犬が『散歩に行きたくないなあ』と言っている時の仕草や態度4選
犬を飼うと毎日のお散歩は当然のこと!という考えもありますよね。当たり前のようにお散歩の用意をしても、何だか愛犬が「行きたくない…」と言っているように見える態度をすることもあるはず。
犬も色々な理由でお散歩に行きたくない日もあるようでうです。
お散歩前のルーティーンとして、おそらく「お散歩行くよ!」と愛犬に声をかける、またリードを手するなどがありますよね。そのとたん目をキラキラさせながらピョンピョンとジャンプをして喜ぶなど、何かしら愛犬からの感情表現もあると思います。
しかし、「散歩に行きたくないなあ」と思っている時はいつもとリアクションがまったく違うと思います。そんな時の仕草や態度を探ってみましょう。
1.逃げる
飼い主さんがお散歩の準備をしているのを察したとたん、逃げ出してしまう犬もいるよう。お部屋の中を捕まらないようにグルグル走り回って逃げたり、なかにはお散歩を察した瞬間に見つからない場所に隠れる犬もいるようです。
2.歩こうとしない
カラーやハーネスつけてリードもつけた!飼い主さんもお散歩グッズをしっかり持って準備万態!「さぁ行くよ!」というタイミングで、ピタリと動かなくなってしまうことも。
何度声をかけても頑として歩こうとしない時は「行きません!」という強い意志があるのかもしれません。
3.うわの空
なんとなく「うわの空」になっている。お散歩準備として肉球保護のために靴を履かせたり、季節によっては防寒のため洋服を着せたりする際、どこか遠くを見つめボンヤリするなど、「お散歩には興味ありません」といった態度でそっぽを向く。寝ていたいのかもしれません。
4.無反応
いつもなら「お散歩」という言葉を聞いただけでワクワクする犬でも「今は行きたくないな」と感じている時は、まったく何のリアクションもしないことがあるでしょう。ジッと飼い主さんを見つめるだけで、その時はいつもより少しだけ冷めたような表情をしていることが多いと思います。
犬が散歩に行きたがらない理由
1.カラーやハーネスのサイズが合っていない
犬のお散歩に必須なのがカラーやハーネス。これらのサイズが合っていないと犬の体に負担がかかると共に、愛犬自身も苦しさを感じてしまいます。
「お散歩=苦しいもの」と感じていたらお散歩に行きたがらないのも当然ですよね。カラーやハーネスのサイズ感はこまめにチェックしてあげましょう。
2.疲労や眠気
一概に年齢だけで言えることではないですが、成犬と呼ばれる年齢までは体力も気力も旺盛で元気いっぱい。毎日のお散歩も十分に楽しめる犬が多いと思います。
シニア期に差し掛かる年齢になると少しずつ寝ている時間も増えてきて、疲労を回復させる時間も長く必要になってきます。
「今は寝ていたい…」や「ちょっと疲れてるんだよな」と感じている時はやはりあまりお散歩には行きたがらないでしょう。見極めが難しくはなりますが、無理にお散歩に連れ出すと余計に疲労が溜まってしまうこともあります。
年齢を重ねた犬に関しては「お散歩に行きたくない」という態度が見られた時は無理に連れ出さない、また短めのお散歩コースに変更するなど愛犬の様子を見ながら対応してあげましょう。
3.体調不良
犬がお散歩に行きたくないという態度を見せる時、病気や怪我などで体調が優れない可能性もあります。痛みや苦痛を感じているのならお散歩を拒否する以外にも、いつもと歩き方が違う、食欲不振、下痢など何かしら異常が確認出来ると思います。
いつもであればお散歩が大好きな犬が、急に行きたがらない時は特に注意して愛犬の状態を確認しましょう。
4.季節ごとの気温
毎日お散歩に行っていると、犬もしっかりと「気温」を感じ記憶に残ります。真夏の暑い時期、また逆に真冬の凍てつく寒い時期などに散歩に行きたがらない犬も少なくないよう。
暑い季節は熱中症のリスク、寒い季節には体が冷えすぎて体調を崩してしまったり、足の指に炎症を起こしてしまうこともあります。
基本的にお散歩は毎日行ったほうが良いですが、気温が高すぎる日や寒すぎる日にはお休みしてご自宅でたくさん遊んであげましょう。
まとめ
犬は基本的に「外」を好む個体が多いです。気まぐれに「お散歩に行きたくないな」と感じることもあると思いますが、なにか「行きたくない」理由があることが多いはず。愛犬の「お散歩に行きたくない」理由を見つけ出して対応してあげましょう。