犬が狭い場所に顔を突っ込みたがる理由
1.眩しいから
犬が狭い場所に顔を突っ込みたがるのは、眩しいからです。
狭くて暗い場所に顔を突っ込むことで、眩しい光を遮りたいのです。
室内の照明が明るすぎるなんてことはありませんか?
LED電球ってめちゃくちゃ明るいですよね。何か作業をしたい時は人間でも眩しくて煩わしく感じてしまうことがあります。
犬も同じように、眩しい光を嫌がることがあるのではないでしょうか。
ゆっくり体を休めたい時、リラックスしてくつろぎたい時、お気に入りの場所で眠りたい時など、照明を暗くしたり消したりして対応してあげるとよいと思います。
2.何となく興味を持ったから
犬が狭い場所に顔を突っ込みたがるのは、何となく興味を持ったからです。
この狭い隙間には何があるのだろうか?顔を突っ込んだら何か起こるのだろうか?と、気になってしまったのでしょう。
好奇心旺盛な犬や興味を持つとすぐに行動したくなる犬によくある行動だと思います。警戒心よりも好奇心の方が勝っているのでしょう。
3.さっき飼い主が覗いていたから
犬が狭い場所に顔を突っ込みたがるのは、その狭い場所を飼い主が覗いていたからです。
犬は飼い主の行動を真似したがることがあります。
その狭い場所が何であるか分からないのであれば尚更確かめてもみたいですし、真似をせずにはいられないのでしょう。
その先に何があるか分からなくても、面白くて楽しいことが怒らなくても、とりあえず顔を突っ込んでみたいのです。
4.猟犬の狩猟本能
猟犬の狩猟本能として、狭い場所に顔を突っ込みたがることがあります。
例えば、キツネやウサギなどの地面に巣穴を掘って暮らす小動物を捕えることを目的として狩りをしていた犬種が挙げられます。
小型獣用の猟犬として活躍していた犬種には次のような犬がいます。
- ヨークシャーテリア
- ブルテリア
- ノーフォークテリア
- ジャックラッセルテリア
家庭犬としても人気の高いテリア種ばかりですよね。
お散歩中、狭い場所を見つけると顔を突っ込みたくなってしまうことがあるかもしれません。
自然豊かな野原や散策コースには、野生の小動物が巣穴を掘っていることがあります。
犬の好奇心や本能が満たせるお散歩コースになるのではないでしょうか。ぜひお出かけしてみてください。
5.包まれているようで安心する
犬が狭い場所に顔を突っ込みたがるのは、包まれているようで安心するからです。
ソファーの隙間やクッションとクッションの間など、やわらかくて暖かい素材の狭い場所に顔を突っ込むことがあります。
取り込んだ洗濯物の山に顔を突っ込んだり、飼い主が脱ぎ捨てたパジャマに顔を突っ込んだり…。
大好きな安心できるにおいがする、ということもポイントなのではないでしょうか。
6.食べ物が隠してある
食べ物が隠してある狭い場所に顔を突っ込みたがることがあります。
自分のおやつやドッグフードの隠し場所はほとんどの犬が知っているはずです。
(顔を突っ込んだら取り出せるかも…)と必死になっているのかもしれません。
あわよくば、飼い主の美味しそうな食べ物を取り出すことができたらラッキー!とも思っているかもしれません。
愛犬が絶対に取り出すことができないように万全の対策をしておきましょう。
まとめ
犬が狭い場所に顔を突っ込みたがる理由を6つ解説しました。
- 眩しいから
- 何となく興味を持ったから
- さっき飼い主が覗いていたから
- 猟犬の狩猟本能
- 包まれているようで安心する
- 食べ物が隠してある
(どうしてそんな狭い場所に顔を突っ込んでいるのか…)と不思議に思った時は、あなたも犬と同じように覗き込んでみてください。新しい発見や面白い発見ができるかもしれません。
私は何カ月も探していたアクセサリーを発見できたことがあります。大掃除をしても出てこなかったのに…不思議ですよね。好奇心旺盛な愛犬のおかげで発見できました。