犬が『一緒に寝たい』と感じる人の特徴3つ!選ばれる基準や寝る時の注意点

犬が『一緒に寝たい』と感じる人の特徴3つ!選ばれる基準や寝る時の注意点

かわいがっている愛犬が一緒に寝る相手に自分を選んでくれないのは、ちょっと寂しいものです。そして、愛犬は何を基準に一緒に寝る人を選んでいるのか気になりますよね。犬が『一緒に寝たい』と感じる人の特徴を知れば、その基準が見えてきます!

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犬が『一緒に寝たい』と感じる人の特徴は?

男性と一緒に眠る犬

犬は本来群れで暮らす動物であるため、誰かと一緒にいると安心する習性があります。その習性もあって、誰かと一緒に寝たがる犬は少なくありません。とはいえ、初対面の人と一緒に寝ようとする犬はあまりいないでしょう。

やはり共に暮らす家族と一緒に寝たがりますが、その家族の中でも特定の人としか寝ないことがあります。

では、犬が『一緒に寝たい』と感じる人にはどのような特徴があるのでしょうか?その特徴は、犬から『一緒に寝る人』として選ばれる基準でもあるのでぜひ参考になさってくださいね。

1.犬が信頼している

睡眠中はこの上なく無防備な状態であるため、信頼していない人のそばでは安心して眠ることができません。

一方、信頼している人のそばなら「何があっても守ってもらえる」という安心感があり、ゆっくりと眠ることができます。そのため、信頼している人に対して『一緒に寝たい』と感じる犬は多いでしょう。

2.寝相がよく、静かに寝る

寝相が悪かったり、いびきがうるさかったりする人は、一緒に寝る相手として避けられる傾向にあります。

寝ている間に何度もキックやパンチをお見舞いされたり、うるさいいびきで起こされたりしては安眠することができないからです。歯ぎしりや寝言も同様です。

一緒に寝るのなら寝相がよく、静かに寝る人がいいというのは、人も犬も同じでしょう。

3.寝心地のいい寝具で寝ている

人それぞれ寝具には好みがあり、硬めのマットレスや敷布団を好む人もいれば、柔らかめのものを好む人もいます。

犬の寝床の好みもそれぞれで、その好みに合った寝心地の寝具で寝ている人に、犬が『一緒に寝たい』と感じることもあります。

つまり犬は、心地よく眠れる環境にこだわって一緒に寝る人を選ぶことがあるということです。

犬と一緒に寝る時の注意点は?

クレートで休むジャック・ラッセル・テリア

愛犬と一緒に寝たいけれど「犬と一緒に寝るのはよくない」と見聞きして、どうするべきか迷う飼い主さんは多いのではないでしょうか。

「犬と一緒に寝るのはよくない」と言われるのは、健康面や安全面、しつけ面などにおいて問題となる点があるからです。

注意点を守り問題が起こらないようにすれば、絶対に寝てはいけないわけではないのです。犬と一緒に寝る時の注意点をご紹介していきます。

1.寝具と犬の清潔を保つ

犬と一緒に寝る場合、犬の抜け毛やフケ、よだれなどが寝具に付着するのはどうしても避けられません。そしてそれをそのままにしておくのは不衛生で、人がアレルギーを発症する可能性もあります。そのため、寝具と犬の清潔を保つことが重要になります。

洗える寝具はこまめに洗い、犬も定期的なシャンプーやこまめなブラッシングを行い、散歩の後は足をきれいに拭きましょう。犬についたノミやダニが寝具に移動することがあるので、予防薬の投与も忘れてはいけません。

また犬が排泄を我慢してしまったり、寝具に粗相をしてしまったりしないように、寝室にも犬用のトイレを用意しましょう。

2.安全な寝具を選ぶ

犬と一緒に寝る時は、衛生面だけでなく安全面にも注意が必要です。人が寝返りを打った時に犬を下敷きにしてしまう恐れがあり、小型犬や子犬の場合は、ケガだけでは済まず圧死の危険があります。

また、高さのあるベッドは犬が落下してケガをしたり、乗り降りで足腰に負担がかかり、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼を起こす可能性があります。小型犬は足の骨が非常に細いため、ベッドから飛び降りた時の衝撃で骨折してしまうことも。

犬と一緒に寝るのなら安全面を考えて、寝具は十分な広さのあるフロアベッドや布団を選ぶといいでしょう。高さのあるベッドで一緒に寝る場合は、落下防止の柵をしたり、スロープやステップを設置したりして危険を回避しましょう。

3.クレートトレーニングをする

飼い主さんと一緒に寝ることが習慣になると犬が分離不安(飼い主さんがそばにいないことに強い不安を感じ、体調不良や問題行動を起こす心の病気)になり、ひとりで寝られなくなるケースがあります。

そうなってしまうと留守番をする時や動物病院に入院する時、ペットホテルに宿泊する時、災害時に同行避難する時などに、犬が大きな不安やストレスを感じることになります。

飼い主さんと一緒でなくても寝られるように、クレートトレーニングをしましょう。クレートトレーニングをすることで、クレートが犬にとって安心してリラックスできる場所となります。

飼い主さんと一緒に寝るのは犬がクレートで寝られるようになってからにして、一緒に寝るようになってからも別々に寝る日を作りましょう。

4.「オリテ」「ドイテ」を教える

犬が飼い主さんのベッドや布団で寝ているうちに、そこを自分専用の場所だと思ってしまうことがあります。その場合、飼い主さんがベッドや布団で寝ようとすると唸ったり、噛みついたりするようになる可能性があります。

そうならないように「オリテ」「ドイテ」を教え、飼い主さんに指示されたら移動するというルールを作ることが大切です。

教え方は、フードで誘導し「オリテ」「ドイテ」と声をかけ、犬が移動したらほめてフードを与えます。根気よく練習して最終的にはフードなしでもできるようにしましょう。

まとめ

ベッドで眠るビーグル

今回は、犬が『一緒に寝たい』と感じる人の特徴を3つご紹介しました。犬も人も一緒に寝る相手に求める条件は共通している部分が多いようです。

犬と一緒に寝るのは絶対NGというわけではありませんが、さまざまな問題点があるのは事実です。愛犬と一緒に寝る場合はご紹介した注意点を守り、問題を軽減するように努めましょう。

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