可愛すぎる♡「ワンモナイト」とは
「ワンモナイト」は犬の寝姿のことを言います。
体をキュッと小さく丸めて眠ることがありますよね。巻貝のような形をしたアンモナイトに似ていることからワンモナイトと呼ばれるようになりました。
ワンモナイトする犬もいれば、しない犬もいます。
我が家には二頭の愛犬がいますが、それぞれワンモナイトする派と全くしない派に分かれています。みなさんの愛犬はいかがでしょうか。
犬がワンモナイトする時の心理を一緒に探ってみましょう。
気を付けるべきこともありますので、愛犬がワンモナイトしている時は注意して見てあげてください。
犬がワンモナイトする時の心理
敵から身を守るため
犬がワンモナイトするのは、敵から身を守るためです。
野生で暮らしていた頃の犬は、敵から身を守るために小さな巣穴を掘って生活していました。キュッと体を丸めなければならないほどのサイズだったのかもしれません。
その名残が現代の犬にもあり、ワンモナイトして眠るのが自然なのでしょう。
内臓の多くが存在するお腹周りは犬の急所ですし、体を丸めることで守ることができます。
睡眠中に体温を逃さないようにするための体勢でもあります。
寒い
犬がワンモナイトするのは、寒いからです。
犬が体を丸めて眠る姿は寒い季節になるとよく見られますよね。冷たい空気に体温を奪われてしまわないようにするためです。
子犬・シニア犬・老犬は体温調節を上手くできない場合があります。
暖かい犬用ベッドやマットを寝床に置いたり、防寒服を着せたりなど対応してあげてください。
暑い季節には気を付けるべきことがあります。
冷房の効いた室内でワンモナイトをしている時は、冷えすぎているかもしれません。犬も体を冷やしすぎると体調を悪くしてしまいます。
冷房病による嘔吐や下痢に注意してあげましょう。
お腹が痛い
犬がワンモナイトする時、お腹が痛い可能性があります。
季節の変わり目で体調を崩したのかもしれません。食べた物が体に合わなかったのかもしれません。風邪をひいていることもあります。
よく耳を澄ませてみてください。きゅるきゅるっとお腹が鳴っていることがあります。
お散歩にも行き、食欲もあるのであれば1日くらい様子を見てみても構いません。
お水も飲まないという時はすぐに病院へ連れて行ってあげましょう。
気を付けるべきことは軟便や下痢をした時です。
そのまま放っていると何度も繰り返してしまい、脱水症状を起こす可能性があります。すぐに病院へ連れて行ってあげてください。
体が痛い
犬がワンモナイトしている時、体のどこかに痛みを抱えている可能性があります。筋肉痛や関節痛かもしれません。
「犬も筋肉痛になるの!?」と思われるでしょうか。犬の筋肉痛はまだ医学的解明がされていませんが、運動の後に起こる可能性があるとされています。
いつもより長時間お散歩をした時、普段は走ることのない犬がドッグランで思いっきり走った時、筋肉の繊維細胞が傷つき、痛みを起こすことがあります。
気を付けるべきことは、シニア犬や老犬の関節痛です。
加齢と共に軟骨がすり減り、変形性関節痛になることがあります。
お散歩を嫌がるようになったり、途中で歩かなくなったり、歩き方に違和感があるなどすることがあります。
もっと気を付けるべきことは、若い犬の肥満による関節痛です。体重の増加が関節に負担を与え、炎症や痛みを悪化させることがあります。
まとめ
犬がワンモナイトする時の心理を解説しました。
- 敵から身を守るため
- 寒い
- お腹が痛い
- 体が痛い
単純に「丸くなって寝るのが好きなんだよ♡」という犬もいます。
ちゃんと自分で寝返りを打つことができているか、他の体勢でも眠ることがあるのか、確認してみてください。