犬が穏やかな気持ちの時にしている仕草や行動
1.あくびをする
犬が穏やかな気持ちの時、あくびをすることがあります。
何か作業をしている時、愛犬のことを構ってあげられない時、チラっと様子を確認することがあると思います。
そんな飼い主の様子に気づいた犬があくびをするのは、「気にしなくていいよ」というサインなんです。
犬はそのとき穏やかな気持ちで過ごしているので、「落ち着いてリラックスできているから大丈夫だよ」ということを飼い主に伝えるためにあくびをするのです。
2.ベッドやケージで休む
犬が穏やかな気持ちの時、自分のベッドやケージで休んでいることがあります。
愛犬のベッドやケージは、家の中でもとくに安全な場所に置いていると思います。愛犬が快適に過ごせる場所を選んでいると思います。
その場所で休んでいるということは、穏やかでリラックスした状態であると言えます。
自分のベッドやケージをほとんど使ってくれない場合は、「その場所があまり好きではない」「穏やかに過ごせない」「快適ではない」という犬からのサインである可能性があります。
3.床に仰向けに寝転がる
犬が穏やかな気持ちの時、床に仰向けに寝転がっていることがあります。急所であるお腹を見せた状態です。
お散歩から帰って来た時、ごはんを食べ終わった時、よくする仕草や行動です。
「たくさんお散歩できて楽しかった♡」「ごはんを食べて満足した♡」というサインでもあると思います。
そんなところで寝転がらなくても…背中は痛くないかな?と、心配になるかもしれませんが無用です。
穏やかな気持ちでいるのであれば放っておいて大丈夫です。
4.飼い主の膝枕で眠る
犬が穏やかな気持ちの時、飼い主の膝枕で眠ることがあります。
飼い主に寄り添うことや温もりを感じることで穏やかな気持ちになれるのだと思います。
「何か不安を感じているのではないか」「くっついていないと安心できないのではないか」などと心配してしまうことがあるかもしれません。
飼い主がそばを離れた時、後をついて回ったり、呼び戻すために吠えたりしなければ大丈夫でしょう。
5.目を閉じている
犬が穏やかな気持ちの時、目を閉じていることがあります。
座って目を閉じたり伏せて目を閉じたり、寝る体勢ではなく、くつろぐ時の姿勢です。
庭や窓辺で日光浴をしている時によく見られる仕草や行動です。
犬が日光浴をすると、セロトニンというホルモンの分泌が活性化します。「幸せホルモン」とも呼ばれており、精神を安定させる作用があります。
犬が日光浴をすると幸せな穏やかに気持ちになることができるのです。
定期的に日光浴をさせてあげましょう。日照時間が減る季節は、日を浴びながらお散歩するのがおすすめです。
6.微笑んでいる
犬が穏やかな気持ちの時、微笑んでいることがあります。自然と口角が上がり、笑顔のように見えるのです。
飼い主をジッと見つめながら微笑む時は、飼い主も穏やかな気持ちでいるはずです。
気持ちを読み取り、自分も真似をしようと考えているのかもしれません。
飼い主の気持ちが穏やかではない時、イライラしたり緊張したりしている時は犬も微笑んでくれません。イライラや緊張が伝わってしまうからです。
まとめ
犬が穏やかな気持ちの時にしている仕草や行動を6つ解説しました。
- あくびをする
- ベッドやケージで休む
- 床に仰向けに寝転がる
- 飼い主の膝枕で眠る
- 目を閉じている
- 微笑んでいる
犬の仕草や行動をカーミングシグナルと言います。飼い主に気持ちを伝えるための方法です。
上手く読み取ってあげることができると、犬は「伝わった!」「分かってもらえた!」と嬉しくなります。
穏やかな時も仕草や行動で表現しています。どのように対応してあげたらいいのかも理解できますよね。