犬のしつけが上手にできない…失敗してしまう3つの理由と改善するためのコツ

犬のしつけが上手にできない…失敗してしまう3つの理由と改善するためのコツ

『犬のしつけに失敗してしまう理由』についてまとめました。どのようなことを改善するとしつけが上手くいくのか、コツを解説します。

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犬のしつけに失敗してしまう理由

見上げるボーダーコリー

1.一貫性がないこと

一貫性のないしつけは失敗しやすいです。

矛盾していること、筋が通っていないことを意味します。

一貫性のないしつけをすると、「昨日はああだったのに今日はこうだった」と、犬を混乱させてしまうからです。

  • コマンドが変わること
  • 飼い主の態度が変わること

主にこの2つを改善するとよいです。コマンドは1つ決めてください。

  • 「お座り」「座って」「シット(sit)」
  • 「おいで」「来てごらん」「カム(come)」
  • 「伏せ」「ダウン(down)」
  • 「ちょうだい」「放せ」「ドロップ(drop)

全て意味は同じようでも犬にとっては全く違う言葉です。

しつけの度に飼い主の態度が変わることも犬を混乱させてしまいます。

気分次第で態度を変えないようにするとよいです。

しつけは一貫性を持たせることで上手くいきます。

2.時間をかけすぎる

トレーニングに時間をかけすぎると、しつけに失敗しやすいです。

犬が1つのことに集中していられる時間は、わずか5分程度と言われています。

犬の集中力が切れているのにトレーニングを続けようとすると、「嫌な経験」と捉えられてしまいます。

改善すると良い点は、トレーニングを始めるタイミングと時間です。

犬が嬉しそうに楽しそうに興味を持ってくれている時にトレーニングを始めます。

そして、犬が集中して楽しんでいる間にトレーニングを終えられるとよいです。

集中力が切れてしまったなと感じたら、途中であってもその日のトレーニングは終わりにしましょう。

また次の日も楽しくトレーニングをしてもらうためです。よい印象のまま終えるということです。

3.感情的になって叱ること

しつけの最中、感情的になって叱ると失敗しやすいです。

犬が言うことを聞いてくれない時、つい感情的になってイライラしたり叱ったり、怒鳴ってしまうことがあるかもしれません。

そうすると、「嫌な経験」と捉えられてしまいます。

強く叱ったり怒鳴ったりすると、飼い主を怖がるようになったり避けるようになったりしてしまいます。

また次に笑顔で明るくしつけをしようと思っても、犬は飼い主に近づくことさえ嫌になってしまいます。

前回の経験を思い出し、不安や恐怖を感じてしまうからです。

改善したい点は「叱り方」です。正しく叱る自信がないのであれば叱らないでください。

イライラしたり怒りたくなったりした時は、その日のトレーニングを終わりにしてください。

しつけを失敗した後にやってほしいこと

おやつをもらうジャックラッセルテリア

しつけに失敗したと感じているのであれば、「愛犬のいいところを褒めまくる」をやってみてください。犬だって飼い主に認められたいと思っています。

言うことを聞いてくれない時、失敗した時に叱ることをやめます。

そして、上手くできた時に思いっきり褒めます。

大袈裟なくらい褒めていいですし、ご褒美におやつを与えてもよいです。

しつけに成功する褒め方

例えば、トイレの失敗を叱られた犬は、室内でトイレをできなくなってしまいやすいです。

失敗を叱られたのではなく、「ここでトイレをしてはいけないんだ」と捉えられてしまうからです。

シートから少しはみ出てしまってもOKです。

シートまで行って排泄ができたのですから、「おりこうさん」「上手にできたね」と褒めてあげてください。

「ここがトイレなんだ」「ここで排泄していいんだ」と理解することができ、しつけに成功します。

まとめ

叱られて嫌な顔をする犬

犬のしつけに失敗してしまう理由を3つ解説しました。

  • 一貫性がないこと
  • 時間をかけすぎる
  • 感情的になって叱ること

しつけに失敗しやすい飼い主が無意識にやってしまいがちなことです。

この3つの失敗してしまう理由を改善することで、あっさり成功させてしまうかもしれません。

失敗してしまった後でも挽回できます。ご紹介した改善点やコツをぜひご活用ください。

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