らずノーリードで散歩させている飼い主を見かけます。
いくら大人しくお利口な犬であっても、犬は動物です。突然の衝撃に興奮してしまい、予想外の行動に出ることも十分考えられます。犬にも危険が及びますし、周囲を歩いている人にも危害が及ぶ可能性があるため、絶対にやめましょう。
2.リードを短く持たず垂れ下がった状態で散歩させる
意外とやりがちなタブー行為にリードを短く持たず、ぶらーんと垂れ下がった状態のまま散歩させる行為が挙げられます。基本的に、散歩中はリードを両手で短く持つことが鉄則です。しかし、中には片手でリードを長く持つ飼い主を見かけます。
こうした散歩の仕方は、犬が突然道路に飛び出してしまった時に対応できず、危険な目に逢わせてしまう可能性が高くなります。また、周囲の人に飛びつくなどの危険性もあるため、なるべく短く持ち危険に対応できるようにしましょう。
3.スマホなどを見たまま『ながら散歩』する
そもそもスマホを見たまま外を歩く行為自体が、犬がいなくてもタブーです。しかし、中には犬の散歩をしながらスマホをいじっている人もいるので、非常に危険だと感じます。
スマホを見ていると、どうしてもスマホの画面に注意がいってしまいます。その間に犬が道路に飛び出したり、他の人に飛びかかったりすることを考えると非常に危険です。スマホを見ながら散歩する行為は絶対にやめましょう。
4.吠えたり飛びかかったりしてもそのまま放置
飼い主の中には愛犬が吠えたり他人に飛びかかったりしても、「そんなに好きなの?」「また吠えちゃって」などと諌めることもなく放置する人がいます。これは飼い主としてNGです。
道を歩いている全ての人が犬を好きなわけではありません。中には犬に対して苦手意識や恐怖心を持っている人も多くいます。
吠えたり飛びかかったりしないよう日頃からきちんとトレーニングし、もしも吠えてしまった時は、飼い主がきちんと吠えることをやめさせる対応をとりましょう。
5.愛犬が排泄したウンチを持ち帰らない
最近は飼い主のマナーも良くなってきていますが、まだ道端に犬の糞が転がっている様子を見ると「愛犬の排泄物を持ち帰らないマナー違反者がいるんだな」と残念な気持ちになります。
愛犬が散歩中にウンチをした場合、絶対に飼い主が持ち帰らなければいけません。そのまま道端に放置していくと他の人の迷惑になります。「取りにくい場所だから」「ここなら気づかれないだろう」「少しだし」と理由をつけて放置して帰る行為は絶対にやめてください。
6.人の家や花壇などにマーキング(おしっこ)する
散歩中におしっこをしてしまう犬は多いですが、人の家の敷地内、あるいは玄関の前や道路に設置されている花壇などにマーキングする行為はタブーです。
自分の家の玄関や花壇におしっこをされて良い気分の人はいません。犬を飼っていないご家庭であれば、なおさら不愉快だと感じるでしょう。
地域によっては屋外(道路)でおしっこをする行為すら、タブーと考える地域もあります。その場合は、マナーベルトを着用して散歩するなどの配慮が必要です。
7.排泄したおしっこをそのまま放置
皆さんは愛犬がおしっこをした後、適切な処理をしていますか。意外とそのまま放置しているという人もいますが、飼い主としてウンチだけでなく、おしっこも適切な処理が必要です。
しかし、おしっこは持ち帰ることができません。おしっこの場合は、持ち歩いているトイレシーツなどである程度吸収し拭き取った後、水でその場を綺麗に洗浄する方法が最適です。
そのため散歩に行く際は、必ず水や予備のトイレシーツ、ウンチ袋など、排泄の際に処理するグッズを持参しましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬の散歩は犬に危険が及ばないよう、そして犬を連れていない他の歩行者にも配慮した行動を心がけることが大切です。皆が気持ちよく道路を歩けるよう、飼い主がきちんと愛犬の行動や散歩のマナーに責任を持ちましょう。